芸術、音楽、伝統を通じて両地域の文化の架け橋となります。この参加は、グアナファト州文化庁が推進する文化外交戦略の一環であり、日本との創造的かつ制度的な関係を強化することを目的としています。
今回のプログラムでは、先住民の伝統と現代的表現を融合させた芸術的な構成を通じて、グアナファトを「生きた文化の地」として紹介します。その中でも注目されるのが、2003年にレオンで結成されたマリアッチ・フベニル・カンペロスの演奏や、グアナファトを象徴するモヒガンガ(巨大な操り人形)の登場です。
芸術の架け橋となる展覧会
今回の参加のハイライトのひとつは、「グアナファトの風景と伝統」展の開催です。この展覧会は、5月5日より広島県民文化センター第3展示室で催され、グアナファト出身アーティストによる25点の作品が展示されます。

ディエゴ・リベラ、ヘスス・ガジャルド、オルガ・コスタ、ホセ・チャベス・モラード、フェリシアーノ・ペーニャ、ノルマ・カルモナ、レオポルド・ゴットリーブといった著名な芸術家の作品が展示され、グアナファトの文化的ルーツを称えるビジュアル・ナラティヴ(視覚的物語)を構築しています。展覧会は5月9日まで開催される予定です。
交流、革新、文化外交のアジェンダ
グアナファト州の代表団は、在日メキシコ大使館と協力し、芸術、学術、外交的な連携を促進するアジェンダを展開します。この活動には、音楽演奏、伝統芸術の紹介イベント、そして主要な日本の文化機関との会合が含まれ、新たな協力の道を切り開くことを目指しています。
文化活動と交流の場
この国際化戦略の一環として、グアナファト州と日本の間で、芸術、教育、地域社会の結びつきを強化するために、さまざまなイベントや共同プロジェクトが企画されています。