『Koko』誌を通じて、グアナファト州の日本人コミュニティの皆さまにご挨拶できることを大変嬉しく思います。
私たちは現在、グアナファト州と日本の経済的•文化的関係をさらに強化するために、日本で訪問活動を行っています。そのことを共有できる機会をいただき、誠にありがとうございます。
皆さまもご存じのように、私たちは日本の国としての闘いの歴史、才能、そして規律を深く敬愛し、尊敬しています。これらはグアナフアト州の人々の本質にも通じるものであり、私たちを結びつける多くの共通点が存在しています。グアナフアト州では、日本との友好関係を築いてきたことを、心から誇りに思っています。
さらに、日本は私たちの大切なビジネスパートナーでもあります。現在、グアナフアト州はメキシコにおける日本の投資家にとって最良の投資先となっています。
2006年から2025年4月までに、145社の日本企業から89億8,900万ドルの投資を受け、その結果4万8,140人以上の雇用が創出されました。口で言うのは簡単ですが、これは長年にわたる努力の結果です。
このように、日本の存在はここ数十年のグアナファト州経済発展の鍵となってきました。特に自動車産業においては、グアナファト州を技術革新、才能、生産性の中心地へと導いてくれました。
マツダ、ホンダ、トヨタという日本の主要自動車メーカー3社の存在により、グアナファト州は現在、ラテンアメリカで最も活気のある自動車産業クラスターを形成しており、メキシコ最大の自動車生産地でもあります。
しかし、私たちの関係はビジネスだけにとどまりません。文化的、友好的、そして連帯的な絆もあり、5月初旬のこの訪問を通じて、さらにそれを強化してまいります。今回の訪問の成果や詳細については、今後も皆さまにご報告いたします。
グアナファト州を第二の故郷としてくださる在住の日本人コミュニティの皆さまに、心より感謝いたします。
リビア·デニス·ムニョス·レド
グアナファト州知事
