グアナファト州は日本企業にとって依然として魅力的な場所です。マツダ、ホンダ、トヨタといった自動車メーカーの進出により、同州は日本企業の投資先の第一候補となっています。
ジェトロ・メキシコの中畑貴雄所長はココ・メキシコのインタビューで、グアナファト州は自動車産業だけでなく、飲食業やサービス業の日本企業にとっても大きな可能性がある。そして、グアナファトの立地や交通インフラが、アメリカに輸出する日系企業にとって適していると述べました。
メキシコには現在約1600社の日系企業があり、バヒオ地域には約600社でそのほとんどがグアナファト州に位置しています。
ホタテがメキシコに上陸
中畑所長の報告によると、自動車産業向けの部品のほかにも、日本原産の貝類ホタテがメキシコに輸入されており、メキシコシティ、モンテレイ、グアダラハラ、レオンの日本食レストランで食べられるようになっています。
日本米もメキシコへの市場参入が妨げられていた規制が解除され、すでにメキシコ国内で販売されています。
さらに、日本酒の販売もメキシコで大幅に増加しています。