トヨタ・グアナファト工場は、2025年にフル生産能力である年間150千台まで増産します。
「2023年には111千台の生産を達成し、2025年にはフル生産に達すると予測しています。この成長に伴い、各製造プロセスにおいて継続的な改善、効率化、卓越した技能の向上続けていきたいと考えております。この努力を続けてこそ、お客様の需要にお応え続けることができると確信しています」と、トヨタ・モーター・マニュファクチャリング・デ・グアナフアトのフランシスコ・ガルシア社長は述べました。
持続可能な発展を推進するため、御社は地域社会とどのように関わっていますか?
トヨタは、メキシコ国内で最も尊敬されるモビリティ企業になることを目指しております。この目的を達成し、すべての人々に対し幸福をもたらすという当社の目標を達成するには、持続可能な発展に貢献し、事業を展開しているコミュニティを改善していく行動をとる必要があります。当社は、トヨタの2050年環境チャレンジと国連の持続可能な開発目標(SDGs)に基づいた広範なESG行動計画を掲げています。この計画は、環境、交通安全、教育という 3 つの基本的な柱に焦点を当てています。
トヨタは、事業を展開する地域社会において環境・社会活動に取り組んでおります。代表的な取り組みを申しますと、Instituto Mexicano de Tecnología del Agua(IMTA)と協力して、グアナフアト州エル・カスティージョにて下水処理場を建設しました。またネウトラにて固有種の植林キャンペーンを実施したり、地元の教育機関で植林と環境教育を推進するGreen Days活動も行っております。
教育分野においては、グアナファト州政府の「ラーニング・テリトリーズ・プログラム」に参加し、学生たちが専門的な視野を広げていけるように工場見学実施しております。また、私たちは様々な投資、寄付、ボランティア活動を通じてあらゆるレベルの学生をサポートしてきました。私たちが支援してきた団体の中には、AMANC Guanajuato や APAC Celaya があり、毎年仕入先様・関係会社様にもご協賛いただき実施しているチャリティー・ゴルフ・トーナメント等の取り組みで、寄付金として1,300万ペソ集める事ができ、AMANCで小児がん患者をケアするシェルター「Yuuki」の建設や、APACでリハビリ用プールの更新・拡張といった大きなインパクトをもたらすプロジェクトに協力することができました。
同様に、トヨタは地域開発を強化するために様々な政府機関や市民団体と協力協定を結び、学校や職業訓練センターに対し器具、コンピューター機器、家具の寄贈等を行っております。これらのプロジェクトにトヨタ・モーター ・マニュファクチャリング・グアナファト(TMMGT)の様々の部署の従業員がボランティア参加しており、社会貢献をすることによって、相互支援とコミュニティ発展の理念が反映されていると思います。