東京オリンピックはメキシコと日本を結ぶイベントでもあります。グアナファト州と友好都市関係にある広島県は、事前キャンプ地としてオリンピックに出場する全メキシコ人アスリートを迎え入れます。
2017年に、広島県はメキシコ選手団を受け入れることを発表し、県内10か所がホストタウンとして登録されました。
そして、歴史的な出来事を記念して壁画を描くというメキシコの伝統文化に従い、メキシコオリンピック委員会事務所で壁画の完成式が行われました。このプロジェクトの総括責任者であるミノル・アレハンドロ・グティエレスさんはイベントで、「言語の枠を超え、両国間のこの歴史的な出来事を象徴する記録を壁画に残したい。」と語りました。
この壁画の制作者は、30年の経験があるアドリ・デル・ロシオさんとカルロス・アルベルトさん兄弟です。