Por Larissa Torres
グアナファト州は3800万ペソを投入して新たに移動型COVID-19州立病院を設立しました。新型コロナウィルス患者を対象にした専門病院はこれで3カ所目です。
新病院はレオン市ラ・プエルタ・ミレニオ付近のグアナファト大学レオンキャンパスの敷地内にあり、表面面積は約3000平方メートルです。
このエアドーム病院はターボ送風機で連続送風されており、施工期間は約3日です。ほかの場所への移動も可能です。
病院内には、酸素タンク、呼吸器、ストレッチャーなど新型コロナ患者へ対応するための医療施設が整っており、病床数は40床です。
また、AED(心肺蘇生)室、レントゲン検査室、超音波検査室、検体検査室の4つのエリアも配置されています。電気エネルギー、水、排水溝、医療用ガスも装備されており、感染の可能性がある廃棄物処理も徹底されています。
現在グアナファトにある新型コロナ専門病院は、3月の早い段階で指定された旧レオン市立病院、州立サラマンカ緊急病院、そしてこの移動型COVID-19州立病院の3棟です。