日系人コミュニティによって2年ごとに行われるメキシコ全国日系人大会が、今年はレオンで開催されます。バヒオ地域での開催は今回が初めてで、日本とメキシコ社会の文化的な絆を深めることを目的としています。 イベントは5月28日から31日まで、レオン文化フォーラムで開催され、日本の伝統、食文化、そして日本を代表するポップカルチャーなどが紹介される予定です。 日系コミュニティとは、日本から移住し、現在は世界各国で生活基盤を築いている日本人およびその子孫を指します。メキシコの日系コミュニティは、2年に一度、自らの文化的遺産を共有し、世代を超えた交流を深めるために全国大会を開催しています。 バヒオ地域日系コミュニティの会長であるエンリケ・加藤氏は、「今回の開催により、日本とメキシコの歴史的な結びつきについて、より多くの人々に知ってもらう機会になる」と語りました。両国の関係は400年以上前にさかのぼり、日本人の一団が商業関係を築くためにアカプルコに到着したことがその始まりとされています。 現在、バヒオ地域には50以上の家族からなる約70人の日系人が暮らしており、地域社会の中で文化交流の架け橋として重要な役割を果たしています。
グアナファトの魅力
アナフアト州政府は、「グアナフアトの魅力」というプログラムを開始しました。このプログラムは、地域観光の促進と、州内7つの地域が持つ文化的・自然的な豊かさを認めることを目的としています。 この取り組みは、それぞれ独自のアイデンティティを持つこれらのコミュニティを通じて、グアナフアトの本物の魅力を体験することを目指しています。 なぜ「エンカント(魅力)」のコミュニティを訪れるべきのか? グアナフアトの「エンカント」は、単なる観光地ではありません。それは付加価値のある体験です。これらの場所は次の点で際立っています: • 本物の遺産:歴史的遺跡や植民地時代の建築から、今も息づく伝統や地元の伝説まで。• 息をのむ自然:冒険、エコツーリズム、そして日常からの解放を誘う風景。• 忘れられない味:グアナフアトのアイデンティティの根源へと導く伝統料理。 カニャーダ・デ・カラチェオ。クリアカン山のふもとに位置し、美しい風景と伝統にあふれる散策地。 コルタサール プルアグア。州南部にある美しい隠れ里。古い農園(アシエンダ)の跡や湧水が残る。 ヘレクアロ ティエラ・ブランカ。オトミ族の自然と文化の聖地。 ティエラ・ブランカ アタルヘア。グアナフアト北部の山岳地帯に位置する楽園のような場所。 アタルヘア サン・ミゲル・デ・イストラ。風習と伝統が融合したシンクレティズム(融合文化)の地。 アパセオ・エル・グランデ チュピクアロ。グアナフアト州最初の住民が暮らしていた場所。 アカンバロ バジェ・デ・モレノ。ロボス山地に広がる、歴史と文化が溶け合う地域。 レオン
国際気球フェスティバルの興奮がレオンに到来
ラテンアメリカでも屈指の規模を誇る「国際気球フェスティバル(FIG)」が、レオンの地に帰ってきます。200基を超えるカラフルな気球が空を彩ります。 この華やかなイベントは、11月14日から17日までレオン・メトロポリタン公園で開催されます。朝6時半頃から気球の飛行が始まり、夜にはカリン・レオンやグロリア・トレビといった人気アーティストによる大規模なコンサートで一日が締めくくられます。入場料金は335ペソから3,000ペソ以上までの各種チケットが用意されています。 おすすめ事項:
「メキシコと日本の現代版画展」:二つの国の芸術的な足跡
グアナファト芸術歴史博物館では、メキシコと日本の芸術的・文化的なつながりを称える展覧会「メキシコと日本の現代版画展」が開催されました。 この展覧会は2025年10月10日に開幕し、2026年2月15日まで一般公開されています。 日本とメキシコ、両国のアーティストによる50点以上の作品が展示されており、現代版画の多様な表現(銅版画、木版画、シルクスクリーン、ミクストメディアなど)の可能性を探求しています。 このプロジェクトは、両国の文化機関の協力によって実現したもので、長岡現代美術館および在メキシコ日本大使館の支援を受けて開催されています。
日本とグアナフアト州の共同プロジェクトを推進
在日メキシコ大使メルバ·プリア氏とグアナフアト州政府の代表団との会合において、両者の協力によるさまざまな生産プロジェクトの展開可能性について協議が行われました。 検討された取り組みの中には、日本とグアナフアト州間の技術·イノベーション分野におけるスタートアップ支援の推進、さらに日本の著名なファッションフォーラムをモデルに、モロレオン、ウリアンガト、ユリリアの繊維企業を強化する構想が含まれています。農業分野における協力プログラムの導入についても提案されました。 これらのプロジェクトは現在、両者による共同分析の段階にあり、進捗状況に応じて、2026年からの実施開始が見込まれています。これは、経済的·社会的な発展機会を創出することを目的とした共同アジェンダの一環です。 グアナフアト州代表団、日本を後に グアナフアト州の代表団は、外務大臣政務官である英利アルフィヤ議員より歓迎レセプションに招待されました。政務官は日本政府を代表し、グアナフアト州政府による日系企業への支援と配慮に対して感謝の意を表しました。 「現在のように国際情勢が大きく変動している時代において、日本とメキシコの関係は非常に堅固であり、これまで以上に重要です」とアルフィヤ政務官は述べました。 一方、州知事は、自身の初の海外訪問先として日本を選んだことの重要性を強調し、同州と日本には、商業、文化、そして友好関係において幅広い結びつきがあり、その証として州内に2,000人以上の日本人が居住しているとして、このように述べました「私たちにとって今回の訪問は非常に実りあるものでした。多くの重要な会合を行いましたが、このレセプションでは日本の政治的な取り組みやビジョンに触れることができ、政務官にお会いできたことも大変光栄です。今後もあらゆる分野で、日本との友好関係をさらに深めていきたいと考えています」。
センダ・デル・アリエロ:自然と伝統の観光
この観光ルートでは、グアナファトの農村コミュニティ、ノパール(ウチワサボテン)に囲まれた風景、そして先祖伝来の食文化を直接体験できる。 グアナファト州は、メキシコの本物の文化、歴史、そして伝統に触れることができる場所です。その魅力を満喫するために、五感で体験できるユニークな観光体験が提供されています。 訪問者は、グアナファト州の多くの自治体で提供されている食文化、冒険、文化、ロマンチシズム、そしてワイン観光(エノツーリズム)のルートから選ぶことができます。 レオン市から北へわずか54キロの場所に位置する「センダ・デル・アリエロ」は、グアナファトの自然、歴史、文化的ルーツとつながる体験を通して、昔のラバ飼いの生活を追体験するものです。 この旅には、エル・コポロのような遺跡や古いアシエンダを訪れたり、カヤックに最適なダム、星空の下でのキャンプファイヤーなどの自然体験、そしてワインの試飲、伝統料理のワークショップなどが含まれます。ウチワサボテンの原野や壮大な山々に囲まれながら、先祖伝来の食文化を味わい、メキシコ文化の精神を伝える伝説に耳を傾けることができます。 このルートで特にユニークなのは、古代のカミーノ・レアル・デ・ティエラ・アデントロの分岐に沿って歩く体験や、メキシコの伝統菓子「マサパン」作りのような職人ワークショップに参加できることです。 歴史、伝説、自然、文化が融合した環境の中で、伝統的昔ながらの生活様式を守り続ける農村コミュニティに直接触れることができます。 このアリエロ(ラバ使い)たちがラバとともに往来していた道は、「銀の道(カミノ・デ・ラ・プラタ)」とも呼ばれ、メキシコ・シティを起点にアメリカ・ニューメキシコ州のサンタフェまで続き、グアナファト州北部のエル・グラン・トゥナルなど、生物多様性の豊かな地域を横断していました。 このカミーノ・レアル・デ・ティエラ・アデントロ(巡礼路)は、人類にとって顕著な普遍的価値があるとして、2010年にユネスコの世界遺産に登録されました。
日本が感じたグアナファトの魅力
グアナファト州のリビア・デニス・ガルシア・ムニョス・レド州知事は、ルピータ・ロブレス・レオン観光長官とともに日本を訪問し、グアナファト州の観光資源と文化の魅力を積極的に紹介しました。今回の訪問は、観光誘致と日本からの投資促進を目的としたものです。 2024年、日本はグアナファトを訪れる観光客の出身国として第4位となり、15万5千人以上の日本人旅行者が同州を訪れました。 広島に息づく伝統 訪日プロモーションは広島でスタートし、伝統あるフラワーフェスティバルに参加。イベント会場にはグアナファトの手工芸品を展示したスペースが設けられ、2,000人以上が来場、交流しました。 大阪:美食とイノベーションの相乗効果 2番目の訪問地は大阪で、ミシュラン星付きメキシコ人シェフ、ウィリー・モンロイ氏が率いるレストラン「ミルパ」にて、観光地プレゼンテーションを開催。旅行業者、大手旅行代理店、インフルエンサーらが参加しました。 また、2025年大阪・関西万博を訪問し、グアナファトでのイノベーション・モデルの再現を視野に入れ、持続可能な観光に応用される技術を探求しました。 春日井・名古屋:サボテン(ノパル)から姉妹都市提携へ 春日井市では、市長、地元企業、大学関係者と交流。グアナファト州と春日井市に共通する象徴的な農産物「サボテン」の栽培地も視察しました。 東京:観光外交の最前線 東京では、日本政府観光局(JNTO)や、日本旅行業協会(JATA)旅行博の関係者と会談。 在日メキシコ大使館では、グアナファト州の魅力を紹介する公式プレゼンテーションが行われた後、同州産品を用いたカクテルレセプションが開催されました。 名古屋と愛知:投資へのゲートウェイ 名古屋では、市長や愛知県観光コンベンション局との会合を持ち、訪日プロモーションを締めくくりました。グアナファト州が注力する観光インフラプロジェクトを紹介し、日本からの投資協力の可能性を模索しました。また、現地大学との学術・文化交流についても協議しました。 主な成果 • JATA2025(国際観光博)へのグアナファト参加に向けた道筋を確保 • グアナファト州と日本の都市間での姉妹都市連携に向けた協議 • ファムトリップ(業界関係者視察旅行)・プレスツアー・インフルエンサーツアーの実現に向けた調整 • 専門観光分野への外国投資の促進 • 航空会社や運行会社との接続性向上に向けた対話 • 日本の教育・文化機関との協定促進 • 日本人旅行者の嗜好分析を通じた観光商品の最適化
グアナファトのワインブーム
グアナフアト州は、高品質なワインの産地としての地位を確立しつつあります。その香りと風味は世界的に認められ、唯一無二の味わいとして注目されています。ワインルートを通じて、歴史、情熱、自然への敬意が融合した特別なエノツーリズムが体験できます。 このツアーでは、ワイナリーを訪れ、ブドウ畑やワインセラーを見学し、極上のワインテイスティングに参加することができます。 ワインを通じてグアナファトを知ることは、グアナファトの歴史を知ることにもつながります。この土地の「テロワール」は、気候、土壌、ブドウ品種がもたらすもので、それぞれのワインに独特の個性を与えています。 ワイナリーは戦略的に分布しており、長距離を移動せずに楽しむことができます。最も集中している地域は、世界遺産都市であるグアナファトとサン・ミゲル・デ・アジェンデ、そしてメキシコ独立の発祥地としても知られるプエブロ・マヒコ、ドローレス・イダルゴ周辺です。 この地域には15以上のワイナリーがあり、ガランブージョやドス・ブオスのようなブティックワイナリーから、トレス・ライセスやクナ・デ・ティエラのような壮大な建築が特徴のワイナリーまでさまざまです。 オーガニックワインで神秘的な雰囲気を楽しみたい方には、トーヤンワイナリーが最適です。地下13メートルにあるセラーは、巨大な石造りの修道士像に守られています。 より素朴な田園風景を楽しみたいなら、サン・ルーカス、サンティシマ・トリニダード、サン・フランシスコ、センデロスのブドウ園では、洞窟やラベンダー畑のツアー、ブティック・レストラン、ラベンダー・オイルやエッセンスのワークショップ、さらにはポロ競技場の散策も体験できます。 また、ワインの歴史を一度に学びたい人には、ドローレス・イダルゴにあるワイン博物館(メキシコ全土で数少ないワイン専門博物館の一つ)がお勧めで、この地域とワイン生産者の豊かな歴史が紹介されています。
センダ・デル・アリエロ:自然と伝統の観光
この観光ルートでは、グアナファトの農村コミュニティ、ノパール(ウチワサボテン)に囲まれた風景、そして先祖伝来の食文化を直接体験できる。 グアナファト州は、メキシコの本物の文化、歴史、そして伝統に触れることができる場所です。その魅力を満喫するために、五感で体験できるユニークな観光体験が提供されています。 訪問者は、グアナファト州の多くの自治体で提供されている食文化、冒険、文化、ロマンチシズム、そしてワイン観光(エノツーリズム)のルートから選ぶことができます。 レオン市から北へわずか54キロの場所に位置する「センダ・デル・アリエロ」は、グアナファトの自然、歴史、文化的ルーツとつながる体験を通して、昔のラバ飼いの生活を追体験するものです。 この旅には、エル・コポロのような遺跡や古いアシエンダを訪れたり、カヤックに最適なダム、星空の下でのキャンプファイヤーなどの自然体験、そしてワインの試飲、伝統料理のワークショップなどが含まれます。ウチワサボテンの原野や壮大な山々に囲まれながら、先祖伝来の食文化を味わい、メキシコ文化の精神を伝える伝説に耳を傾けることができます。 このルートで特にユニークなのは、古代のカミーノ・レアル・デ・ティエラ・アデントロの分岐に沿って歩く体験や、メキシコの伝統菓子「マサパン」作りのような職人ワークショップに参加できることです。 歴史、伝説、自然、文化が融合した環境の中で、伝統的昔ながらの生活様式を守り続ける農村コミュニティに直接触れることができます。 このアリエロ(ラバ使い)たちがラバとともに往来していた道は、「銀の道(カミノ・デ・ラ・プラタ)」とも呼ばれ、メキシコ・シティを起点にアメリカ・ニューメキシコ州のサンタフェまで続き、グアナファト州北部のエル・グラン・トゥナルなど、生物多様性の豊かな地域を横断していました。 このカミーノ・レアル・デ・ティエラ・アデントロ(巡礼路)は、人類にとって顕著な普遍的価値があるとして、2010年にユネスコの世界遺産に登録されました。
お祭りと伝統グアナファトの誇り
先住民の遺産:チチメカ・ホナス族とグァマレ族 サン・ルイス・デ・ラ・パスやビクトリアといった町では、チチメカ・ホナス族が自らの言語、踊り、世界観を守り続けている。また、コモンフォートでは、遊牧民族であったグァマレ族の記憶が、先住民の踊りという形で蘇り、征服に抵抗した住民の文化を称える再解釈された文化表現として受け継がれている。 死者の祭り:命の輪への賛辞 グアナフアトの死者の日は、芸術、演劇、ダンスが融合し、伝統と現代性が調和する祝祭「死者の祭り」として独特のニュアンスを帯びる。生者が祭壇、花、美、色彩で死者を讃える祭りである。 プリシマ・デル・リンコンの「ラ・フデア」:語るお面 聖週間の間、プリシマ・デル・リンコンの通りは、「ラ・フデア(ユダ劇)のパフォーマンスで演劇の舞台に変わる。使用される木製のお面は、著名な画家エルメネヒルド・ブストスの彫刻に着想を得ており、聖書の登場人物に命を吹き込みむことで、信仰と大衆芸術が融合したユニークな伝統を体現している。 モヒガンガとアルボラーダ:祭りを盛り上げる巨人たち サン・ミゲル・デ・アジェンデでは、モヒガンガ(段ボールと布で作られた巨大な人形)が祭りのパレードを先導する。夜明けが大天使聖ミカエルの到来を告げると、街は光と音楽と踊りで爆発し、光の勝利を祝う神秘的な儀式「ラ・アルボラーダ」が行われる。 トリートの踊り:怒りと色彩、リズムの祝祭 アフロ系住民とメスティーソをルーツとするこのダンスは、罪との闘いや大地の豊穣を表現している。鮮やかな衣装と演劇的な演出によって、「トリート」はエネルギーと抵抗の象徴的な舞台となり、観客を魅了する。 ウアパンゴ・アリベーニョ:心に響く詩 シエラ・ゴルダ地方発祥のウアパンゴ・アリベーニョは、即興の詩と足拍子が絡み合う伝統音楽。これはグアナファトの音の魂であり、日常生活、愛、土地、人々の物語を奏でる音楽である。 独立の叫び 独立のための闘いは、単なる過去の物語ではない。それは今も、グアナファトの街角、広場、記念碑の一つ一つに息づく精神である。かつて祖先たちがこの地で自由を求めて声を上げたように、メキシコ誕生の地であるグアナファトでは毎年「独立の叫び」が再現される。 花の日:ロマンス、信仰、そして春の訪れ 「悲しみの金曜日」前日の木曜日、グアナファト市の歴史地区は、「花の日」のお祝いで色彩、香り、そして喜びに包まれる。聖週間と深く結びついたこの伝統は、ドローレスの聖母を讃える祭壇の到着を告げる日でもあり、同時に信仰と生きる喜びが交差する祝祭でもある。グアナファトの街は一日限りの花の庭園となり、花々が愛情や感謝のメッセージとして贈られる。人々は互いに花束を贈り合い、露店を巡り、踊り、歌い、春に彩られた街の美しさを楽しむ。