社員の育成を目的として、マツダ・メキシコ社のスタッフは1年間日本で研修を受けた。 サラマンカにあるマツダ社では、「グローバル教育」という研修プログラムを実施し、製造、メンテナンス、改善などの部署からオペレーター100人を日本へ派遣し、各従業員の技術向上だけではなく日本の職場文化に触れる機会にもなりました。 第一グループは生産ラインから52名が2017年7月29日に渡日し、第二グループ48名は一か月後に出発しました。 渡航を前に社内では送別会が行われ、水谷智春社長兼CEOはこの取り組みが社員の育成を促進し、マツダ工場がメキシコ随一の自動車工場に成長する足掛かりになると述べられました。 日本から帰国したマツダ社員は、1年間の日本生活で体験した日本の習慣や職場文化を生かして、マツダ・メキシコ社のレベルアップに尽力することでしょう。
東京お台場でフィエスタ・メヒカーナ
東京でもメキシコ独立記念日を祝うフィエスタが開催され、マリアッチやトリコロール(緑・白・赤)などメキシコを身近に感じられる交流イベントが行われる。 メキシコでは9月に独立記念日を祝いますが、東京のお台場でも毎年フィエスタ・メヒカーナが催されます。 マリアッチ、トリオ、民族舞踊などのパフォーマンスがあり、メキシコの民芸品の販売や、メキシコ料理・飲料なども楽しめます。 18年間続いているこのイベントは、日墨間の交流を深め、文化、観光、ビジネス、教育など様々な分野の普及に貢献しています。 イベントではメキシコの観光情報や、スポンサー機関・企業の活動なども紹介されます。入場は無料で、今年は9月22日〜24日までお台場で開催されます。
アマランサス健康の強い味方
メキシコ発祥のアマランサスは宇宙飛行士の食用として取り入れられているNASA公認のスーパーフード アマランサスはメキシコ発祥のヒユ科の植物の種子であり、5千年も前から栽培されています。 現在ではメキシコ菓子として食されていますが、栄養価が高いことからプレヒスパニック期には主要食物として摂取されていました。 この美味な種子は穀物よりも栄養があると考えられており、メキシコの食文化が豊富な証です。2016年にはメキシコの無形文化遺産に認定されました。 アマランサスには色々な食べ方がありますが、日本の「おこし」のように焼き菓子として食するのが一般的で、他にもクッキー、ケーキ、トルティージャなどの調理に使用されます。 メキシコの手作り菓子にもアマランサスが使われており、甘菓子専門のお店やスーパーマーケットでも手に入れることができます。アマランサス菓子として有名なのは「アレグリア」というお菓子です。 アマランサスは世界で最も栄養価の高い食物として注目されています。グルテンフリーで、タンパク質、カルシウム、リン、鉄分、そして葉酸やビタミンCも豊富に含まれており、タンパク質においてはトウモロコシや米の2倍です。 そこで、エネルギー源として欠かせない栄養素を含み、不利な環境でも栽培できるアマランサスを、NASAでは宇宙食として取り入れています。 このスーパーフードは糖尿病、心臓病、がん、心臓発作などの病気予防にも効果的です。 メキシコ伝統の甘菓子:アレグリア メキシコで最も一般的なアマランサスの食べ方は、 「アレグリア」という甘菓子で、砕いたアマランサスを蜂蜜、砂糖又はチョコレートと混ぜ、色々な形に固めます。中にはナッツやレーズン入りの物もあります。 伝統的な甘菓子「アレグリア」は、独立記念日のシーズンに定番の食べ物です。
罰則を回避するために排気ガス検査を受けよう
メキシコでは保有車両が生じる汚染レベルを検査することが義務付けられている。ここでは罰金を科されないように、排ガス検査の過程について紹介する。 メキシコでは自動車の使用が引き起こす大気汚染は重要問題で、政府は高い汚染レベルを低減する政策を実行しています。 その政策の一つが排気ガス検査です。定期的に自動車の排ガスを点検することで、大気汚染を防止し、環境の改善に努めています。 政府に認可された検査センター(verificentro)には、自動車の触媒コンバータ−を点検する専用機があります。点検後には検査済みを示すスティッカーが配布されるため、それを車に貼っておきます。 排ガス検査は義務付けられているため、履行しない場合は州の規則によって罰金が科されます。 グアナファトでは、エコロジー研究所により環境に関する規則が制定されており、保有車両の点検についても明記されています。 排ガス検査不履行の場合の罰金は、グアナファト州では1000ペソ以上になる場合もあります。 ナンバープレートと一致する州にある、政府認定の検査センターで点検を行う必要があります。グアナファト州で車両登録されている場合は、グアナファト州のverificentrosで手続きを行います。ハリスコ州のナンバープレートの場合は、ハリスコ州で検査を行います。 車種によって車両検査にも種類があり、費用や有効期限も異なります。 アドバイス: メキシコ州在住の日本人の方にはドブレセロ(DOBLE CERO (00))がお薦め。 このホログラマは新車のみに適用され、首都圏(メキシコシティ)でも有効なため、メキシコシティとメキシコ州を車で自由に移動できる。 ドブレセロ: 費用:527ペソ 有効期限:2年 月〜金:午前8時半〜午後6時 土曜日:午前8時半〜午後3時 必要事項: 予約制ではないため、直接検査センターに行く。 列に並んで順番を待つ。 車両登録書を提示する。 所要時間: 検査時間は7分程度だが、待ち時間を3時間ほど考慮しておかなければならない。 00(ドブレセロ)検査センター レオン: Adolfo López Mateos 1110 Col. Haciendas del Rosario. Tel. 477.779.48.59 イラプアト: Av. Paseo…
日本人の目から見たメキシコ
日本人写真家・篠原誠二氏は43年前にメキシコに渡りました。メキシコ在住の日系人らをとらえた映像は、彼の写真への情熱と日墨両国への愛情を反映しています。 メキシコの文化や伝統に魅了された篠原氏は、写真を通して日墨の二国間関係を表現するよう努めてきました。これまで130年間続いてきた日墨友好関係に貢献していくことも一つの目標です。 ココ・メキシコへのインタビューで篠原氏は、出生は日本であるものの、心はもうメキシコ人だと語っておられました。メキシコ人女性と結婚し、ご子息は日本から離れた国で育ちましたが、メキシコという第二の故郷で生活することに誇りを感じています。 これまでに、「移民1世の肖像」、「日系二世の肖像」、そして「日系三世の肖像」の三冊の写真集を出版しています。 最近の作品は写真集「Arrotilla」で、Arroz(日本米)とTortilla(トルティージャ)を組み合わせた造語から、バヒオ地区に住む日本人コミュニティの日常が60枚に及ぶ白黒写真で表現されています。この写真展はレオンにあるラ・サジェ・バヒオ大学のMIM美術館で12月末まで鑑賞できます。 また、美術歴史博物館においてもグアナファト−広島展にて篠原氏の作品が展示されています。 アロティージャ展 ラ・サジェ大学MIM 美術館(ドン・ロベルト・ゴンサレス・バレラ室) 8月23日〜12月末 月曜日−金曜日:午前10時〜午後3時 土曜日:午前10時〜午後2時 入場無料 グアナファト−広島展 美術歴史博物館 8月25日〜10月21日 火曜日−金曜日:午前10時〜午後5時 土曜日・日曜日:午前11時〜午後6時 入場無料
交通違反の罰金支払い
経済的ポテンシャルを秘めたグアナファト
新グアナファト州知事ディエゴ・シヌエ氏は、現在37歳で家族構成は夫人と娘2人、レオン出身で、趣味は馬や自然とふれ合うことだそうです。 ラサジェ・バヒオ大学の法学部を卒業し、グアナファト大学で修士課程を、更にスペインのバルセロナでも専門課程を習得しました。 政党は1991年からグアナファト州の政権を担う、保守派の国民行動党(PAN)に所属しています。 来る9月25日にPANでは6人目となるグアナファト州知事に正式に就任します。 ココ・メキシコのインタビューで新知事は、州の自動車産業が必要としている事、短期目標、そして任期中の日墨関係の展望などについて語っていただきました: 新グアナファト州知事が目指す州政府とは? 私が目指すのはグアナファト州の市民が中心となる政治を行うことです。知識を優先し、創造性、意識改革を怠らずに功績を残したいと思います。 グアナファトがこれまで以上に治安、教育、そして社会開発に優れた州に成長するためには、次のレベルへと進化しなければなりません。 変革の世代である私たちが共に協力することで、新しい歴史を構築するのです。オープンで透明性のある政権を目指し、市民に役立つ前向きな政治を行います。 海外に向けてのグアナファトの印象 グアナファト州では市民と企業が共に投資誘致の為に尽力してきました。その結果、多くの外国企業がグアナファトへと進出しており、海外からも注目が高まっています。同時にグアナファトのローカル企業への支援も継続していきます。 現在グアナファトが世界へと飛躍している歴史的瞬間であり、交通至便でメキシコ経済の中心であることを印象付けたいと思います。 海外投資誘致の為の具体的な短期政策は? グアナファトはこれまでも経済成長政策に定評を得てきましたが、この新政権では更に進化していきたいと思います。具体的には、目に見える形でグアナファト市民の生活レベルアップに繋がるような、安定した経済成長を目指しています。ですから、選挙キャンペーン中にも発表したように経済成長庁を強化していきます。 海外からの投資誘致もこれまで通り維持していきますが、地元の中小、零細企業の成長に力を入れていきたいと思います。この6年間はMypymes(中小企業)を支援する政権になるでしょう。 自動車産業はグアナファト州の経済成長の柱となりますか? もちろん大きな柱の一つに違いはありませんが、グアナファトの産業、特にMypymesも住民に多くの雇用機会を与えているので、全ての産業が不可欠だと言えます。グアナファト市民は先見性があり、常に新しい機会を見出してきました。次はまた一歩前進して、単純労働から頭脳労働へと転換していかなければなりません。もちろん自動車製造を継続しますが、次は設計も担うという意識で。グアナファト州には卓越した製造者と創造者の両方が活躍しています。 グアナファトは第二のデトロイトになり得るでしょうか? ラテンアメリカではここは既に第一の自動車産業クラスターですし、これからも支援は継続していきますが、その他にも靴産業、製造業などが多くあり、サービス業に関しては更に促進していかなければなりません。政策の一つはグアナファトを「メキシコの冷蔵庫」にしていく、つまり現時点では収穫した農産物をそのまま売買していますが、これからは加工食品として売り出して付加価値を得るという計画です。このように第二のデトロイトというよりは、多産業でポテンシャルを発揮したいと考えています。 自動車セクターからのニーズとは? 自動車産業は最も発展した分野の一つなので、これからも継続支援を行っていきます。一方ではこの産業で働く市民の利益を約束すること、もう一方はこの分野の企業をさらに誘致していくことです。 このセクターに勤務する労働者の主な要求は賃金の値上げです。私たちに出来ることを実行し、市民の利益向上に努めていきます。また、人材育成や交通アクセスなどにも力を入れることで、民間企業もしくは政府機関において更に条件の良い雇用機会が得られることでしょう。 企業側のニーズとしては、NAFTAの継続、プロバイダーの発展、人材育成、交通アクセス、そして治安の維持が挙げられます。 このようなニーズの解決策は? 輸出条件が左右するNAFTA、人材育成、治安維持のテーマについては既に取り組んでいます。 キャンペーン中にインフラ・移動・コミュニ—ションを担当する部署を新設することを発表しましたが、これを農産業、サービス業、加工業界、自動車産業に直接繋いでいくことで、これまで以上にスムーズな活動が期待できます。 また、戦略的プロジェクト管理のための中西部地域同盟の構築についてもふれました。これにより、アグアスカリエンテス州、ケレタロ州、ハリスコ州、ミチョアカン州、サン・ルイス・ポトシ州、コリマ州、ナジャリ州、そしてサカテカス州との地域的プロジェクトの発展を目指します。 日本からの投資はグアナファトを成長させてきましたが、日系企業は優先事項だと考えますか? もちろんです。これまでに私たちは日本人から多くを学びましたし、彼らもメキシコ人から得たものがあると思います。グアナファト州には大きな日本人コミュニティができ、日本領事館、銀行、日本料理店などその影響は様々なサービス業にまで及びます。 ここ数年での日系企業のグアナファト進出には目を見張るものがあります。 日本人の到来はグアナファトにとってプラスでしょうか? もちろんです。グアナファト市民と日本人は職場で共に働くだけではなく、楽しい時間を過ごしてきました。グアナファト市民として、日本文化の理解を深めることができたのは幸せですし、町のショッピングモールや、サッカー場などでも日本人を見かけたり、自分の子ども達が日本人子女のクラスメートであったり、スーパーに日本食コーナーが設置されたりと、とても興味深いです。特に日本文化、また職場での規律の正しさや効率の良さには学ぶことが多くあります。 そしてこの経済関係の恩恵を受け、今度は日本市場へとグアナファトの産業が進出しています。 グアナファト在住の日本人は治安面で安心しても大丈夫でしょうか? 当然大丈夫です。ですから、日系企業そして他の外国企業のグアナファト進出も続いています。もちろん問題もありますが、これからもグアナファト州の住民全てが安心して暮らせるように、真摯に解決に取り組んでいきます。市民への奉仕・保護が私たち公務員の義務であり、何度も繰り返していますが「強い自治体を目指すには強い警察が必要」です。グアナファト住民のために、治安対策を強化していきましょう。 日本をご存知ですか? まだ訪れたことはありませんが、その文化や特にテクノロジー分野、そして規律ある組織として世界的リーダーへと発展した過程を、是非とも間近に見てみたいと願っています。 グアナファト在住の日本人コミュニティに一言 グアナファトは日本人の皆さんを温かく歓迎します。ここを皆さんの住処、また学習そして投資する場所として選択してくださったことをうれしく思います。私たちグアナファト住民は日本の文化を知ることができ、日本人の皆さんもメキシコ文化を楽しんでください。 日本とグアナファトはこれまで素晴らしい関係を築いてきました。これからも、文化面、教育面、経済面など様々な局面で互恵関係を発展させていきたいと思います。
2019年4月グアナファト日本人学校、ケレタロ補習授業校開校予定
来年4月より、全日制日本人学校がイラプアト市で開校する。 地域に居住する日本人子女に対して初等・中等教育を提供する。 日本人学校はイラプアト市に新設され、収容可能生徒数は270名です。設立初期費用は4億2千万円(建設費及び管理費)で、メキシコペソでは約7232万ペソ。学校施設には教室9室、多目的室4室、研究室、体育館、運動場などが含まれます。 月曜日から金曜日までの全日制で、日本の小・中学校と同じカリキュラムで教育が受けられ、教員も文部科学省から派遣されます。 日本の学校年度は4月1日開始(翌年3月31日迄)のため、来年から開校される見込みです。 メキシコ国内にはすでに、日本メキシコ学院(リセオ)、アグアスカリエンテス日本人学校の2つの日本人学校があり、グアナファト校が3番目に当たります。 この新学校設立においては、地域の日系企業と協力してプロジェクトが運営されており、マツダ社、ホンダ社、トヨタ社を始めとする日系企業約100社の資金援助を受けています。 今年1月から、マツダ社(サラマンカ)の水谷智春社長を筆頭に準備委員会が構成され、委員会のメンバーにより資金調達・事業構想などの活動が行われています。 設立準備委員会メンバーである水谷社長によると、新学校は地元実業家から寄贈される土地に建設される予定で、日本政府から建設費費用の援助を受け、地域の日系企業も資金援助をすることで、バヒオ地区に住む日本人家族が利用できる学校づくりを目標にしています。 「この地域に住む日本人家族の数は年々増加している傾向にあるので、日本人学校を建設する必要性が生じています」と、水谷社長は述べられました。 現在イラプアトにある日本語補習授業校では、週末に算数・国語と言った基礎科目の授業が行われています。 イラプアト補習校の運営は後3年間継続し、全日制日本人学校への完全移行を目指しています。 ケレタロ州に日本人補習授業校を設立 トヨタ社の久我事務所長によると、バヒオ地区の日本人コミュニティに更なる教育機会を提供するため、ケレタロ州に日本人補習授業校が設立される予定です。現在イラプアト市アレキサンダー・ベイン校で補習校が運営されているのと同じシステムで、100人程度の生徒数で運営を開始するため、現在ケレタロ州で借用校舎を検討中です。 イラプアトとケレタロに日本人学校・補習授業校を設立することで、バヒオ地区(レオン、イラプアト、サラマンカ、セラヤ、ケレタロ)に住む大半の日本人コミュニティを網羅することができます。 日系企業と地域社会の融合、文化的な架け橋となる存在を目指します。 新設日本人学校 所在地: イラプアト 敷地面積: 建築費用: 4億2千万円 収容人員: 270名 学校施設 教室9室 多目的室4室 研究室 体育館 運動場
民族の日を祝う
アメリカ大陸発見を記念してレオンでは文化交流イベント開催される。招待国は日本で、様々な国の人々が参加し、パレードや世界各国の料理も振舞われる。 526年前アメリカ大陸が発見されました。クリストファー・コロンブス率いるスペイン艦隊は当初インド到着を目指していましたが、気が付くとアメリカ大陸に足を踏み込んでいました。1492年10月12日のことです。 アメリカ大陸発見記念日は、メキシコでは「民族の日」としても知られており、文化行事が催されます。 レオンでも毎年、市内在住の国籍異なる外国人を交えて文化交流イベントが企画され、パレードや音楽、ダンス、各国料理などが楽しめます。 今年のイベントは10月12日に開催されます。午前11時からパレードが始まり、ラ・フェリア会場へと向かいます。参加国は、アルゼンチン、ドイツ、スペイン、アラビア、ボリビア、そして中国です。 入場無料で、売り上げはレオン市内の支援が必要なコミュニティに寄付されます。レオン市当局では日本人の皆さんの参加をお待ちしています。