癒しのフラワーアート「生け花」

生け花は、日本文化に深く根差した自然への経緯から生まれた伝統芸能である。 生け花は、古来より行われていた仏様へのお供え物に由来すると言われています。本来は仏壇に供える花として飾られていたもので、日本人の仏や故人に対する愛情や敬意を表すためのものでした。 生け花の起源は500年以上前の中国で、それが日本に伝わり、新しい流派や伝統、スタイルが生まれました。 この伝統芸能は、自然とコミュニケーションをとる生き方に基づいており、花、枝、葉、果実、そして種子などを組み合わせて構成し、鑑賞する芸術です。 また、美的鑑賞にとどまらず、季節の流れや生命のサイクルとも結びついていることから、瞑想にも用いられています。 生け花は創造的な表現ですが、その形式には一定のルールがあります。主なルールは、生け花に使用されるのは自然な花材のみで人工物は使用しない、そして静けさの中で行うことです。生け花を実践している日本人は、自然を細部から鑑賞する時間として、静寂の中で1本1本に時間をかけて花を生ける必要があると考えています。 生花を用いる生け花は、数日で枯れてしまう短命な芸術であり、生き物ならば誰もが通るはかない無常を表現しています。 生け花は、その宗教的な起源と、誕生、成長、死、再生という自然サイクルとの深い関係から、精神的な共鳴をもたらします。 趣味として楽しまれることが大半の生け花ですが、心と体と魂のつながりを取り戻すための瞑想的な儀式でもあります。 生け花は単に花を生けるだけでなく、自然と人間が一体となった規律ある芸術であり、自然に対する敬意と調和を表現しているのです。

イラプアトで開発されたロボットが世界最高レベルに参戦

先日開催されたハノーバー・レオン見本市に出展された「プロメテウス」が、ANA Avatar Xprizeコンテストのファイナリスト15に選出 グアナファトで開発されたロボット「プロメテウス」が、世界で最も重要なロボットコンテストの一つである「ANA Avatar Xprize」の決勝に進出しました。 このロボットは、日本、アメリカ、フランス、ドイツ、ロシア、韓国、イギリスのロボットと並んで最終選考に残った15チームのうち、メキシコ唯一のロボットです。 プロメテウスは人型ロボットで、頭、首、腕、胴体があり、全方向移動プラットフォームに搭載されています。外部システムに接続して人の動きをコピーすることができ、さらに見る、話す、聞くなどの動作も実行できます。 このロボットは、災害や疫病が発生した地域での支援や、人に代わって危険度の高い作業を行うことを目的に開発されました。 このプロジェクトは、イラプアトの企業Inbiodroid社が、グアナファトの学生の協力を得て展開されており、現在のチームは、エンジニア、研究者、学生そして事務系スタッフなど40人以上のメンバーで構成されています。 コンテストのファイナルは2022年6月に開催され、優勝者には1000万ドルの賞金が授与されます。

メキシコの冬に一番人気の果実「テホコテ」

小さなリンゴのような形をしており、クリスマスシーズンにメキシコ人が好む「ポンチェ」という飲み物の主材料である。 テホコテは、クリスマスシーズンのパーティーに彩りや香りを与えてくれるメキシコの果実です。 メキシコとグアテマラの一部の地域でしか栽培されていない果実であり、高さ4〜10メートルのマンサニージョという木になっており、たくさんのトゲがあります。 テホコテは丸い形をしていて、オレンジ色から赤みがかった色に茶色の斑点があります。皮は薄くてザラザラしており、果肉は厚く、甘酸っぱさがあります。中心部には4〜6つの種からなる芯ががあり、「テホコテの心」とも呼ばれています。 テホコテの果実は小さいながらも栄養価が高く、繊維、ミネラル、カルシウムが多く含まれています。そのためビタミンAとCが豊富で、心臓病や糖尿病を発症するリスクを軽減するのに役立ちます。 また、咳、風邪、肺炎、気管支炎、胸痛などの呼吸器疾患の家庭薬として、テホコテのお茶が飲まれます。 メキシコ人は、テホコテをポンチェ(フルーツティー)に入れて飲むのが一般的ですが、生でもおいしく食べられます。 また、テホコテを使用したリキュール、ワイン、ジャム、そしてアテ(天然果汁と砂糖で作るお菓子)なども製造されています。 テホコテはメキシコの伝統文化と深い結びつきがあり、例えば死者の日には祭壇の飾り付けに用いられ、クリスマスにはポンチェに加えてピニャータの詰め物としても使われます。 旬の時期は10月下旬から1月初旬で、値段は1キロあたり20〜30ペソと実の大きさや購入場所によって違いがあります。果実がオレンジ色になっていれば食べ頃です。

日本車メーカーがメキシコでの自動車販売台数をリード

メキシコでは、デザイン、安全性、技術面で優れている日本車が支持されています 新型コロナ感染の影響で厳しい一年だった自動車業界は、徐々に回復に向かっています。2021年1月から9月までにメキシコで販売された新車は75万7846台で、2020年に比べて14.1%増加しました。 今年に入ってからは、これまでのところ日本車メーカーが販売ランキングのトップを占めており、技術革新や安全性の面で好まれています。 2009年以来、メキシコでの販売ランキングでトップに立っている日産は、今年1月から9月までで販売台数15万6569台を記録しました。最も売れたのは日産Versaで、累計5万3426台、2番手は日産Marchで2万8387台となりました。 これらのモデルは2010年から日産アグアスカリエンテスA1工場で生産されており、これまでに累計60万台以上が生産されています。 他の日本の自動車メーカーであるトヨタ、マツダ、ホンダも販売ランキングのトップ10に入っています。 トヨタは6万7957台で4位。トヨタのHilux、Sienna、RAV4、Yaris Sedan、そしてCorollaなどが売れ筋です。 7位はマツダで3万2964台。Mazda 3、CX-30、 CX-5、そしてMazda2などが人気です。 8位にはホンダが3万2026台で続いています。Honda HR-V,、CR-V、Odisseyなどのモデルが好まれています。 2021年1月のメキシコ自動車販売台数トップ10メーカー 日産(日本) シボレー(アメリカ) フォルクスワーゲン(ドイツ) トヨタ(日本) キア(韓国) クライスラー(アメリカ) マツダ(日本) ホンダ(日本) ヒュンダイ(韓国) フォード(アメリカ)

「日本は社会の発展に貢献している良い例である」:ハノーバーメッセ・メキシコベルナー・ロード代表

インダストリー4.0の魅力は、全ての業界を網羅していることである。第3回ハノーバーメッセ・メキシコには、食品・飲料、医療、航空宇宙、家具、林業、漁業、自動車などのあらゆる業界関係者が来場した 世界最高峰のテクノロジーがレオンで展示され、日本企業の参加も見られました。今回、ハノーバーメッセ・メキシコのベルナー・ロード代表が、世界の発展、特にグアナファトの発展における日本の産業の重要性についてココ・メキシコに語ってくれました。 「日本は明らかに世界の主要プレーヤーです。また、メキシコにおいても非常に重要な役割を果たしています。メキシコ企業やメキシコで生産している会社で、日本産の、あるいは日本企業が開発した技術、ロボット、自動化システム、チップなどを使用していないところはないでしょう。」 インタビューの中で、ロード代表はグアナファトの成長における日本と自動車産業の重要性について強調しました。 「メキシコ、特にバヒオ地域では、自動車産業が大きな役割を果たしています。内燃機関を持つ自動車から電気自動車への生産シフトが進んでいる今、さらに重要な役割になっていくことは明らかです。」 「グアナファト州は日本のコミュニティが州の発展に貢献している非常に良い例です。」 「グアナファトは、日本の技術、日本企業、そしてこの社会をよりオープンで楽しいものにしている日本人移住者のおかげで、これからも成長し続けるでしょう。」 グアナファトで開催されるハノーバーメッセは、メキシコにおけるイノベーション・プラットフォーム ベルナー・ロード代表は、ハノーバーメッセをメキシコの若者たちの発想の源にしたいと考えています。 「グアナファトのハノーバーメッセを、最新のイノベーションを紹介するプラットフォームとし、工場、生産工程、そして流通経路へソリューションをもたらしたいと思っています。」 「日本やドイツには不足しているこの国の才能ある若者たちに、この産業分野に刺激を受け、将来的に関わってくれることを願っています。」 また、グアナファトは日本に大きく貢献していると、ロード代表は話しています。 「グローバル市場に向けてより多くの製品を開発することが出来れば、日本人にとっても、現地の企業にとっても良い結果となるでしょう。」 「私たちは日本企業にとって、グアナファトが生産拠点にとどまらず、本当の意味での製品開発拠点になってほしいと考えています。」 ハノーバーメッセ・メキシコ2022では、より多くの日本企業の参加を期待 ハノーバーメッセは誰もが参加できる産業フェアです。2022年の展示会では、新型コロナ感染もさらに収束していることが予想されます。 かねてからグアナファトへの訪問に強い関心を示している、広島の産業界の来墨も期待されており、「2022年のハノーバーメッセ・メキシコに広島からの代表団が来てくれることを願っています。」と、ロード代表もコメントしています。 「グアナファトにすでに進出している日系企業が、そのリーダーシップを発揮し、バヒオ地域の中小企業がその技術を得てそれぞれの工場に導入してきたことは、非常に意味があることです。」 「来年は、日本の産・民・学がメキシコに集結し、メキシコでの機会を探ることができるような取り計らいをしたいと思います。」 「10年前にはわずか30社だった日系企業が、今では200社、300社を超え、まだ200社が参入する余地があります。ですから、是非訪ねていただきたいです。」 そして最後に、アメリカと中国の貿易戦争という世界が感じている負のエネルギーを、メキシコと日本の政府は利用することも可能だと思います。 メキシコは、日本やドイツと同じく、非常に中立的な国です。大きなチャンスは戦争からではなく、協力から生まれると信じています。

三菱電機がグアナファトにオペレーションセンターを開設

バヒオ地域の成長に伴い、日系企業である三菱電機は、同地域の学術機関に向けて50万ドルのロボット機器投資を検討している。 日本の企業である三菱電機は、バヒオ地域の産業界に技術提供し、グアナファト州に認定トレーニングセンターを開設する取り決めを行いました。 来年4月には、メキシコ国立工科大学を始めとしたグアナファト州、そして他のバヒオ地域にある、専門技術学校に向けて、約50万ドルのロボット機器が提供されます。 「このようなパンデミックの時期ですが、50万ドル近くの寄付と、さらなる50万ドルの投資で、学術機関の設備を整える計画です。」と、三菱電機メキシコ・ラテンアメリカ担当のフェリペ・リベラ ゼネラルディレクターは述べました。 「メキシコの人材育成を支援し、技術開発に欠かせないプロセスや技術を向上させたいと考えています。」 三菱電機は、ケレタロの物流センター、さらにモンテレイとメキシコシティの事業所も拡張を予定しています。 ハノーバーメッセで展示されているロボットや特殊機械を前に、ラテンアメリカ ゼネラルディレクターがココ・メキシコのインタビューに応じてくれた。 どのようなロボットを作っているのですか? 三菱電機は、品質を重視し、完成度を高めることに注力している企業です。 わが社はマーケットで最速のロボットを有しており、これは三菱電機が誇る技術です。しかし最近では、現場で人と共に作業ができる協働ロボットを開発しました。 このロボットは、作業、過程、生産に合わせて特別に設計されており、仕事をより早く、効果的に、そして安全に行うために、人々の力になる機械です。今まさにこのような傾向が協働ロボット業界で必要とされているのです。 また、障がい者の方が、ロボットを使って、積む、運ぶ、動かすといった動作を実行できるようにする機会にも立ち会ってきました。これこそが、テクノロジーが人々に与えることができる支援であり、自信を与えることへと繋がります。 グアナファト州における頭脳労働を強化する活動に賛同しますか? はい、もちろんです。ディエゴ・シヌエ知事との会談では、製造業から技術開発へと産業を発展させるための戦略や州政府のビジョンを明確に示してくれました。 三菱電機は、メキシコの産業界にコミットし、技術を提供することでその発展に貢献します。 ハノーバーメッセにはどのようなロボットを出展したのですか? パンデミック以降、明らかなトレンドとなっている協働ロボットを展示しました。協働ロボットは、業務効率の向上に役立つだけでなく、人と人との接触を減らして公衆衛生上のリスクを軽減することができます。 ハノーバーメッセでの実績は? 私たちの技術を用いたソリューションの販売、商品化、開発を希望する企業やビジネスパートナーと接する機会がありました。 州政府がこのような投資設備を求め、私たちサプライヤー、消費者、そしてこの連携を促進するグアナファト州が利益を得られるような条件を整えようと試みていることに、寛大さを感じています。

「グアナファト州では自動車の製造だけでなく、新しい自動車をデザインしていきたい」:ディエゴ・シヌエ知事

ディエゴ・シヌエ知事の大きな挑戦の一つは、グアナファトを国内最大の技術開発都市にすることです。知事は、グアナファトで飛行機を作り、自動車をデザインし、ロボットを生産したいと考えています。 「30年前にグアナファト21世紀計画を策定し、今日ではアメリカ大陸で最もダイナミックな自動車製造拠点となり、国境を越えて最大の輸出量を誇る州となりました。しかし、今後はさらに30年先のビジョンを模索していかなければなりません。」 「これまでのように自動車を製造していくだけではなく、新しい自動車をデザインしてきたいのです。理由は単純で、デザインをする人は製造者よりも良い収入が得られるからです。若者たちの給料が上がり、生活の質を高めていくことが目標です。」 世界で有数の技術フェアであるハノーバーメッセの開催期間中、知事はココ・メキシコの取材に応じ、グアナファトがラテンアメリカにおけるインダストリー4.0のエピセンターとして名乗りを上げると語ってくれました。 「これは、これまでのグアナファト州政府が継続的に取り組んできたことであり、メキシコ国立自治大学(UNAM)や、メキシコ国立工科大学などの国内主要大学を誘致してきたほか、32校以上の国公立大学、さらに多くの私立大学でエンジニアを生み出しています。」 ディエゴ・シヌエ知事は、グアナファトではヌエボ・レオン州やハリスコ州よりも多くの大学卒エンジニアを輩出していると強調しました。 「これは競争上とても優位で、彼らはグアナファトに進出してきている新しい企業で働く機会を得るでしょう。また、IECA(グアナファト州職業訓練センター)においても、熟練した労働力を備えた競争力のある州になるため、より多くの若者が育成されています。」 ハノーバーメッセでは、ドイツ、アメリカ、日本、そしてグアナファトで開発された技術が展示されました。 知事は同州の技術開発について強調し、フランスのタイヤ会社、ミシュラン向けにロボットを製造しているレオン企業、グルーポ・プラズマ・オートメーション(GPA)など、インダストリー4.0ですでに頭角を現しているグアナファトの企業について言及しました。 ハノーバーメッセでは、グアナファト州で製造された航空機も紹介されました。 「この航空機は間もなく量産されるプロトタイプであり、グアナファトの若者の素晴らしさを物語っています。」 「ほかにも事例があります。先日中国で開催されたロボットコンテストにメキシコから16チームが参加したのですが、そのうち14チームはグアナファトのチームでした。そしてペンハモ出身の中学生チームが、その部門で優勝したのです。これは、グアナファトがロボットや電子工学の分野で、中国をも凌駕する能力を持っていることを裏付けています。」 「世界にもっとグアナファトを、グアナファトにもっと世界を」 ディエゴ・シヌエ知事は、「世界にもっとグアナファトを、グアナファトにもっと世界を」というプログラムを通じて海外留学のための奨学金を促進しています。 「革新的なスタートアップのプロジェクトや、1億ペソの頭脳労働基金などを通じて、若者たちが地球市民となり、大きな可能性について考えてほしいと願っています。」 「グアナファトの人々は、成功したいという気持ち、前進したいという気持ち、そして自分を高めたいという気持ちを持っており、これが多くの先進国との違いなのです。私たちは豊かな生活を渇望しているのです。」

沖縄―メキシコユニークで自発的な音楽の融合

国際交流基金と国際セルバンテス祭の主催で、沖縄の伝統音楽とメキシコのパーカッションを組み合わせた初のコンサートが開催された 日本の音楽家、平安隆とメキシコ人パーカッショニストのアルマンド・モンティエルがそれぞれの才能を発揮し、華やかな音楽コンサートを繰り広げました。互いの言語は話せないながらも、舞台上での積極的なパフォーマンスで、日本とメキシコの音楽は自然に融合され、限界がありませんでした。 「音楽に国境はありません」とアルマンドさん。 「自分の気持ちを込めて即興で演奏しました」と平安さん。 両者は国際交流基金の主催で、国際セルバンテス祭で演奏しました。 二人が直接対面したのは、メキシコシティでの初コンサートの数日前でした。リハーサルを通して親しくなり、コンサートでは観衆から大きな拍手と賞賛を得ることができました。 沖縄民謡の代表である三線の音色と、アルマンドのパーカッションが、独創的な雰囲気を醸し出していました。リズム、ダンス、喜びが相まって、沖縄とメキシコのフュージョンは大成功に終わりました。 平安隆 沖縄民謡の父として知られる日本の音楽家 ミュージシャンとして50年のキャリアを持ち、40枚以上のアルバムを収録 メキシコを知ったのは「ラ・バンバ」を演奏したロス・ロボスのメンバーによる ギター、ハープ、太鼓、三線を演奏 「このコラボレーションは感情と即興がベースになっています。アルマンド・モンティエルと日本でも一緒に演奏したいです。」 アルマンド・モンティエル 40年の経験を持つメキシコ人音楽家 メキシコで活躍中のパーカッショニスト メキシコ人著名アーティストとも多数共演 アルマンド・マンサネロのバンドメンバーとして、日本でのコンサートにも出演 「音楽に言語はなく、リズムは自然に融合します。これはユニークで自発的なコンサートです。」

ホテル・メトリアが新オープン

観光業の回復は続いており、ポリフォルム近郊にライフスタイルをコンセプトとしたホテル・メトリアが新たにオープンしました。 産業・商業エリアに近く、ポリフォルム コンベンションセンターの正面に位置し、またレオンスタジアムから5分、グアナファト文化フォーラムから8分という恵まれた立地条件は、ビジネスマンや観光客にとって魅力的なホテルとなっています。 ホテル・メトリアでは、防音ガラスを備えた広々とした客室でゆったりと過ごし、インターナショナルレストランでビュッフェ式の朝食、アラカルトのランチやディナーが楽しめます。 ホテル内には、屋外温水プール、ジャグジー、ジム、地下駐車場、ビジネスセンター、イベントルーム、会議室などがあり、感染対策として全エリアで動線が考慮されており、お客様に安心と信頼を提供しています。 ご予約: イサベル・コルテス 電話 :477 854 02 70 携帯 :477 854 02 70 Eメールアドレス:isabel.cortes@metriahotel.com  ホテル住所:  Bulevar Adolfo López Mateos 2303 Col. Bugambilias CP 37270 León, Gto. Metriahotel  @metriahotel ホームページ: www.metriahotel.com

「私はすでに日本人というよりもメキシコ人だと感じています。」:稲子いつみ

メキシコに数十年住んでいる日本人の稲子いつみさんは、すでにメキシコ人だと感じると言います。「私はこの素晴らしい国に住むことができ、とても幸せで誇らしいです。メキシコをとても愛しています。これからもメキシコ人と仲良くしていきたいですし、来世はメキシコ人として生まれたいです。」 メキシコを好きになることは簡単ではありませんでした。当初は、生まれ育った国と移住先の国の文化の違いは、いつみさんに大きな影響を与えました。 日本とメキシコはあらゆる面で正反対の世界です。いつみさんはメキシコについて何も知らずにレオンへ到着しました。「私の家族は伝統的な価値観を持っており、私がメキシコへ来たこをも快く思っていませんでした。以前は、日本を離れて海外で生活することは一般的ではありませんでした。」と、流暢なスペイン語で語ってくれました。 いつみさんが最初に衝撃を受けたのは、言語でも食べ物でもなく、メキシコ人は日本人と全く違うという事実でした。「日本人はとても静かで無口です。メキシコでアパートに住み始めた頃は、毎週末パーティーの騒音や、靴音が聞こえてきました。」 また、清潔さという面においてもカルチャーショックを受けました。「私がレオンにやって来た頃は、あまりきれいな町ではありませんでした。今は少し環境に対する意識が高まっているように感じます。以前はバスに乗っている人々が、窓からゴミやビール缶を道に捨てているのを見かけました。日本では、公私両方の場で清潔習慣が徹底されています。」 いつみさんにとってレオンでの最初の数年間はとても苦しいものでした。時間を守らない、そして計画性のない人々を相手にすることで、苛立ちを覚えることもありました。しかし、最終的にはメキシコ人と言い争うよりも、受け入れるほうが楽だと理解したのです。 そしていつみさんは現在メキシコで幸せに暮らしています。メキシコの文化、自然、食べ物などあらゆる面での豊かさを賞賛しています。 そして、いつみさんはメキシコ人をこのように評しています:「メキシコ人はとても善良で、心の優しい人が多いです。以前交通事故に遭ったときには、多くの人たちが駆け寄って来て、善意で助けてくれました。」 いつみさんは、人間的にも精神的にも成長させてくれたメキシコにとても感謝をしています。「メキシコに住んで、より寛大に、よりオープンに、より意思疎通をとり、笑顔を絶やさないことを学びました。以前は真面目過ぎました。」 メキシコで得た全てに感謝の気持ちを込めて、こう締めくくってくれました: 「今度は私がメキシコに何かをお返しする番です。」