バヒオ地区に住む日本人の子どもたちがグアナファト日本人学校にランドセルを背負って登校する風景が戻ってきました。 イラプアトにあるこの日本人学校では、日本の文部科学省の基準に従って100%日本式の教育が行われています。 13人の教師は全員日本人で、53人の小中学生も日本人です。今年は今井厚志校長が着任しました。メキシコのグアナファトで日本と同じ内容の授業が行われています。 今井校長はインタビューの中で、パンデミックの影響から子供たちが普段の学校生活を取り戻すことの重要性を語っています。 「”生徒が行きたい学校”、”親が行かせたい学校 “を作りたい。グアナファト日本人学校で、生徒たちが笑顔で勉強してほしい。日本と同じ教育を受けられるだけではなくメキシコにいることでグローバルな教育が受けられることを確認してほしい」と新校長は語ってくれました。 例えば グアナファトの日本人学校ではスペイン語と英語の授業があることと、学校を出て、メキシコのスーパーや公園を見学し、日本との共通点や違いを学ぶことなどがそうです。 日本のカリキュラムには観察実験をはじめ、体験を重視した授業が多くあります。動植物を直接観察したり、実験したり、インタビューしたりと、子どもたちが考えて行動する授業を、日本人学校でも大切にしています。 今井校長は、「メキシコで、日本人学校で学ぶ生徒に母国語で学び、様々なことを吸収しながら 成長してほしい もっと多くの生徒に来てもらいたい」と語っています。 現在、イラプアト、セラヤ、レオン、ケレタロから生徒が通学しています。 メキシコには、イラプアト,メキシコシティ、アグアスカリエンテスの3校の全日制の日本人学校があります。
GOフォーラム:大きく考える
メキシコやラテンアメリカで注目されている国際ビジネスとeコマースのイベントが、10月26日と27日にレオンで開催される GOフォーラムは、グアナファト州貿易振興調整機関(COFOCE)が主催するビジネスミーティングで、州の起業家がビジネスモデルを変革して海外へ進出するためのインスピレーションを感じ、学び、適応し、イノベーションを進めることを目的としており、COFOCEの重要な年間イベントとなっています。 第1回目はCOFOCE25周年を記念して2017年に開催され、海外貿易についてさらに知識を深め、労働哲学からグアナファト企業をより飛躍させ得る新しいコンセプトまで、国際活動を統制するグローバルなトレンドを応用することに関心を持つビジネスコミュニティが集まりました。 GOフォーラムによって、企業はeコマースを通じて競争力を高め、地域ブランドをデジタル世界に位置づける可能性を可視化することができました。 第6回目となる今回は、グアナファトでのCOFOCE30周年記念事業の一環として、ポリフォーラム・レオン会場で来場型で開催され、メキシコ全土および海外から3000人を超える起業家が集まり、これまでの来場数を更新することが期待されています。 イベントは年を重ねるごとに発展し、バヒオ地域はもとよりラテンアメリカでも他に類のないビジネスミーティングへと進歩しています。 2日間にわたり、国際色豊かな講師陣によるトップレベルのコンフェレンスやワークショップが開催され、以下のような関連トピックが紹介される。 オムニチャネルとeコマース 小売業とファッションの世界におけるトレンドと機会 創造力+デザイン:世界での影響 戦略+ソフトスキル:グローバル化の方程式 イノベーションとサステナビリティ 競争力強化の戦略としての循環型経済 ビジネスにおける「遊び」の力 ウォジスキー・メソッド:自分の人生のCEOになろう
「お金」や「投資」が目的ではなく、規律とメンタリティを追及した
グアナファト州で日本の存在感が高いのは決して偶然ではない。グアナファトを世界の自動車産業発展のための重要拠点とするために、先見性のある人々が何年もかけて州の経済を立て直し、日本からの企業誘致に尽力してきた結果なのである。 日本企業のグアナファト進出から10年が経ち、その立て役者たちが自動車ブーム、そして日本の産業から学んだことを語ってくれました。 「お金や投資が目的だったのではありません。規律とメンタリティを追及したのです。同盟関係を模索していました」と、現プエルトインテリオール ディレクターで、日本からの投資促進の中心人物の一人であるエクトル・ロペス・サンティジャナ氏は述べました。ロペス氏は、前経済開発長官兼州知事であり、州政府の関係者と共に、日本からの投資に賭けていました。「日本人は誰もグアナファト州のことを知らず、州の名前を発音するのも困難な状態でした。」 自動車産業の発展を記念して、州政府は2022年9月2日から4日まで「マス・ハポン・エン・グアナファト」というイベントを開催します。セミナーでは、日本とグアナファトの関係について議論されます。 フアン・マヌエル・フェルナンデスシカゴ事務所長は、バスク地方のビルバオや、ドイツのシュトゥットガルトなど他の国にも行ったが、自動車分野において戦略的な味方を見つけることができたのは日本だったと語っています。 ラモン・アルファロ グアナファト州経済開発局長によると、グアナファト州への企業進出を説得するために、50回以上日本を訪れたそうです。 「決断する理由は経済的なことだけではなく、企業にとって立地を選定する条件は50以上にのぼります」とアルファロ局長は述べました。 グアナファト州に最初に進出した日系自動車企業は、カサイとヒロテックの2社です。カサイは日産アグアスカリエンテスのサプライヤーでしたが、労働力の奪い合いにならないように1998年にレオンに設立されました。そしてヒロテックはゼネラルモーターズのサプライヤーとして、アメリカンアクスルをサポートするための進出でした。 トランスカルチャーのプロセスは容易ではありませんでした。「ヒロテックでは従業員が聖母グアダルーペの絵を機械に貼り付けていたため、ストライキを起こす寸前でした」とロペス氏。 現在ヒロテックには聖母グアダルーペの祭壇が飾られ、この問題は解決しました。 グアナファト州の投資誘致推進チームは、マツダ、ホンダ、トヨタの誘致に何年もかけて取り組みました。 「このようなプロジェクトは、どれも知事の直接的な関与なしには実現しません」と、フェルナンデス氏は言いました。「私たちは、これらの企業が成功することを補完的に想定していたのです。橋が必要ならば、橋を調達するために全力を尽くしました。」 そして、なぜ日本なのか? 「偶然ではない」とエクトル・ロペス・サンティジャナ氏はいいました。州政府、経済開発庁、シカゴ・デトロイト事務所(フアン・マヌエル・フェルナンデス所長)、日本事務所(ロドルフォ・ゴンサレス・オノ所長)によって多くの宣伝活動が行われました。 「当時は工業団地も建設されていなかったので、非常に完成度の高いパンフレットを作り、投資誘致の説得を図りました。形になるものは何も無かったので、空気を売っているようなものでした」とフェルナンデス氏は語りました。 8人の知事は皆、決断を下してリスクをとる必要があることを、明確に理解していたそうです。 ロペス氏は、日本とグアナファトの関係にはまだ課題が残っていると断言しています。 「これまでのところ、自動車分野しか開拓されていません。しかし、エネルギー、バイオテクノロジー、健康、技術、貿易、教育などの分野にも関係を広げていかなければなりません」とロペス氏は続けています。「日本とメキシコのつながりには、まだまだ大きなチャレンジがあります。私たちは孤立するのではなく、統合するために努力しなければなりません。」 現在、グアナファトには276社の日系企業が進出しており、ここに住む2300人の日本人が自動車産業に従事しています。 20年前には3つだった工業団地が、現在では50にまで到達しています。 重要な決定事項 30年前から、グアナファト州は自動車産業を発展させるために重要な決断を下してきた: 計画:21世紀グアナファト州研究 宣伝:シカゴと日本に事務所を設置(COFOCE) 税関:プエルトインテリオール内に設置 トレーニング:IECAにて専門技術者を養成 教育:UNAMとIPNを誘致 インフラ:道路や橋を建設 経済回廊:イラプアト−アバソロ、セラヤ—アカンバロ 工業団地:50か所新設
マス・ハポン・エン・グアナファト
グアナファト州は今日、世界で最も多くの日本人が移住している地域です。 同州には276社以上の日系企業が進出しており、それに伴って約2300人の日本人が、主にレオン、イラプアト、セラヤ、グアナファトなどの町に居住しています。 世界でも名高い日本の3つの自動車メーカー(トヨタ、ホンダ、マツダ)がグアナファト州で自動車を製造しており、年間50万台以上の日本車が生産されています。 グアナファトでは、レストラン、自宅周辺、学校、職場などさまざまな場所における日本人との日常が話題になることがよくあります。日本人は自動車を作るためだけにグアナファトにやって来たのではなく、私たちの生活様式までも変化していったのです。 現在、グアナファトの人々の中には、大学で日本語を学習し、日本の規律や哲学を学び、時間厳守で仕事に取り組む習慣を身につけている人や、アニメや寿司など日本文化が大好きな人もいます。また、メキシコ人と日本人が結婚し、家族を築いている例も少なくありません。 日ごとに「マス・ハポン・エン・グアナファト(グアナファトでもっと日本を)」が実現しています。 在レオン日本国総領事館は、9月2日から4日まで、第1回「マス・ハポン・エン・グアナファト」を開催します。 講演会、コンサート、伝統舞踊、茶道、書道、美食ワークショップ、武道、コスプレ・ファッションショー、日本映画上映、ネットワーキングなどが行われます。 「マス・ハポン・エン・グアナファト」のプログラムは、ホームページwww.kokoméxico.com、又はココ・メキシコのSNSでご確認ください。
酒井庸行参議院議員がメキシコを訪問しました
愛知県選挙区から選出された酒井庸行参議院議員が、メキシコのグアナファト州、ケレタロ州を訪問しました。 メキシコ日本商工会議所の代表やグアナファト州に拠点を置く日系企業と面会し、事業内容や現在抱えている問題などについて意見交換を行いました。 酒井議員は、アパセオ・グランデにあるトヨタグアナファト工場、コモンフォートのアイシン、グアナファト工場、シラオのデンソーを訪問しました。
日本で初めて聖人となったメキシコ人修道士の歴史
長崎の難破船が、聖フェリペ・デ・ヘスス教会へと続く道のりの原点となる。 日本で初めてメキシコ人として聖人となった聖フェリペ・デ・ヘススは、群衆の前で処刑され、日本で殉教しました。 豊臣秀吉の命により、京都から長崎の西坂の丘に至るまで各地で見せしめにされ、フランシスコ会司祭6名、イエズス会3名、そして日本人信徒17名が磔の刑に処されました。
日本人に人気の陶芸家セルビン
セルヴィン氏が生み出す陶芸の技術は、生産量の多くを輸出する日本でも認められ、評価されています。 グアナフアト州南部のタランダクアオ村にある陶芸工房は、バヒオに住む日本人にとって、まさに観光名所である。 週末になると、日本人はレオン-サラマンカ-セラヤ-アパセオ・エル・アルト-ジェレクアロの高速道路を3時間かけて、ミチョアカン州のほぼ州境にあるタランダクアオに行く。 工房があるのは、人口500人余りの小さな田舎町「La Purísima」。全員、陶芸家。グアナフアトの職人、ハビエル・セルビンの技術と品質に惹かれて、日本人がやってくるのです。 “日本の皆様をお迎えできることを大変嬉しく思います。彼らは私たちの仕事をとても評価してくれて、私たちは日本でとても有名だと言ってくれています。 「日本には千年以上の陶磁器の伝統がありますから」。
Mazda3とMazdaCX30にマイルドハイブリッドシステムを採用
マツダのサラマンカ工場では、今年Mazda3とMazdaCX30モデルにマイルドハイブリッド技術を採用。つまり、ガソリンと電気の二つのエンジンを搭載したセミハイブリッド車となっている。