マリア・デル・ソコロ・フランコさんの通称は“ココ先生” 彼女は人生の大部分を日本人にスペイン語を教えてきました。 また日本の大学生が使うの本の共著者として語学の練習問題や語学習得の演習を行っています。 彼女のご主人は日本人で彼がメキシコに留学されていた時に知り合ったそうです。マリア・デル・ソコロさんは歴史の勉強をしていました。彼女の友達が東京の大学でスペイン語を教えてみない?と誘ったところから専攻していた歴史とは違った人生が始まりました。 彼女は20年間日本に住み3人の子供をもうけました。今ではレオンに住む日本人からお母さんと慕われるようになりました。15名の生徒の中には小学生や中学生もいますが大部分は日本人の主婦や会社経営者で日本企業のメキシコ従業員もいます。 ココ先生は特殊な教授法を使ってスペイン語を教えています。 “私たちの文化に溶け込む日本人の姿勢やコミュニケーションを取ろうと努力する姿勢がすばらしい” ボードゲームを使ったり映画を見たり音楽を聴いて楽しくより早く言語を習得させます。 コミュニケーション以外の様々なレベルの検定試験対策クラスにも対応してくれます。 ココ先生はバヒオ地域の日本人にとても興味を持っています。 “私たちの文化に溶け込む日本人の姿勢やコミュニケーションを取ろうと努力する姿勢がすばらしい”“生徒と先生という関係から友情が生まれてそこから家族のような気持ちが生まれます”
チョコレート: 世界に誇るメキシコのおいしい贈り物
チョコレートはメキシコが世界に誇る食べ物です。カカオの木は4〜8メートルほどに成長するメキシコの熱帯地域の木です。年間で10万以上の花を咲かせます。 3000年以上前は重要な文化的意味をもつ権威のシンボルでした。 初めてカカオが使われたのはオルメカ時代で栄養ドリンクのようなものでした。マヤ時代は通貨のように使用されアステカ時代はその栄養価の高さから高官の兵士に飲まれるようになりました。 スペインからの占領時にはクリストバル・コロンがはじめてカカオを飲んだとされています。その後2つの文化が融合して砂糖や牛乳が加えられ今日に伝わるホット・チョコレートとして愛飲されるようになりました。 メキシコではカカオは経済、文化、歴史の中枢を担ってきました。タバスコ州やチアパス州はカカオ栽培に適した気候でありその恩恵を受けてきました。現在ではチョコレートは世界中で消費されるようになりました。板チョコ、デザート、お菓子の中に粉末状やシロップ状のいろんなチョコレートが使われていますよね。 *オルメカ、マヤ、アステカはメキシコの先スペイン期の時代名 神の食べ物 インディオたちは神々のみがカカオの木の実を取ることができると信じてきました。そのためチョコレートのことを “神々の食べ物”と呼んでいました。 健康効果 心臓を健康に保つ 血液の循環を良くする うつ病の改善 集中力や記憶力の向上 抗菌作用は緑茶やコーヒーを上回り抗酸化作用もある がん細胞の軽減
グアナファト進出の日系企業110社
130年前に締結された日墨修好通商条約が今日に至って実を結んでいる。日系企業110社がグアナファトに進出し、現在最も多くの日本人移住者がメキシコを拠点としている。 グアナファト州では日本企業からの投資が続いており、今年は新しくプラスティック製造、自動車部品製造3社が加わり、2019年には大手自動車メーカートヨタ自動車が操業を開始する予定です。 グアナファトはここ数年で日系企業にとって主要な戦略的パートナーへと成長してきました。 2006年から今日までに日系企業計110社がグアナファト州へと進出しており、主にアパセオ・エル・グランデ、セラヤ、シラオ、サラマンカ、イラプアト、レオン、アバソロ、バジェ・デ・サンティアゴ、コモンフォート、サン・ホセ・イトゥルビデ、アカンバロ、サン・フェリペ、そしてドローレス・イダルゴなどの町に位置しています。進出企業の大半は自動車関連企業です。 グアナファト経済成長省によると、このバヒオ地区にある日系企業110社に駐在する日本人スタッフの数は平均10人〜18人で、全体で4万96人の雇用を生み出してきました。 また、2006年〜2018年の間にグアナアファト州政府は補助金として5億2590万ペソを日系企業へと支給してきました。 日系企業にとってグアナファト州は鉄道があり交通至便な点や、将来性のある若者が多いことも魅力となっており、その上メキシコが現在46か国と貿易取引を行っていることも利点です。
日本との友情の輪を広げるレオン
レオン市政は他国籍から集結するスキルにより、市の成功が左右されると確信しています。ですから盟友である日本人の皆さんには喜んで門戸を開き、この国の更なる発展へ力添えを頂ければと考えています。 日本とメキシコには以下のような共通点があります。 日本は日いづる国と言われていますが、メキシコのプレヒスパニック文化では太陽の神の重要性が明確に説きただされています。日本は日いづる国であり、メキシコでもプレヒスパニック文化の主な神として太陽神トナティウが存在します。 我々は両国ともに農業国です。土を耕して愛情を込めて種をまき、実がなるまで大切に育て、時が来たら収穫するという過程の大変さを理解しています。 我々の国民は気丈夫です。日本人はこれまでに苦難、戦争、そして自然災害などを乗り越えてきましたが、私たちレオン市民も疫病や洪水、戦争などを克服してきました。その経験からレオン市のスローガンである「労働は全てを打ち勝つ」が生まれました。我々は努力と、常に前進することの大切さを心得ています。 このような絆が信頼関係となって実を結んできました。日本とレオンの経済関係は1997年から始まりましたが、2011年にマツダ社とホンダ社がこの地域に進出して以来、その関係は飛躍的に強化されてきました。結果としてレオンへより多くの企業が進出し、そして日本人コミュニティが移住してきています。 レオン市には在レオン日本国総領事館が開設され、東京銀行やみずほ銀行も設立されました。また、日本の様々な文化的行事も開催されています。 この発展プロセスをさらに加速するために、共に貢献し、「より良いレオンの町」づくりを目指していきたいと思います。そうすることでお互いの利益となり、世界市民へ近づく一歩となります。「日本の皆さん、レオンへようこそ!」
グアナファト州で新たに移民局を設立
グアナファト在住の日本人は、移住者としてグアナファトで快適な生活が過ごせるよう州政府より支援を受けられる。 今では日本人はグアナファトの新たな住民であり、ディエゴ・シヌエ・ロドリゲス州知事は移住者に直接対応する機関として新たに移民局を設けました。 移民局では主にアメリカへと移住するメキシコ人や、グアナファトへ移住して来る外国人への相談窓口となる予定です。 初代局長は、移民問題やメキシコ−アメリカ関係に詳しいフアン・エルナンデス氏が就任されました。 グアナファト在住の日本人コミュニティの数は約5000人で、フアン・エルナンデス局長はインタビューで日本人との関係をこのように語ってくださいました。 「日本人コミュニティはグアナファトで大変歓迎されています。いろいろな形で州の発展に貢献してくれていますし、すでにグアナファト住民の一部としてこれからも更に関係を深めていきたいと思います。」 移民局では日本人コミュニティのニーズなど、直接意見交換をするため、各代表とのミーティングも予定しています。 これまではグアナファト州政府とメキシコ外務省がそれぞれ日本人に対応していましたが、今後移民局の台頭が期待されています。 「在レオン日本領事館を通してグアナファト州在住日本人との交流を図るプログラムを作成し、移住者の生活向上に繋げていくのが目的です。」 また、文化・教育・スポーツなど様々な分野に双方が協力しながら取り組んでいく予定です。 「互いに理解を深める為にはどんどん提案を出していただくことが重要で、日本の文化について更に知識を深め、日本人コミュニティが必要としている問題の解決に取り組みたいと思います。」
祝2周年!
ココ・メキシコがメキシコ人と日本人の架け橋となるような雑誌をお届けし始めてから2年が経ちました。全く異なる二つの国が、今では良好な関係で共生できていることをうれしく思います。今後もメキシコ−日本が更に近くなるように貢献していきたいと思います。 ご愛読ありがとうございます! グラシアス メヒコ! ありがとう 日本! 「ココ・メキシコはとても面白いです。これまでのバックナンバーを全て持っています。」 彰子さん “Kokó México es una revista muy interesante, las tengo todas”. Akiko 「とても楽しくて、役に立つ雑誌です。」 由佳さん “Es una revista muy divertida y es muy útil para nosotros”. Yuka 「メキシコについてたくさんの情報が載っているので、大好きです。」 希さん “He aprendido mucha información sobre México.…
JAL(日本航空)が子ども「航空教室」を実施
イラプアトにあるグアナファト補習授業校に在籍する小学生・中学生を対象に、JAL(日本航空)のスタッフによる航空教室が開かれました。 航空教室では、高学年児童・生徒対象に飛行機の機体整備や、そのメカニズム、そして飛行前の準備などについて説明がありました。 また、小学1・2年生のまだ低年齢の子供たち58名は、保護者と共に折り紙で紙飛行機の折り方と飛ばし方のコツが伝授されました。 今回の航空教室は、メキシコシティ、サンディエゴ、ダラスからそれぞれ来校したJALの職員3名により開催されました。 バヒオ地区に在住している日本人子女たちは、日本で必要とされる教育水準に達するよう、この補習校で毎土曜日に日本の様式で学習しています。 イラプアトで航空教室が開かれるのは2回目で、グアナファト補習授業校とJALの協賛で行われ、児童・生徒達は日頃の教室での学習から離れて楽しく体験授業を行い、また一つ将来を考える良い機会となりました。
メキシコ最高レベルの イノベーション地区
イラプアトの16ヘクタールの敷地内に イノベーションビジネスセンターの建設が開始されます。 日本人学校、学生寮、商業施設、テクノロジー、自動車、農工業の企業セクターが建設される予定です。 イラプアトでバヒオ地域の最高レベルのビジネスプロジェクトが動き出しました。 ビジネス・イノベーション地区と名付けられたこのプロジェクトは16ヘクタールの敷地内に日本人学校や住宅、商業施設も備えたビジネスパークになります。 HUBセンターは職場と家族の生活空間が一体となった新しいコンセプトで敷地内にはマンションや緑豊かなサイクリングロードや広い歩道があり学校や商業施設が充実しています。 職場と生活空間と学びの場所がすべて一つになった完全スペースなのです。 学生のために寮を建設する予定です。この地区から半径2キロの場所には5000人以上の学生が勉強しています。 HUBセンターの建築デザインは安全で快適・革新的です。 その立地にも大きな特徴があります。バヒオ地域の最重要工業団地地帯の北側に位置し国内の南側にあるこの場所は国内の様々な産業(自動車、ハイテク機器、農工業)のネットワークコネクションとしても最高の場所です。 はじめのプロジェクトは来年1月にスタートします。バヒオ地域で始めての日本人学校が建設されます。 この日本人学校は270名が在籍可能です。4億2000万円、つまり2500万ペソが投資されています。 バヒオ地域のイノベーション・ビジネスセンターの建設プロジェクトは2019年から始まります。このセンターはグアナファト州政府並びにイラプアト市の自治体政府と連携した民間投資プロジェクトととして地域に新しい風を巻き起こすことでしょう。 HUBセンターの6つのプロジェクト 工業団地 主に軽工業やテクノロジーの企業間のビジネスのための工業団地があります 倉庫付の事務所 100㎡のオフィスと66の倉庫があります。 学生寮 Incarnate World大学の近くに建設される留学生のための学生寮です。大学へのアクセスが良い立地で2棟建設されます。各棟に100部屋で200名が入居することができます。 法人ビル 雇用の機会を与えると共に企業の需要に応えます。 2棟建設される予定です。 日本人学校 270名の児童・生徒の在籍が可能で9つの教室と4つの多目的教室、実験室、体育館、サッカー場や運動場があります。小学部と中学部があります。 マンション/オフィス 7棟のマンションと2棟のオフィスがあります。 日本人コミュニティとビジネスエグゼクティブのための職場と生活空間になります。 詳細 Informes: www.lomoplateadoinc.com Boulevard Bernando Quintana 7001, Torre 2 Oficina 1102 Colonia Centro…
マツダ・メキシコ社の 生産台数80万台を超える。
4年前のマツダ・サラマンカ工場稼働以来、「Mazda2」と「Mazda3」を合わせて81万8千65台が生産された。 サラマンカ工場で生産される車の91%が37か国に輸出されています。グアナファトの労働者により製造された「Mazda2」「Mazda3」はアメリカ、カナダ、そしてヨーロッパの一部でも販売されています。 マツダ・サラマンカ工場では、常に従業員の知識・スキル向上を目指したトレーニングプログラムが実践されており、あらゆるエリアで日本人スタッフとのマンツーマン指導も行われています。 最近では、マツダ・広島工場で製造・メンテナンス・改善などに関する1年間の研修を終えたメキシコ人従業員が日本から帰国しました。 マツダ・メキシコ社で働く労働者の大半はグアナファト州出身で、特にサラマンカ、イラプアト、バジェ・デ・サンティアゴなどの町から通勤しています。 サラマンカ工場の全従業員数は約5千200名で、26%は女性従業員です。 マツダの従業員にはConalep(前期中等職業訓練プログラム)、CBTis(工業高校)、Cetis(職業訓練校)などの公立校の卒業生が多く、更にグアナファト大学、セラヤ工科大学、メキシコ国立工科大学グアナファト校などを卒業した専門知識を有するスタッフも勤務しています。 このようにマツダ・メキシコ社で生産し、世界に輸出されている自動車はグアナファトの公立校で学んだ人々の手によって作られており、彼らの努力の結晶である、とマツダ社役員の方々が語ってくださいました。
日系企業トップ10
1. マツダ 7億7千万ドルの投資でサラマンカ市に新設され、4600人の直接雇用を創出。加えて10社以上の系列サプライヤーのメキシコ進出も伴い、更なる雇用を生み出した。 2. ホンダ 投資額は8億ドルで、3200名の直接雇用を創出。2013年9月にグアナファト州セラヤ市に4億7000万ドルを投じてトランスミッション製造工場が建設された。 3. デンソー 世界でも有数の自動車関連会社。カーエアコン、ラジエーター、センサー類などを生産。投資額は1億840万ドルで、新規雇用874人。 4. KYB ステアリング機器や油圧緩衝器を製造し、グアナファト州に生産拠点が2か所ある。世界でもトップクラスのステアリング機器サプライヤーで、油圧を核に振動制御とパワー制御技術を駆使した製品を提供している。 5. 河西工業 自動車用内装部品メーカーで、主な顧客は日産、ホンダ、マツダなど。現在グアナファトに2工場を有し、従業員数は1669名。1999年よりレオン市で操業を開始した。 6. オムロン FA機器、電子部品のトップメーカー。世界100か国以上に拠点があり、グアナファト進出への投資額は3千万ドルで、新規雇用400人。 7. ショーワ 緩衝器や電動式パワーステアリングを製造。シラオ工場建設の投資額は5千万ドル、新規雇用645人。 8. 豊田合成 自動車用内外装樹脂部品を生産・販売。グアナファトにある日系企業の中でも生産品目が多様で、ハンドル、カップホルダー、ラジエーターグリル、コンソールボックス、ジュシフューエルフィラーパイプなどを生産している。2014年に6千7百万ドルを投じてイラプアト市に工場が新設され、280人の雇用を創出。 9. 大川精螺工業 自動車ブレーキ部品を製造。3千万ドルを投資してイラプアト市に設立。現従業員数235名。 10. 古川電工 自動車部品メーカーで、ワイヤ—ハーネス(組み電線)を製造・販売する。アカンバロ市に500万ドルの投資で工場が建設され、1000人の雇用を創出。