マンゴー:真夏のフルーツ

Por Laura Campa メキシコはマンゴーの年間生産量が世界第5位で190万トン。 マンゴーの原産地はアジアであったがスペイン人による侵略の歴史でメキシコに 持ち込まれた。メキシコはマンゴーの生息に適した環境であった。 マンゴーは甘くて黄色い果肉が多くジューシー。ビタミンAとCが豊富で マンゴーに含まれる糖質は脳や筋肉にエネルギーを送る炭水化物である。 カリウムも多く含まれており繊維が多く抗酸化作用にも優れている。 マンゴーはサラダに入れたり、ジュース、シェイク、アイスクリーム、サルサやジャムなどバリエーションに富んだ材料になるフルーツだ。 その栄養価の高さとともにガンの予防、貧血、心臓病、感染症、糖尿病、便秘などの改善に効果があるとされている。 これらの効能からマンゴーの需要は世界中で高まっている。 メキシコのマンゴーの輸出先はアメリカ、カナダ、日本をはじめ多くの国がある 輸出総額は3億7400万ドルに上る。 この4年間で需要の高まりから輸出は40%アップした。 メキシコ国内の23州で生産されているマンゴーはその74%がゲレロ州、シナロア州、ナジャリ州、チアパス州、オアハカ州である。これらの州で140万トンが生産されている。 4月から8月がマンゴーの収穫時期で年間生産の80%はこの時期のものだ。この時期に収穫されるマンゴーは甘くて絶品だ。 マンゴーの種類 マンゴーの種類ごとに違う味わいがある。味わって見て! マニラ 最も多く販売されていて甘くてジューシー キロあたり12から20ペソ アタウルフォ 甘くてクリーミー。果肉は柔らかく繊維は少ない。よく日持ちする。 キロあたり12から20ペソ ペタコン 甘くて果肉に繊維が多い。実が大きく果肉も多い。皮が赤い。 キロあたり12から15ペソ

蟻の卵グアナファトのエキゾチック料理

Por Pablo César Carrillo グアナファトのサンフェリペにエスカモーレ と呼ばれる蟻の卵を使ったエキゾチックな料理がある。 蟻の卵のタコスは一つで70ペソもする(4ドルくらいする時も)普通のトルティージャのタコスなのに一つ食べるとあまりの美味しさに すぐに追加でオーダーしてしまう。 蟻の卵を採るには土を崩さないように巣の中でとても慎重に行わなくてはならずとても難しい。蟻に攻撃される可能性も高い。だからエスカモーレは1キロ800ペソから1300ペソで取引される高級食材だ。季節によっても相場は変わる。 エスカモーレ料理を作るリサベット・クラウディオさんは言う。 “昔からこの辺りで蟻の卵が食べられていたとは知りませんでした。現在は卵の集積所や蟻の巣を守る活動も地域でやっています” “エスカモーレはインディヘナたちの時代からサンフェリペで食べられていましたが 私たちは砂漠のキャビアといわれるその味を 知らずにいました。” エスカモーレはメキシコ州、イダルゴ州やオアハカ州では有名だったが最近は卵を採りすぎたり巣が壊されたりして少なくなってしまった。 メキシコシティーなどの高級レストランで味わえるエスカモーレはグアナファトのサンフェリペのものだ。

メキシコと日本の絶妙な味のバランス

日本料理とメキシコ料理の食材の組み合わせが新しいコンセプトになった Takum レストランのシェフはメキシコと日本を見事に融和させる有名なシェフだ。 その料理は彩りの良い芸術作品のようでそこでしか味わえない独特の風味に魅了されることはまちがいない。 Takumの料理は旬の食材を使っている。旬とは季節ものという意味。調理の手順や二つの食文化がここでも融合されている。 有機野菜や自然食品を取り入れた懐石料理を自信をもって提供するため日々料理への研究を欠かさない。 レストランでは豊富なメニューに落ち着ける空間がある。 私たちの生活は日々改善されていくべきものであるという 改善の精神哲学がある。 Takumでは日々満足していただける接客を常に心がけ最高のサービスの提供を目指す。 Takumでのお食事がお客様にとって忘れられないひと時に なることを願って。   営業時間 火曜日〜日曜日 12時〜23時 所在地 ホリデーインの横 ロペスマテオス2619 電話(477)775 5100

メキシコの菓子パン

メキシコ人の家族にとって菓子パンを朝や夜に食べる習慣は 先スペイン期(スペイン人が大陸にやってくる前)からあった。 メキシコのパン屋さんは毎日の食卓のパンと菓子パンを保存料など使わずに 焼き上げる。薪を使った釜で焼いているパン屋さんもある。機械の釜で焼いた メキシコのパンでもその味は昔のまま守り続けられている。 材料は小麦粉、イースト、バター、卵、砂糖。 先スペイン期は小麦粉ではなくとうもろこしの粉で作られていた。16世紀にスペイン人によって小麦が持ち込まれるまでは。 メキシコでは朝と夕方に焼きたてのパンを販売している。ミルクやホットチョコレートと一緒に食べる。菓子パンそれぞれに名前がある。コンチャ、ロスカスデカネラ、チリンドリーナ、オレハス、ドーナ、カンペチャーナス、セミータス、ウエソス、ポルボロネス。 塩味のパンはボリージョもしくはテレーラと呼ばれる。 食べれば“おなかはいっぱい心は満足”メキシコのパンをお試しあれ。 ホットチョコレート • 牛乳1ℓ • メキシコのホットチョコレート用の板チョコ1枚(スーパーで販売している) • 底のあつい鍋   作り方 牛乳を弱火で温める。ホットチョコレート用の板チョコを加え 柔らかくなったらモリニージョで板チョコが牛乳に溶けるまで混ぜる。 両手で棒の部分を垂直に持って泡を立てるように回す。 温かいホットチョコレートと菓子パンと一緒にどうぞ。   ヒント もし モリニージョがない場合はミキサーで牛乳と板チョコを混ぜる *モリニージョ ホットチョコレートを混ぜて泡立てる木製のキッチン用品 ビデオ

甘酸っぱくてジューシーないちご

メキシコはいちごの生産が世界第3位である。 グアナファトはいちごの重要な生産地でありイラプアトのいちごは品質がもっとも良い。 イラプアトのいちごは大変に有名でその土地の人をフレセロと呼ぶほどである。 品質も良く、イラプアトでは収穫したてのいちごやジャム、アイス、冷凍いちごが街道で売られているのを見かける。いちごは“永遠の青年の実”と言われる。それは抗酸化作用があり繊維も豊富で消化にもいいからだろう。ビタミンCもたっぷりで栄養価が高い。 イラプアトでは500ヘクターレスもの土地でいちごの生産が行われている。イラプアト産のいちごは特にジューシーで甘酸っぱく品質がいい。いちごは短い茎で地面に実がついてしまうので食べる前は消毒してしっかり土を落とすことが大切だ。 消毒の仕方 柔らかすぎるいちごや色の悪いいちごは取り除く いちごをボールに入れて水を入れる いちごについている土が取れるようによく洗って 多くの水ですすぐ いちごの茎や葉っぱは消毒が終わってから取り除く。切り口からばい菌が入る可能性があるため。 水といちごをボールに入れスーパーに売っている野菜用の消毒液を数滴いれ数分待つ 水を捨ててからいちごの葉っぱを手で取る 新鮮できれいないちごを召し上がれ。

カピロターダってなに?

メキシコにはキリスト教文化に影響をうけた食べ物がある。 3月から始まる“クアレスマ”四句節(40日間)という期間がある。イエスが40日間荒野で断食したことに由来している。この時期メキシコでは“カピロターダ”というデザートを食べる習慣がある。 このデザートはスペイン人がメキシコにやってきた1519年から作られていた。 はじめは肉料理でだったのが現在ではボリージョというパンと黒砂糖で作った デザートになった。 レシピ カピロターダはクアレスマの期間 (今年は) 3月1日から4月13日までの毎金曜日にのみ食べる。この期間以外に食べることはまずない。 メキシコ人は毎年クアレスマにカピロターダを食べるのを楽しみにしている。 それぞれの地域で作り方は違うがここでは簡単なレシピを紹介する。 材料 • ボリージョパン5 • 油 • 黒砂糖1/2キロ • 水2ℓ • シナモン2本 • クローブ4つ 作り方 パンを2cm間隔に切って天日に干す。乾いたパンを油で軽く揚げ色がつくまで揚げる。 沸騰させた水に黒砂糖、シナモン、クローブを入れてはちみつ状になるまで煮詰める 容器にパンを並べシロップ上からたっぷりかける。同様に次のパンを並べ シロップをかけるのを繰りかえす。 飾りに干しぶどうやスライスアーモンドを使う。角切りしたチーズをトッピングしてもよい。 ポイント 全ての材料がスーパーで手に入る どんな意味 ボリージョ:小麦粉の固い塩味のパン ピロンシージョ:精製される前の砂糖の黒砂糖の塊

ノパル:メキシコからの贈り物

Por Laura Campa ノパルはトルティージャやチレのようにメキシコを象徴する大事な食べ物だ。 ノパルは美味しいだけではなく栄養価が高い野菜の一つだ。 どんな土地でも栽培しやすく薬用としても食べれている。 栽培には農薬を一切使用せず生産できるオーガニックなノパル。 メキシコ中で栽培できお財布にやさしく ミネラル、たんぱく質、繊維が豊富で そのままでも加熱してもおいしい。ノパルの実はテゥナという名前だ。 食べるだけではなく観賞植物としても知られている。 2016年のノパルの生産は81万2千トンでその90パーセントはメキシコ中央部で栽培されている 日本では“さぼてん”といわれる。 1998年から毎年メキシコから日本にノパルは輸出されている。 ソース、ジャム、健康食品としての粉末のノパル、てんぷら用に冷凍ノパルもある。 メキシコには300種類のノパルがある。 グアナファトにたくさんのノパル農家がいる。ペンハモ、ロミータ、サンミゲル・デ・アジェンデやサラマンカなど ノパルの世界産地として知られる。 サルバティエラでは農家が協力してノパルの魅力を発信している レシピ 作り方 ノパル5枚  トマト2つ タマネギ小 半分 チレセラノ1本 シラントロ5茎 ノパルを水を加えず弱火で加熱。塩少々を加えてにんにくひとかけ、タマネギを入れて10分ふたをする。 加熱されたノパルを細く切って他の材料を細かく刻んで加える。チーズやアボガドを入れるとおいしい。

サルバティエラ:魅力あふれる街

オーディオ   グアナファトの片隅にある歴史の街。サルバティエラ。 スペイン人たちによって建設された美しい街並み。 何百年も過ぎた今もその息吹が残る。 Por Laura Campa サルバティエラはスペイン人によってスペイン人のために建設された街だ。 1644年スペイン王のフェリペⅡ世の命令によって建築されたこの街は 豊かな農業用地と街の橋や建築物が見事に調和するように設計された。 歴史的にもグアナファト州ではじめて建築された街である。 街の建築に大きな影響を与えたカトリック教会の修道院や教会が多くあり それはここが歴史的に大変重要な土地であったことを示している。 5年前にプエブロ・マヒコとして地域の伝統や建築物、歴史の保存地域に認定された。グアナファトの片隅にあるこの街は閑静で美しい街並み、文化の歴史が薫る街だ。自然散策するのもいいし山登りも楽しめる。 街には300以上の歴史建造物がある。 レルマ川がもたらす自然の恵みが街中にある。エル・サビナルや エル・ティサルのエコロジーパークや 川岸にはボートで遊べる自然のプールスペースがある。歴史有り、自然有り、見どころたっぶりのサルバティエラは魅力いっぱいの街。本物のプエブロ・マヒコだ。 見どころ サルバティエラ大聖堂 街の中心地にある教会 エル・カルメン教会 サラゴサ通りで最も美しい教会 エル・ポルタル支柱 17世紀に建築された支柱 サンフランシシコ修道院 中は博物館にもなっている エル・サビナル エコパーク レルマ川と市街の交差する場所にある イダルゴ メルカード 屋台やお店、食料品など130店舗 バタネス橋 350年前に建設された全長200メートルの橋 ラス・チャプリネス修道院 グアナファトの宗教の装飾建築 闘牛広場 プロレスイベントなどが行われる昔の闘牛場 エル・マルケサード 観光客も入ることが出来る農場 有名なお祭り ラ・マルケサーダ…

お酒のアイスは国際的な味

  オーディオ グアナファト州のドローレス・イダルゴでエキゾチックなアイス(ニエベとも言う)が楽しめる。プラサ・プブリカで50種類以上のアイス Por Violeta Bermúdez ドローレス・イダルゴで手作りのアイスが評判だ。フルーツで作られた各種アイスはどこにでも売られているが “ラ・フローレス・デ・ドローレス”のは違う。 なんと日本酒を使ったアイスがあるのだ。フルーツとお酒を組み合わせた斬新な味わい。新鮮なフルーツと口当たりのいい甘さ。 このアイスの考案者は アントニオ・ガルシアさんと奥さんのテレサ・モンカダさん。 37年前のお店の開店からアイスを作り続けている。 お酒のアイスを考案したのは一昨年。グアナファトと広島の友好協定一周年を記念した 料理の品評会に出品した力作。 “美味しいものを追求することで有名な日本人のお客さんが よく買いに来てくれることは 私たちにとって大きな喜びです。”と アントニオさんは語る。 承認された高品質 1997,1998,1999年のメキシコ西部商工会議所から優れた品質の商品に贈られる小像を受賞 2011,2012年 ドローレス・イダルゴのアイスフェアで 第一位 2014年 スペイン・マドリードでイベロアメリカ食文化に命名 2015年 観光商品部門にて グアナファテンセス賞受賞 2016年 観光商品認定 よく使うフレーズ Nieve ニエベ (Niebe) Helado アイスクリーム (Aisukuriimu) Sabor 味 (Aji) Fruta フルーツ (Furuutsu) Fresco 新鮮 (Sinsen) Dulce 甘い (Amai)

遺跡歴史ある

オーディオ グアナファトの主要都市、工業地帯の近郊に訪れる価値のある 先スペイン期の古代遺跡がある Por Alba del Hierro 2001年にその存在が発見されたばかりの4つの先スペイン期の都市は長い間山の下に隠されていた現在 国立歴史文化人類学研究所INAHは遺跡の研究、保全、保護を行っている。グアナファトの遺跡は900年前のものでその美しい姿が今 一般公開されている。 この地域の先住民が歴史と文化に与えた影響を知ることが出来る。グアナファトにあった最初の都市と建築物そこに住んでいたメキシコの先住民の歴史はあなたに驚きを与えるだろう。 INAH Guanajuato 473.733.1069 オカンポ、グアナファト エル・コポロ この先スペイン期の都市はグアナファトの北西にある。いくつかの建物からなり 儀式や公共の場所があった。ピラミッドは日干しレンガや石で造られており、階段には象徴的なデザインが施されている。 この遺跡のある場所は絶滅危機に瀕している動植物の保護地帯になっている。また多くの種類のノパルサボテンがある地域でもある。 どうやって行くの レオンからはSan Felipe方面へ向かって San Felipe/ Ocampo の分かれ道まで行く。Ocampo方面へ向かってIbarraに着いたら(交番があるところまで)右に曲がって Cabras /Torreonの分かれ道で左に曲がって4km行ったところがEl Coporo オカンポからはLeon 方面へ向かってEl Torreonへ左側に遺跡インフォメーションセンターが見える 時間帯:火曜日から日曜日まで10時から18時まで 見学 ガイド付きのバスツアー、徒歩で観光の場合は所要時間の目安は2時間半から3時間 入場料は 大人39ペソ 子供12ペソ オカンポのお食事処 ポジェリア・ラ・エスキーナ エスコバド通り  セントロ ビリア・チュイ モレロス通り219番 セントロ サンミゲル・デ・アジェンデ、グアナファト カニャーダ・デ・ビルヘン…