バヒオ地区の日系企業は、W杯メキシコ試合中の業務一旦中止を決断。作業機械を停止し、代わりにテレビをつけた。この国ではメキシコ代表は単なるサッカーチームではない。 日系企業IKPC-MX S.A. de C.V.では時間厳守の日本人らしく、6月23日午前10時ちょうどにプラスチック製造機械を停止し、テレビをつけてメキシコ対韓国の試合観戦が始まりました。 日本人もメキシコ人もワールドカップを見るために作業を中断−これは日本では一般的ではありませんが、IKPCメキシコ社はメキシコ人にとってW杯はただのサッカーの試合ではなく、愛国心と国のプライドがかかっていることを認識しています。 そこで、数日前から倉庫にテレビスクリーンを設置し、シグナルをキャッチするためのアンテナも用意しました。当日は20人以上の従業員がワクワクしながらピザ、ソーダ、スナックなどを手にテレビの前を陣取りました。 メキシコ勝利!その日予定されていた生産量が減少したにも関わらず、日本人もメキシコの白星を祝福しました。 試合後の正午12時には、まだ興奮冷めやらぬメキシコ人従業員も自分の職場へと戻って行きました。メキシコの勝利を日本人も喜んでいる様子でした。
ワールドカップ 開催中は自動車生産も中断
2018FIFAワールドカップ(W杯)ロシア大会の開催が目前に迫ってきました。サッカーに熱狂するこの国の人々はW杯の時期になるとメキシコ人であることを誇りに思い、距離に関係なく代表チームを応援します。 ワールドカップ開催中には、学校、工場、オフィスでも一時活動を停止して、テレビでの試合観戦は欠かせません。 教室にはスクリーンが設置され、授業を中断して学生たちが代表チームの応援に励みます。同様に職場も小さなサッカースタジアムと化して、メキシコ代表の試合が始まると皆グリーンのユニフォームに身を包んで応援を始めます。 職場で試合観戦が不可能ならば多数の従業員が欠勤する恐れがあるため、経営陣はむしろ試合中2時間中断する方を選びます。 また、従業員が一丸となってメキシコ代表を応援することで、メキシコ人の団結や愛国心の強化などプラスになる面もあります。 このメキシコ人サッカー熱の起源は何百年も昔に遡ります。 メキシコ原住民は「フエゴ・デ・ペロタ」というサッカーに似た球戯を行っていました。この球戯の勝者は神の加護を得ることができると考えられていたのです。 この宗教的な遊戯が形を変えて、現在ではサッカーがメキシコのポップカルチャーの中心となっています。
本田選手効果
20分間の試合出場に2千人の 日本人ファンがレオンスタジアムに集合 Por Pablo César Carrillo 本田選手がレオンにやってきた。彼をフィールドで見つけるのは難しくなかった。彼の髪は金髪に染められているしボールのすぐそばにいるからだ。イタリアのミランの選手として活躍していた彼は日本に帰国後、メキシコサッカー界へ飛び込んだ。そしてレオン対パチューカ戦の試合のためレオンにやってきた。 本田選手がフィールドに姿を現すと大勢の日本人ファンは拍手で迎えた。試合中、本田選手がボールをとらえるとホームグランドで応援するレオンの人々はやじを飛ばした。本田選手が脅威だったからだ。 大勢の日本人は本田選手を一目見ようと駆け付けた。 大勢のレオンの人たちは本田選手をできれば見たくなかった。 本田選手がプレーしたのは20分間だけだった。観客を魅了したのは間違いなく彼だった。その才能、強さ、速さ、キレの良さ、ゴールのどれをとっても最高だ。 メキシコは自動車産業の発展によって日本人が急速に移住している地域の一つになっている。本田選手は自動車のホンダと偶然にも同じ名前だ。もちろん彼はサッカー選手としてメキシコにやって来た。
レオンVSパチューカ 本田圭佑がやってくる
日本サッカー界のスター選手が9月16日にレオンにやってくる。多くの日本人ファンの大声援をうけるだろう 日本代表チームのキャプテン本田圭佑が9月16日レオンで行われるパチューカ対レオンにやってくる。 7月15日に彼はメキシコに到着した。日本のスター選手がパチューカに移籍したのだ。クラブワールドカップ2018の出場を目指し今年はパチューカチームを盛り上げてチームのレベル維持に貢献したいと語る。本田圭佑がチームに与えるインパクトは大きく期待が集まっている。 9月16日土曜日、本田圭佑がレオンのNou Campo スタジアムでの試合は多くの日本人ファンの熱い声援が聞こえることだろう。 試合 レオンvsパチューカ 9月16日、午後7時06分 入場料 Aゾーン 350ペソ * 優先ゾーン 250ペソ 太陽ゾーン 150ペソ *おすすめゾーン チケットはどうやって買うの? チケットの販売は試合一週間前から 窓口 スタジアム敷地内のロペス・マテオス通り沿い 木曜日か金曜日もしくは当日の土曜日(9月16日)に買うのがおすすめ。 時間帯:10時〜7時 インターネットから: www.superboletos.com
わたしたちの日本人
アルベルトとロベルトはレオン生まれですが、その体には日本人の血が流れています。 母の名はリリア・カワサキ・ナカカワ 、寿司の食べ方と折り紙は彼女に教わりました。メキシコ人としてメキシコ代表を応援する一方、日本人としてメキシコシティで行われる国際日系コミュニティ選手権に出場することが決まりました。日本のルーツをもつことに誇りを感じているレオン市民です。アルベルトとロベルトは子供の頃からサッカーをしています。アルベルトはフォワード、ロベルトはボランチでプレーしています。二人とも才能豊かな選手で見事メキシコ代表団に選出されました。迎える9月21日から24日に行われる同選手権にて日の丸を背負っての活躍が期待されます。 緑のお腹” レオン出身者のことを‟Panza Verde (緑のお腹)”と呼びます。レオン出身であることを誇りを込めて表す呼称です。この呼称は 靴産業のなめし工場から生まれました。なめし皮の工程で革を緑色に変化させる化学薬品を使用していたところ、作業者の服まで緑色になってしまいました。それがお腹の辺りだったことから、‟緑のお腹“という呼称が生まれたそうです。
‘猛獣’のごとく
レオンの戦力はこれで整った日本から二人の新戦力が加入 ビオレタ・ベルムデス レオンに二人の日本人サッカー選手が誕生しました。彼らの名はタナカ・シュウ、そしてトミタ・カイキ、レオンチームの新戦力です。二人はすでにユニフォームに袖を通しました。また、自動車用サスペンションの製造会社KYBもレオンと新たにスポンサー契約を結び、日本とレオンチームの結びつきは強くなりました。KYB社はグアナファト州に二つの工場をもっています。公式発表にはKYBメキシコの代表取締役、安藤哲生氏も出席し、レオンチーム最初の日系スポンサーとなりました。チームにはますます日本人サポーターが増えています。チームの執行部はスタジアムの内外に日本語で標識を作ることに決めました。同様にソーシャルネットワークにおいても日本語で閲覧可能にし、日本人選手の活躍を常時確認できるようにしていく方針です。 Kaiki Tomita ポジション:フォワード 国:日本 年齢:17歳 出身地:横浜市 サブカテゴリー20 Shu Tanaka ポジション:フォワード 国:日本 年齢:19歳 出身地:大阪 サブカテゴリー20