自動車産業ブーム

.今グアナファト州は新しいデトロイドのように変貌している。 グアナファト州は大きく経済成長を遂げている。昔の田園地帯は今 工業団地に変わった。ブームはますます大きくなっている。サンフェリペ、トーレス・モチャス、ビジャグラン・コモンフォート、アバソロなど昔は農業のみの従事していた小さな町もブームにのって工業団地が並び国外の企業が進出している。 グアナファト州の地図を見ると日本企業がいかに多く進出しているかがわかる。 今号ではサラマンカのマツダ自動車にインタビューした。水谷智春社長はメキシコ人と日本人のコンビネーションの良さを強調した。松田自動車の最重要の組み立て工場内も案内してくださった。そしてもう一人のインタビュアーは覆面レスラーのウルティモドラゴン。 メキシコでも大きな軌跡を残した日本人プロレスラーだ。プロレスは日本でもメキシコでも大変人気があるスポーツの一つだ。ココメキシコが取り上げたもう一つのテーマは 春を告げる花ハカランダ。このメキシコを彩る花は日本人移民の庭師が持ち込んだものだった。空港で役立つ日本語、ワイン街道の特集もお楽しみを。ココメキシコを今号もお手に取って下さりありがとうございます。         エウニセ・メンドーサ

グアナファト州内に25ヶ所の工業団地

グアナファトは転換期を迎えている。サンフェリペ・トレス・モチャスは2年前まで農業にのみ依存していたが現在は自動車関連企業の日本企業の投資が続いる。 Por Runice Mendoza 自動車産業のブームに乗ってグアナファト州は大きな転換を迎えた。たとえば ビジャグラン、バジェ・デ・サンティアゴ、コモンフォート、アパセオ・グランデ、アバソロなどはその典型だ。 グアナファト州の各地に現在25ヶ所に工業団地がある。 2012年から現在に至るまでトリプルAの基準を満たす工業団地が17ヶ所建設されている。 トリプルAとは国が定めた様々な工業団地のインフラ設備、排水設備、建築基準などがある。 工業団地の発展に伴い周辺の地域も開発され発展を遂げてきた。 電話回線、インターネット、電力、道路や橋の建設、水道設備などがそうである。 グアナファト州政府は企業の誘致に力を入れ、工業団地周辺のインフラ設備の増強に力を入れている。 17ヶ所の工業団地に64の企業が参入。そのほとんどが日本企業でドイツ、フランス、メキシコ、アメリカと続いている。 ココメキシコはグアナファト州の経済開発省のギジェルモ・ロメロ長官にインタビューし更なるグアナファト州の経済発展の重要性について語った。 “工業団地の建設が企業を誘致し、雇用の拡大につながるのです” グアナファト州は州内に1745ヘクターレスの敷地に工業団地が設置され 5億2500万ドルの投資と7万3千の雇用が生み出された。 17 過去5年間に建設された工業団地 1,745 ヘクターレス 64 参入企業 73,150 雇用 525 5億2500万ドルの投資

バヒオの工業地帯の発展

メキシコで生産される車の10台に4台がバヒオで組み立てられている バヒオは世界的に重要な車の生産地域だ。アグアスカリエンテス、グアナファト、サンルイスポトシで生産されるのは150万台。ロシアとトルコの上を行く。 フォードはサンルイスの工場を撤回したが、自動車産業は今も成長し続けている。 10台に4台の車はバヒオで生産しているのだから。 グアナファトだけを見ても ホンダ、マツダ、GMなど重要な会社が生産拠点を構えてる。 トヨタが生産開始するば 年間の州内の車の生産量は大きく増える。 トヨタのメキシコ社長 マイク・バファン氏は新工場のアパセオグランデで年間20万台を生産するという。 そうなれば2020年にはグアナファト州で93万台の生産になり現在より27パーセントのアップになる。メキシコ国内の生産量の19パーセントが州内で生産されることになる。 エル・フィナンシエロ参照

日本はメキシコを信頼しています

鈴木総領事はグアナファトには 将来性があると断言 Por Pablo César Carrillo アメリカ人は知りませんが日本人はメキシコを信頼しています。 鈴木総領事は 新しいアメリカの大統領によって先行きが不透明となっている経済について日本人はメキシコを信頼していると言及した。 ロペスマテオスのハンプトン・インの6階の領事館のオフィスでインタビューした。 日本人はメキシコを信頼しています。今も日本企業の3社からグアナファトでの開所式の招待が来ているんですよ。メキシコには将来性がたくさんあります。 私の同僚はメキシコ人は働き者でここにはたくさんの労働力人口がある。メキシコは青年の国なんだ。と言っています。 中国、韓国、アメリカなどでも青年人口は減っていますよね。グアナファト、ケレタロ、サンルイスポトシ、アグアスカリエンテスやハリスコで571社も日本企業があります。5169人もの日本人が働いていてグアナファト州内だけで234社も日本の企業があるんですよ。 日本企業は来なくちゃいけないし、そのプロバイダーのみなさんも。 日本人はこれからも投資をしますよ。でもアメリカを挑発しているわけではないのであまり目立ちすぎないようにしたいですね。 メキシコにはこれからもっと石油化学工業やプラスチック産業、スチールよりも強く熱にも強い炭素樹脂繊維の生産や産業物流、運送システム、鉄道や港の整備など増強が求められています。 メキシコは一日で1万台を輸出できるインフラを整備しなくてはいけない。 ベラクルス港、マンサニージョ港、プエルトバジャルタ港を発展させて船でヨーロッパ、南アメリカやアメリカに車をもっと輸出できるようにするのです。 グアナファトはまだまだ自動車産業を強化する必要があります。 そのためにはまだたくさんやることがありますね。 目標はアメリカとの経済関係ではなく もっともっと大きな事なのです。 メキシコに投資する企業の声 日本企業はメキシコを信頼しています ココメキシコが自動車関連企業の代表の声を紹介します メキシコは投資するのにとても魅力ある国です。日本企業はメキシコを注視しています。 管野 敬司Ent Precision メキシコ 社長 2年前にレオンに事業所を開設 アジアやアメリカにも自動工業のボルト締結部品を販売 ここの市場は多くの可能性がありますし メキシコ人は働き者でとても礼儀正しいです。 山崎一郎 美濃工業メキシコ社長 今年からレオン工場で自動車部品、アルミダキャストの製造開始 メキシコで生産するのはとても良いです。 市場は広がっていますし生産も増えてきています。 山田充利 パイオニア社長…

日本への輸出が拡大

在メキシコ日本大使館の清水公使は グアダラハラ大学での講演の中で2004年から2014年の間 メキシコから日本への輸出が119% 輸入は65%増加し、メキシコでの日本車生産が世界5位になったと述べた。 日本電産サンキョーがサンルイスポトシに進出 自動車部品製造の日本電産サンキョーが サンルイスポトシに1500万ドルかけて新工場を建設する。敷地は1万2千平方メートル。今年8月に生産開始予定。 日本企業がさらに進出 プロメヒコによると今年メキシコに新たに進出する外国企業は430社になるという。300社はアメリカ資本によるもので100社が日本中国が30社だ。 日本企業は自動車産業、工業エネルギー、情報テクノロジーの分野で進出。

ビジネスブリーフ

ミシュラン新工場を建設中 ミシュランはレオン市サンタ・アナ・デル・コンデに新工場を建設中。 100ヘクタールの土地に6,6億ドルを投資し1200名を雇用。年間1000万のタイヤを生産する。 日本から医療機器の贈呈 山田駐メキシコ特命全権大使はレオン市小児病院へ医療機器を寄贈した。脳波や筋電図を計測する最新の医療機器で病気の早期診断に役立つことが期待される。     マツダ3の売り上げ上昇 2017年マツダ自動車は38659万台を売り上げ 販売台数第9位になった。その売り上げの45%はマツダ3が占める。市場の人気ランキングでは13位になった。         トヨタ自動車プリウス メキシコで昨年前半期の高級車の販売は持続可能な環境に配慮したトヨタのプリウスがトップになった。         スズキとトヨタが連携の可能性示唆 日本の自動車メーカーであるトヨタ自動車とスズキ自動車は 世界水準の自動車産業の技術課題のため提携していくことを検討していると発表した。 メキシコー日本直行便就航 日本の航空会社ANAは2017年2月15日から 成田国際空港からメキシコ市のベニートフアレス国際空港に直行便を就航させる。 就航するのはボーイングドリームライナー787−8型機  

「工業団地」の文化政治学

林和宏 日本ピラー工業メキシコ工場 kazuhiro.hayashi@pillar.co.jp   メキシコ自動車産業は概して、米国大統領選挙、TPP、為替変動のような政治経済・外交といったマクロな視点から論じられています。僕自身は、「工業団地」というよりローカル且つミクロな視点からの自動車産業というテーマに関心があります。文化人類学的「民族誌」の見地から見る、団地での文化の生産、再生産に関心があるのです。工業団地で生産されるのは、自動車部品や機械だけではない、と。  「行けばなんとかなる」と言われて「なんともなっていない」中高年のジャパニーズビジネスマンがスマホや電子辞書を片手に交流を取ろうと試みる傍らで、それらしい日本語を若いメキシコ人社員が操りはじめ、笑顔で丸く収まる微笑ましい昭和的・中小企業的な雰囲気もあれば、「グローバル共通語」の英語をドライに使いこなす企業もあります。  無論、「工業団地」で交錯するのは、所謂ナショナリティによって分節化されるような「国民文化」だけではありません。社会階層間の流動性の低い階級社会メキシコでは、「管理職」と「ワーカー」の違いは−高等教育にアクセスできる富裕層とそうでないものの格差という意味において−本人の努力以前のところで決定されているようにも見えてなりません。「ワーカー職」を求める若い「未婚の母」たちの列は同時にジェンダー、教育、宗教といったメキシコ文化の諸相について鋭く問いかけているような気がします。工業団地にもいろいろあるんです。  ただ、立ちすくんではいられません。いみじくも鈴木在レオン日本国総領事が本誌第2号で言われているように、まずは語りかけてみること。そこから始めるしかないのではないでしょうか。親に連れられてメキシコに来た子供たちが親より早くスペイン語を覚え、あっという間に友人を増やしていく過程こそが「 」付きの文化を乗り越える第一歩なのかも知れないですね。

2016年 日本企業5社からの投資

日本企業の投資が続いているバヒオで 去年はグアナファト州に5社から合計1.878億ドルの投資がなされた。これらの企業はすべて自動車関連会社でグアナファト州は更なる経済成長が見込まれる。メキシコで最も重要な商業が集まる州になっている。グアナファト州は2016年日本企業からだけで1461の求人があった。グアナファト州の経済開発省の発表によると SANYOは今年9月からアバソロにある工場が稼動し ベアリング用素形材を製造する。OSG Roycoは高度な技術で超硬切削工具をプエルトインテリオールで製造する。 NSK Warnerはクラッチの自動変速機のシステムを製造する。2017年に生産開始し120万ドルの売り上げを目標にしている。Dowa Metaltech はイラプアトに車載向けめっき加工の工場を Aisin Seikiはサンルーフやドアフレーム ドアハンドルの生産工場を稼動させる。  

トヨタグアナファト新工場 世界レベルのモデルへ

アパセオ・エル・グランデ新工場の 革新的な製造ラインは自動車業界に革命を起こす Por Eunice Mendoza Colaboración especial: Elizabeth Martínez トヨタ自動車のグアナファト新工場の稼動はいつからですか 2019年に稼動し メキシコグアナファト新工場(TMMG)で2020年5月にカローラが生産されます。 どのくらいの従業員が働く予定ですか 2000名になると思います。 グアナファト新工場で生産される車種はなんですか グアナファト新工場(TMMG)ではカローラの生産をはじめます。 2002年からトヨタの中で5台に1台はカローラの販売です。 トヨタの中でカローラは一番売れている車で 世界でも最も売れています。 2016年は発売から50周年を迎えました。 トヨタの新工場稼動にあたり 関連会社はどのぐらいグアナファトに来ますか。 正確な数字はわかりませんが 車の生産は確実に部品が揃うことが重要です。トヨタ自動車は北米に14の製造工場があり500社ほどの関連会社があります。グアナファト新工場もこのネットワークサポートを受けることができます。 グアナファト新工場とほかの工場の違いはありますか グアナファト新工場(TMMG)は 機械がコンパクトになっていてスペースをそんなにとりません。組み立てラインは効率的で機械も省エネです。機械の設計も労働者のために改善されていて 製品の品質が向上すると思います。 グアナファト新工場は どんな貢献をすると思いますか メキシコへの投資はたくさんの理由がありますが その一つはコストです。 カローラをメキシコで生産することはメキシコの自動車市場シェアの拡大 北米市場への輸出あります。メキシコ新工場はメキシコのバハ・カリフォルニア工場、サンアントニオ工場ミッシシッピー工場と協力して輸送のインフラを活用し より多くのお客様にサービスを提供できるようになるでしょう。 私たちが驚くようなことはありますか メキシコトヨタ自動車は生産工場の未来のモデルのようになるでしょう。卓越した革新的な新しいスタンダードとなるでしょう。トヨタニューグローバルアーキテクチャー(TNGA)は性能の良い車の生産を持続可能にしていくために導入されます。 TNGAは車の性能を上げ 技術革新で生産コストも削減することができます。 新しいモデルの車は軽量でコンパク燃費もよく 大変魅力ある車になるでしょう。 TNGAはグローバル競争の中で持続的成長の戦略の中心になるものです。 私たちはみなさんをどんな風に迎えたらいいですか すでに 大歓迎を受けています。メキシコ人を信頼していますし メキシコには強い絆がありますね。メキシコに進出して15年を迎えようとしていますし メキシコに残るためにやって来ましたから。 バヒオに住む日本人にメッセージはありますか メキシコの発展と成長のために働きつづけてほしいですね。 みなさんの貢献は次の世代のために大変重要ですから。 トヨタがグアナファトに与える影響はどんなものでしょうか グアナファトの地域開発や発展、工業の発展、雇用促進に役立つ企業でありたいと願っています。社会奉仕の中の一つに 政府や調査センターの方々とケレタロ川の清掃プロジェクトを行っています。人材育成の一環として教育のプログラムも導入する予定です。警察や消防への制服や車両の贈呈も予定しています。 工場の稼動にあたっても環境に配慮するため 高度な生産技術で二酸化炭素の排出の大幅に削減します。トヨタは人や環境、地域に役立つ社会プログラムを提供していきます。 メキシコトヨタ自動車の社長に就任された今のお気持ちは 大変満足していますし、新工場の稼動に大きな期待をしています。新工場でのカローラの生産にあたり お客様をはじめ 関係するすべてのみなさんへの責任を再確認しています。 新工場がグアナファトに選ばれた理由はなんですか…

皆様のお越しを お待ちしております

ホテルラゴス・インは 工業団地からわずか10分の立地。 72客室があるこのホテルは 日本人ビジネスマンにより良いサービスの提供を目指している ホテル内のレストランでは朝の早い日本人ビジネスマンのために営業時間を変更した。 バーにはもちろん日本酒に日本のビールもある。フロントでは日本円も使用可能で、従業員も日本語の基礎講座を受講している。ラゴス・デ・モレノに仕事で来る日本人に 心地よい休息とゆったりとした滞在の最高の場所となるだろう。2つの会議室を備えたビジネスセンター、パノラマビューのジム、レストラン(朝食は無料)がある。ホテルは街の中心にあり 歩いて歴史あるラゴスの街を散策でき、日本企業が進出しているコリーナス・デ・ラゴス工業団地には車でわずか10分の距離。ホテルラゴス・インは20年の歴史があり快適な空間と日本人の皆様にご満足いただけるサービスを目指している。 レストラン 朝食はビュッフェ形式で無料 新鮮な地元の食材を使ったバリエーション豊富なメニュー 7時〜23時まで営業 バーには日本産ビール、日本酒、テキーラなどをご用意 ホテル 72客室 無料wifi完備、電子カードキー、ラップトップが収納できる金庫付。 2会議室が24時間使用可能