民族の日(コロンブスのアメリカ大陸発見)にちなんでレオン市が毎年開催するイベント、「ロメリア」では、メキシコと日本それぞれがグルメ、音楽、折り紙などを披露し、伝統文化の交流が図られました。 イベントに参加したメキシコ人は、日本文化について更に知識を深める良い機会となりました。
ピニャータってどうやって作るの?
スペイン人たちがやってきた500年前から作られているピニャータはメキシコの伝統的な民芸品です。メキシコでは子供たちのパーティーやクリスマス前の“ポサーダ”には欠かせないのがこのピニャータ。 ピニャータは一つ一つが手作りされます。作り方はシンプルですがクリエイティブな発想やタレントが必要です。材料は色紙と陶器のなべ、ダンボールにのりだけです。 今回ココメキシコの取材班は今でも伝統的な方法でピニャータを作る工房へ行ってきました。 レオンで50年前からピニャータを作っているガルシアさんファミリーは女性だけで何世代にも渡ってピニャータ作りをしています。 グアダルーペ・ガルシアさんは大きさやデザインの違うスーパーマンやプリンセス、動物の形のピニャータから伝統的な7つの角があるピニャータを作っています。一つのピニャータを作るのに4〜5日かけることもあります。 昔は陶器のなべに色紙を貼り付けてピニャータを作っていましたがピニャータが割れた時に陶器の破片が飛び散り小さな子供が怪我をしてしまうことが多く今ではほとんどのピニャータは100パーセント紙で作られるようになりました。 このピニャータ作りはガルシアさん家族の女性たちにとって 大きな収入源になっています。ピニャータは棒で叩かれで壊されてしまう運命ですが彼女たちは今日も創造的なピニャータを工夫を凝らして作っています。 どんな意味? 7つの角のピニャータ カトリック教会の7つの大罪の意味が込められておりピニャータを壊すことはその7つの大罪を消滅させる意味がある お菓子と果物 ピニャータの中に入っているお菓子や果物は7つの大罪を消滅させたご褒美の意味がある 色紙 悪い誘惑や虚栄の世界を色紙で現しています。 棒 悪に打ち勝つ力を象徴しています
死者の日に捧げる即興詩「カラベリータス」
メキシコの「死者の日」は家族や友人たちが集い、故人への思いを馳せる伝統行事です。しかしユーモアあふれるメキシコ人達は、「死」というコンセプトさえも冗談の一つに変えてしまいます。 11月になると、まだ健在な有名人、親類、又は友人について、その人物の特徴や癖をうまく捉えながら、彼らがまるで死後の世界にいるようにユーモアを交えて面白おかしく短い詩にします このような即興詩は「カラベリータス」と呼ばれています。 ココ・メキシコは日頃のご尽力に感謝の意を表し、伯耆田修総領事と水谷智春マツダ・メキシコ社長にカラベリータスを綴りました。 このメキシコの伝統行事を是非一緒にお楽しみください。 総領事:修 居住地:レオン 州:グアナファト 出身地:日本 伯耆田さんは死に微笑む 骨を見せつけながら 白いガイコツ:待て! マツダに行くんじゃない! サラマンカには入っちゃいけない 智春さんが待っている 車を作って帳簿をつけながら 正真正銘のメーカーだ ガイコツさんよくお聞き 座ってこの二人を待つ方がいい 日本では8月に アンタと「お盆」に行くだろう 死者の日と同じような 日が日本にもあるんだ 死者と生者が共に過ごす ここの墓場と同じように だから急がずに 水谷さんと伯耆田さんを待とう すぐに死んでいく死者もいれば 噂だけの死者もいる 可愛いガイコツさんもうお行き 自分の墓に帰りなさい 気長に待って そのうち日本へお行き
メキシコの祝祭日
メキシコの祝祭日をご紹介します。国民の祝日として仕事や学校が休みになるものも含まれます。仕事や学校が休みになる休日は以下(祝日)と表示します。 1月1日 新年。(祝日) 1月6日 賢者の日 聖書中のマギ月赤子のイエスキリストに贈り物を送ったことに基づき、子どもたちたちはプレゼントを受け取る。夕方には家族が集まり、ナッツ付きの菓子パンを食べる。パンの中には小さな人形が入っており、そのピースが当たった人は2月2日にタマレスの食事会に招待される。 2月2日 カンデラリアの日 聖女カンデラリアに敬を表するカトリック教会の祭日。パンの中の人形が当たった人はタマレス食事会に招待される。 タマレス:ヒスパニック系の料理で、トウモロコシが原材料。古代は神々へ祝いとして捧げられた。 2月5日 メキシコ憲法記念日 1917年以降現在も有効な国家憲法。(祝日) 2月24日 メキシコ国旗の日 3月21日 春分の日 メキシコ先住民族首相 ベニートフアレスの誕生日としても祝われる。 3月26日から4月6日 イースター イエスキリストの死を記念する祭日。学校は二週間の休みとなる。 4月30日 こどもの日 5月1日 勤労の日 (祝日) 5月5日 プエブラの戦いの日 1862年 メキシコ軍がフランス軍に勝利した日 5月10日 母の日 5月15日 教師の日 6月17日 父の日 9月16日 メキシコ独立記念日 メキシコで最大の宴。(祝日)…
¡ビバ・メヒコ! (メキシコ万歳
メキシコで一番大事なフィエスタと言えば、9月15日の夜。 メキシコの独立記念日であるこの日は ¡ビバ・メヒコ! ¡ビバ・メヒコ!と叫んでお祝いする。スペインからの独立運動の始まりを私たちに思い起させる日だ。 夜11時になるとメキシコ全土で“グリート”(叫び)と呼ばれるセレモニーを大統領府、州庁舎、市庁舎などで行う習慣がある。(これは1810年にミゲル・イダルゴがグアナファト州のドローレス・イダルゴで独立運動を蜂起した様子を再現している)その場に集った人たちは ¡ビバ・メヒコ!と叫びあって愛国心を強くする。 このフィエスタのことを“ノチェ・メヒカーナ”(メキシコの夜)と呼ぶ。 男性はつけひげにメキシカンハットをかぶり、女性は3色のメキシコ国旗カラー(緑・白・赤)の洋服を着て、エンチラーダ、タコス、ポソーレ、チレ・エン・ノガーダなどの メキシコ料理を食べる。テキーラで乾杯してマリアッチを聴きながら独立記念日をお祝いする。