テキサス在住のロミー・マクロスキーさんが成し遂げた、蝶のちぎれた羽の移植手術が思わぬ反響を呼んでいます。彼女はまず接着剤、はさみ、綿棒、ベビーパウダー、ピンセットと死んだ蝶の羽を用意しました。これらの材料を使ってロミーさんは忍耐強く、蝶が痛みを感じないように、羽を修復していきました。 段階を踏みながら行われた移植手術は大成功に終わり、この美しいストーリーは世界中で話題になりました。「約20年前に母親が亡くなる直前にこんなことを言ったんです。『ロミー、蝶を見たらお母さんはあなたのそばにいて、愛してるんだって思ってね』」 手術後の蝶の片方の羽には小さな傷痕が残っただけで、仲間と同じようにスムーズには飛べないにしても、手術前の姿とは比べ物になりません。ロミーさんの母親は娘のことをとても誇らしく思っていることでしょう。
モナルカ蝶 自然の美しさ
この時期メキシコにモナルカ蝶が訪れています。メキシコの森林はモナルカ蝶にとって冬を越すための第二の住みかなのです。モナルカ蝶の到来は素晴らしくユニークな自然の光景をもたらします。何百万ものモナルカ蝶が大木を埋め尽くし、森をオレンジ色に染めていきます。モナルカ蝶と戯れて、この神秘的な自然を是非お楽しみください。 ビオレタ・ベルムデス メキシコでは壮大な自然現象が体験できます。毎年カナダから何百万匹ものモナルカ蝶が、カナダの冬の寒さと降雪をしのぐためにメキシコを訪れます。 蝶たちのメキシコでの住みかはミチョアカン州とメキシコ州の森林であり、バヒオ地区から約2時間のところに位置します。 40年前からモナルカ蝶は4500Km以上も旅をし、温暖な場所を探します。11月に到着し、翌3月まで滞在しています。 4か月の間、メキシコの針葉樹林(パインツリー、杉、オヤメル)はオレンジ色で埋め尽くされ、雄大な自然を織りなしています。 モナルカ蝶は年々聖域とされる五か所の森林地帯にやって来て、休息し、守り、繁殖します。 メキシコ人、またメキシコ政府にとってこの渡り蝶のルートを保護し、冬眠や繁殖の過程を見守ることはとても重要です。聖域とされるエリアは5万6千259ヘクタールを占め、自然保護区に指定されています。 聖域周辺地域の住民もモナルカ蝶保護の一端を担っており、20名のグループを率いて、道案内や説明を行っています。 この世界でもユニークな自然現象を満喫するのに最適な時期は2月で、モナルカ蝶たちが冬眠場所から針葉樹林へと降りて来る頃です。 この自然の神秘を体験してみたいですか?そのプロセスをここに紹介します。 モナルカ蝶 長さ12センチメートル、重さ0.5グラム。世界的に渡り蝶として有名であり、世界中でも最も遠距離移動をする昆虫の一つである。2か月間でカナダからメキシコまで何百万蝶もの群れが6000Km以上の距離を移動する。モナルカ蝶の生存期間は1か月から9か月である。 モナルカ蝶の聖域 エル・ロサリオ(ミチョアカン州) シエラ・チンクア(ミチョアカン州) エヒド・エル・カプリン(メキシコ州) ラ・メサ(メキシコ州) *全ての聖域は一般公開されています 交通アクセス ● バヒオ地区にお住まいの場合、最寄りでアクセスしやすい聖域はミチョアカン州にあるエル・ロサリオとシエラ・チンクアです。どちらもその自然美のため、ユネスコの世界遺産に登録されています。 グアナファト州レオンからお越しの際は、国道45号線をサラマンカまで進み、国道43号線をバジェ・デ・サンティアゴ、モロレオン方面に進み、国道15号線をグアダラハラ-アトラホムルコ/メキシコ州方面に進みます。国道51号線に向かって出口を出て、マラバティオ・デ・オカンポ方面に向かい、アンガンゲオ地域まで進みます。 ヒント 1. スケジュール 聖域は午前8時から午後5時まで開いています。ガイドを雇う時間の余裕を持つため、8時以前に到着することをお勧めします。この体験の醍醐味はモナルカ蝶が木々から飛び立つのを観察することで、それは太陽が出ているときに限ります。その為、早い時間に到着する方が日当たりが良い確率も高くなります。滞在時間は約2時間を予定してください。 2.衣類及び履物 森林は寒いので、厚手の上着、ズボンなど暖かい服装をお勧めします。聖域への道は舗装されておらず、泥だらけの場合もあるので、靴は履き心地が良いシューズかブーツを着用してください。 3.交通手段 公共駐車場があります。聖域によっては、森林近くまでミニバンでの送迎サービスを提供しています。また、馬を利用したり、歩いて向かうこともできます。 4.体調 ツアーは歩いて約2-3Kmで、森林は標高が高く、道のりは上り坂だということを考慮してください。…