今年11月に日本とメキシコは外交関係樹立130周年を迎える。昨今バヒオ地区では日系企業の進出が目覚ましく何千人もの日本人が移住している 日本とメキシコが最初に接点を持ったのは400年以上前ですが、経済、文化、移民など、正式に両国の親交が始まったのは1888年11月30日に締結された日墨修好通商条約以降です。 日本にとってアジア以外の国と締結した初めての修好条約で、治外法権が無く関税自主権のある平等条約でした。 一方メキシコにとっても日本がアジアで国交を結んだ最初の国でした。 この平等条約締結の礼として、明治政府は1898年に東京にある在外公館の用地をメキシコに提供し、今日でも同じ場所にメキシコ駐日大使館があります。 第二次世界大戦中は一時国交が中断されましたが、1952年2月2日に再開され、それ以来日系企業のメキシコ進出も相成り、両国の関係は更に強化されてきました。現在バヒオ地区には日産、ホンダ、マツダ、まもなくトヨタといった自動車メーカーが設立され、それに伴い関連企業もメキシコに進出しています。 両国の友好関係により1956年にはメキシコに日墨協会が創立され、日系コミュニティの集いの場、更に日本人とメキシコ人の文化交流の場となっています。 修好条約は両国に経済的恩恵をもたらしただけでなく、社会的そして文化的な交流にも多大な効果をもたらしました。 2005年4月に両国は自由貿易協定を締結したことで貿易額も飛躍的に増加し、2014年には200億ドルに達しました。 主要輸出入品目は農産物、酒類、そして自動車部品で、2005年から2012年の間いに日系企業(主に自動車産業)は120億ドルをメキシコに投資してきました。 現在日本にとってメキシコはラテンアメリカ一の市場で、昨年の貿易輸出入額は210億ドルを超えました。 ¿Cómo se dice? Amistad アミスタ(友情) Acuerdo アクエルド(協定) Hermanos エルマノス(兄弟) Intercambio インテルカンビオ(交換) Relación レラシオン(関係) Diplomacia ディプロマシア(外交)

日系企業トップ10

1. マツダ 7億7千万ドルの投資でサラマンカ市に新設され、4600人の直接雇用を創出。加えて10社以上の系列サプライヤーのメキシコ進出も伴い、更なる雇用を生み出した。 2. ホンダ 投資額は8億ドルで、3200名の直接雇用を創出。2013年9月にグアナファト州セラヤ市に4億7000万ドルを投じてトランスミッション製造工場が建設された。 3. デンソー 世界でも有数の自動車関連会社。カーエアコン、ラジエーター、センサー類などを生産。投資額は1億840万ドルで、新規雇用874人。 4. KYB ステアリング機器や油圧緩衝器を製造し、グアナファト州に生産拠点が2か所ある。世界でもトップクラスのステアリング機器サプライヤーで、油圧を核に振動制御とパワー制御技術を駆使した製品を提供している。 5. 河西工業 自動車用内装部品メーカーで、主な顧客は日産、ホンダ、マツダなど。現在グアナファトに2工場を有し、従業員数は1669名。1999年よりレオン市で操業を開始した。 6. オムロン FA機器、電子部品のトップメーカー。世界100か国以上に拠点があり、グアナファト進出への投資額は3千万ドルで、新規雇用400人。 7. ショーワ 緩衝器や電動式パワーステアリングを製造。シラオ工場建設の投資額は5千万ドル、新規雇用645人。 8. 豊田合成 自動車用内外装樹脂部品を生産・販売。グアナファトにある日系企業の中でも生産品目が多様で、ハンドル、カップホルダー、ラジエーターグリル、コンソールボックス、ジュシフューエルフィラーパイプなどを生産している。2014年に6千7百万ドルを投じてイラプアト市に工場が新設され、280人の雇用を創出。 9. 大川精螺工業 自動車ブレーキ部品を製造。3千万ドルを投資してイラプアト市に設立。現従業員数235名。 10. 古川電工 自動車部品メーカーで、ワイヤ—ハーネス(組み電線)を製造・販売する。アカンバロ市に500万ドルの投資で工場が建設され、1000人の雇用を創出。