日本人とメキシコ人の交流促進を目的としたこどもの日フェスティバルAmigo−Tomodachiを開催
レオン市メトロポリタン公園において、日本人・メキシコ人の子ども達を祝うこどもの日フェスティバルが開催されました。
日本のこどもの日は5月5日で、家族揃って子どもの成長を祝う国民の祝日です。
こどもの日にはその象徴として鯉のぼりが飾られます。その由来は流れが速い川や滝をも登る「鯉」のように、子ども達に元気に育ってほしいとの願いが込められています。
このフェスティバルでもステージの周りに鯉のぼりが飾られました。
当日は3グループがステージに立ち、日本人グループは「南中ソーラン節」を、日本人学校の生徒達は合唱を、そしてメキシコ人の子ども達で構成されている舞踏団「Xochiquetzal」はメキシコ民族舞踊をそれぞれ披露しました。
伯耆田修在レオン総領事は、このフェスティバルはメキシコと日本の文化交流の絆を示していると言います。
統計によると、ここ7年間でグアナファト州に住む日本人の人口は12倍増加しており、日系企業に関しては20倍も増加しています。
「ですから我々日本人にとってはメキシコの習慣や食べ物など、この土地に関して理解を深める必要があります。」と開会式で触れ、また多くのメキシコ人が日本文化に関心を持っていると述べられました。
このイベントはレオン市と在レオン日本領事館の共催で開催され、来場した約800人が日本料理やメキシコ料理の屋台、折り紙や習字のワークショップ、そしてコンクールなどを楽しみました。