「レレ」は単なる人形ではなく、メキシコの豊かな民芸の象徴であり、メキシコ文化を保存し、共有する手段でもあります。子供のおもちゃとして、また心のこもった贈り物として、あるいはコレクションとして、レレ人形はメキシコの職人たちの努力を代表しています。
この三つ編みのヘアスタイルと、色とりどりの刺繍入りのドレスが特徴的な手作り人形は、ケレタロ州のアメアルコというプエブロ・マヒコで生まれました。レレ人形の起源はオトミ族で、「レレ」は「赤ちゃん」を意味します。
レレはすでに国外でも知られた人形で、外務省を通じて世界中を旅しています。レレの世界ツアーは今年から始まりました。
メキシコの民族や民芸の多様性に対する認識を高めるため、「世界のレレ」キャンペーンが開始されました。
レレは2018年4月にケレタロ州文化遺産に登録されています。