日本の大手自動車メーカーであるトヨタ社はグアナファト州アパセオ・エル・グランデ市に新工場を建設し、タコマモデルを年間10万台生産する予定です。
新工場の竣工式でアパセオ・エル・グランデのモイセス・ゲレロ・ララ市長は、「アパセオ・エル・グランデの町が魅力ある投資先になっていることは間違いありません。」と述べ、トヨタの進出が自治体に大きな利益をもたらしていると強調しました。
「この素晴らしいプロジェクトに参加できることを誇りに思います。町に収益をもたらすだけではなく、市民にとっても雇用を得る大きなチャンスです。

同時にこの変化がもたらす新しい状況に対応していくことも重要です。アパセオ・エル・グランデは以前と違って、世界中が注目する自動車工場を有する町なのです。
自治体も様ざまな局面で最善の努力を尽くしており、例えば各教育機関とも連携し、研修などを経て住民が即戦力として働けるよう協力しています。
また必要な場合にサポートできるよう、部品供給業者とも常時コンタクトを取っています。

投資誘致に関しては企業情報センターを介して、様ざまなセクターの企業がこの町に新規投資を検討中です。
現時点ではアメリカ系自動車メーカー、カナダ系の冷蔵・冷凍業者、そして国内の化学メーカーなどと取引を行っている最中です。
アパセオ・エル・グランデは今まで以上に活気にあふれており、工業立地上の優位性や、サプライチェーンそして何よりも町の人々の温かさなどを考慮すると、これからも格好の投資先となるでしょう。」
