先日開催されたハノーバー・レオン見本市に出展された「プロメテウス」が、ANA Avatar Xprizeコンテストのファイナリスト15に選出
グアナファトで開発されたロボット「プロメテウス」が、世界で最も重要なロボットコンテストの一つである「ANA Avatar Xprize」の決勝に進出しました。
このロボットは、日本、アメリカ、フランス、ドイツ、ロシア、韓国、イギリスのロボットと並んで最終選考に残った15チームのうち、メキシコ唯一のロボットです。
プロメテウスは人型ロボットで、頭、首、腕、胴体があり、全方向移動プラットフォームに搭載されています。外部システムに接続して人の動きをコピーすることができ、さらに見る、話す、聞くなどの動作も実行できます。
このロボットは、災害や疫病が発生した地域での支援や、人に代わって危険度の高い作業を行うことを目的に開発されました。
このプロジェクトは、イラプアトの企業Inbiodroid社が、グアナファトの学生の協力を得て展開されており、現在のチームは、エンジニア、研究者、学生そして事務系スタッフなど40人以上のメンバーで構成されています。
コンテストのファイナルは2022年6月に開催され、優勝者には1000万ドルの賞金が授与されます。