ブドウ畑のカミーノス・デ・ディビーノスは3回目の収穫祭を迎えた。
Por Pablo César Carrillo
ワインと文化と音楽のフィエスタは
ブドウ畑がどこまでも広がる美しさの中で開催された。
鉱山の村サングレ・デ・ヘススのすぐそばには2400メートルの標高に位置するブドウ園がある。耕作するのは上って下りての繰り返し。ブドウ園にはboutique Ex Hacienda Jesús Maríaホテルが隣接している。
ホテルにはダビ・ケベド・オルベラシェフの自慢のメニューがある。中でも創作料理のコースは絶品だ。はじめはチレ・パシージャのマルリンタコス。次に子羊のグアヒージョライス。メインはメスカルにつけたウサギの肉のサングレ・デ・クリスト風モーレだった。
ソムリエのマリア・ホセ・フェルナンデス・デ・カストロさんはワインの試飲の担当者だった。ワイン研究のメリンダ・カスティガンやソムリエのガブリエラ・ゴンザレスも来賓として参加していた。
グアナファト州の収穫祭はこのブドウ園からはじまった。
カミーノス・ディビーノスブドウ園はメキシコで最も標高の高い地にあるブドウ園で
グアナファト州の中心レイ・デ・クリスト山のすぐ隣に位置する。
夕方にはシンフォニーオーケストラの演奏で2人のオペラ歌手によるコンサートがあった。そのあとグアナファトの学生の一人がグアナファトの作曲家ホセ・アルフレッド・ヒメネスの歌で雰囲気を盛り上げた。最後にウアパンゴ・デ・モンカジョのリズムに乗ってエル・クビレッテの夜空に花火が舞った。
それは忘れられない思い出に残る最高の夜になった。