昨年、グアナファト州の輸出額は12%の伸びを記録し、計1500万ドルに達した。
グアナファトから世界へ。2022年1月から6月まで上半期の輸出額は1508万6000ドルで、2021年の同時期と比較して12.5%の伸びを示しました。
グアナファト州の食品は数カ国で良い評価を得ており、農産物の輸出量においてはメキシコ国内第一位となっています。
食品産業は、昨年比13%増の4億3000万ドル超を達成し、グアナファト産の豚肉は日本が最も多く輸入している製品の一つで、韓国、バルバドス、アメリカがこれに続きます。
グアナファトの民芸品は、世界的に大きな需要があります。オンラインプラットフォーム「NOVICA」では、メキシコ民芸品の「箱」が歴史的な売り上げを記録し、遠くイスラエルやシンガポールまで届きました。
また、2022年には中国の香港に「モルカヘテ(サルサ用石臼)」を初めて輸出しました。
靴業界の分野では、5億2000万ドル以上、180億足以上の靴がグアナファトから海外へ輸出されました。
産業用機械・装置分野では、輸出の合計が1億5200万ドルとなり、増加しました。
SCIANのサブセクター(機械・設備、繊維原料・仕上げ、基礎金属産業、衣料品、金属製品、皮革および皮なめし、プラスチック・ゴム工業、食品産業、輸送用機器)の輸出は6%増加しました。これらの産業は、州の総輸出額の69%を占めています。
2022年末までに、COFOCE(グアナファト州貿易振興調整機関)は1500社以上の輸出企業を登録し、エチオピア、イラク、カメルーンタンザニア、アイスランドなど、これまで手が届かないと思われていた新たな11カ国も仕向国として登録しました。
「グアナファトをもっと世界に」という目標を堅持し、現在、グアナファトで作られる製品は、日本、アメリカ、ブラジル、中国など、140カ国以上に届けられています。
「輸出に関しては、あらゆる意味で歴史的な一年であり、これまで達成不可能と考えられていた数字を更新し、伝統産業においてもこの2022年は着実に成長しました」と、ルイス・エルネスト・ロハス・アビラCOFOCE事務局長は述べました。