頭脳労働グアナファトバレーは、イノベーションや起業家精神をサポートする公共政策であり、新しいアイデアや知識が詰まっている。
「頭脳労働バレーには、学生、実業家、経営者、専門的・技術的職業従事者、農業従事者などさまざまな分野の人々が集まります。」とディエゴ・シヌエ・ロドリゲス グアナファト州知事は述べた。
また、頭脳労働バレーは、今後50年のグアナファトを象徴する先駆けとなるだろうと続けた。
ファーウェイとグアナファトが連携協定を結ぶ
通信機器大手メーカー ファーウェイはグアナファト州と連携し、州の技術開発を支援する活動やプロジェクトを推進していく。
グアナファト州のデジダルデバイドをなくし、肉体労働から頭脳労働へと変容を遂げるためのイノベーション、並びにデジタルトランスフォーメーションを強化する目的で提携が結ばれた。
この連携協定により、経済、教育、社会・人間開発などさまざまな分野で、デジタル及びイノベーションスキルを高める地域の才能育成を強化していきたい考えだ。
アマゾンがレオンに工場建設
米インターネット通販大手アマゾンは、昨年メキシコに1億ドルを投資することを発表していたが、今回その物流拠点をグアナファト州に開設することを決定した。
フルフィルメントセンターはレオンバヒオ工業団地(PILBA)に建設され、数か月後の操業開始を目指しており、すでに求人募集を行っている。
アマゾンのレオンへの投資は、経済再生に向けて、またグアナファト州の新世代の雇用という観点からも絶好の機会となる。
企業がグアナファトの貧困層に食料支援
レオンのフードバンクは、20年以上前からグアナファト州の生活困窮者の食糧問題に取り組んできた市民団体である。
パンデミック禍においても、バヒオ銀行、モンサント、シネポリス映画館、ファウレシア、そしてグアナファト州靴産業会議所などの寄付を得て、支援活動を続けてきた。
フードバンクは、より多くの企業が従業員やサプライヤー企業と協力して食糧支援キャンペーンに参加することを期待している。
フードバンクでは、米、油、豆、缶製品などの腐りにくい食品を受け付けており、現金での寄付も可。詳細はウェブサイトwww.bamx.org.mx、又は電話477 101 79 00 (内線)351 、352まで。
イラプアトで輸出が増加
2020年のイラプアからの輸出が7億100万ドルまで増加した。
ルイス・エルナンデス イラプアト経済観光局長によると、輸出量が多い主要産業は自動車、自動車部品、そして農産業で、後ろに金属機械産業、繊維、プラスチック、化学製品、手工芸品などが続く。
イラプアト産の製品は日本、アメリカ、カナダ、ホンデュラス、グアテマラ、コロンビア、ペルー、その他多くの国々へ輸出されている。