グアナファト在住の日本人は、移住者としてグアナファトで快適な生活が過ごせるよう州政府より支援を受けられる。
今では日本人はグアナファトの新たな住民であり、ディエゴ・シヌエ・ロドリゲス州知事は移住者に直接対応する機関として新たに移民局を設けました。
移民局では主にアメリカへと移住するメキシコ人や、グアナファトへ移住して来る外国人への相談窓口となる予定です。
初代局長は、移民問題やメキシコ−アメリカ関係に詳しいフアン・エルナンデス氏が就任されました。
グアナファト在住の日本人コミュニティの数は約5000人で、フアン・エルナンデス局長はインタビューで日本人との関係をこのように語ってくださいました。
「日本人コミュニティはグアナファトで大変歓迎されています。いろいろな形で州の発展に貢献してくれていますし、すでにグアナファト住民の一部としてこれからも更に関係を深めていきたいと思います。」
移民局では日本人コミュニティのニーズなど、直接意見交換をするため、各代表とのミーティングも予定しています。
これまではグアナファト州政府とメキシコ外務省がそれぞれ日本人に対応していましたが、今後移民局の台頭が期待されています。
「在レオン日本領事館を通してグアナファト州在住日本人との交流を図るプログラムを作成し、移住者の生活向上に繋げていくのが目的です。」
また、文化・教育・スポーツなど様々な分野に双方が協力しながら取り組んでいく予定です。
「互いに理解を深める為にはどんどん提案を出していただくことが重要で、日本の文化について更に知識を深め、日本人コミュニティが必要としている問題の解決に取り組みたいと思います。」