サッカー好きな日本人の子供たちによるサッカージュニアチームがイラプアトに誕生しました。グアナファト州でも唯一の100%日本人のサッカーチームです。
毎週土曜日の午後、天候に関係なくサッカーが大好きな日本人男子そして女子がサッカーグラウンドに集まります。
チーム名は「Exstar.Jr」で、松浦きみひこコーチの指導の下で5歳〜12歳の子供たちが練習に励んでいます。
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松浦コーチもまたサッカー愛好者で、これまで20年以上に渡りこのスポーツに携わってきました。日本では高校生、そして大学生にサッカーを指導していたそうで、メキシコへ渡ってもサッカーへの情熱は尽きず、イラプアト在住のちびっ子たちを相手に再び練習に取り組み始めました。
「コーチは報酬も受け取らずに、自ら楽しんで子供たちを指導してくれています。」と子供たちの保護者は話してくれました。
松浦コーチは自動車産業関連会社の勤務でメキシコへ赴任になりました。そこでメキシコに住み始めてからもサッカーへの想いは変わらず、近辺に住む日本人の子供たちと共にサッカーチームをつくることを決意しました。
また、松浦コーチはレオンに本拠地を置くクラブ・レオンのファンでもあります。グアナファトへ到着後に初めて見たサッカーゲームがクラブ・レオンの試合で、即座にレオンのユニフォームを身につけて応援したそうです。
Exstar.Jr結成から10か月が経ち、現在女子4名、男子15名で毎週土曜日イラプアトのスポーツセンターで練習しています。
子供たちはそれぞれお気に入りのクラブチームのユニフォームを身にまとい、サッカーをしながら楽しい時間を過ごしています。コート外では保護者の皆さんも木陰で休息のひと時を過ごしていました。