世界12か所に拠点を置くLe Bélier(ルベリエ)が、メキシコでは2か所目となる新工場をサンミゲルデアジェンデに開設する。
Le Bélier(ルベリエ)はアルミ鋳造のフランストップメーカーで、アルミニウム部品の製造に特化しており、自動車産業、航空産業向けのCO2削減にも貢献しています。
今回新たにグアナファト州サンミゲルデアジェンデに建設する自動車部品工場の定礎式が、6月に行われました。
6800万ドルを投じて建設される23500平方メートルの新工場では、最先端テクノロジー4.0を導入し、ターボコンプレッサー、マスターシリンダー、ブラケット、エンジンマウント、ブレーキシステム、そしてシャーシコンポーネントなどの自動車部品が製造されます。
新工場はグアナファト州に496名の雇用創出をもたらし、オートメーション、冶金、鋳造、品質保証、システム、メンテナンスなどの分野に携わるエンジニアを募集しています。
このような専門的な知識を持つ技術者を育成する目的で、Le Bélierはサンミゲルデアジェンデ工科大学と提携し、グアナファト州立鋳造工学校の設立を発表しました。
Le Bélierの進出で、州の自動車産業におけるサプライヤーネットワークが強化され、雇用機会の創出が図られます。