2013年までセラヤの街は地球の
反対側の豊かな伝統文化や歴史が
残る街として知られていた
ホンダがセラヤの街に自動車の組み立て工場を建設してからというものセラヤの人々は次々にやってくる日本人を家族のように受け入れてメキシコ文化を広げてきた。セラヤの広大な土地に自動車関連企業が多く集まり、3~5つ星のホテルが30以上もセラヤに建設された。
50万人のセラヤの人々は“ラテンアメリカで最大の自動車クラスター”“メキシコのデトロイト”とも呼ばれるようなりつつあるここで世界の自動車生産の拠点の担い手として奮闘している。
セラヤを訪れた人はどうしてここが“パワフルでスイートな街”と呼ばれているかがわかるだろう。
セラヤの意味は“平らな土地”という意味で市内の中心地区の美しさや、現代的なコロニアル建築物や400件以上もあるレストラン。“カヘタ”はヤギのミルクキャラメルのことでこの街の名産品でセラヤのカヘタは世界的にも有名になってきている。
地元のおいしい料理も見逃せない。ノパルとチーズを挟んだゴルディータス。ティエラ・ネグラにあるメルカード“カニィトス”ではメスカル酒、地ビールやいろいろな種類の地酒が楽しめる。
セラヤには3つのゴルフ場、4つの博物館、2つの主要公園がある。
毎年行われる“セラヤ制定記念祭”は有名で“アニマフェスティバル”という名前で知られる死者の日を祝うお祭りもある。またやカトリックのお祭りとして有名な“沈黙の行進”も多くの人でにぎわう。
セラヤは見どころいっぱいの魅力的な街。自然環境と歴史が織りなす街。ココメキシコは発刊から一年を迎えた。これからもメキシコと日本の接点を発信していきたい。