メキシコ国内でも有数の芸術祭、国際セルバンテス祭が10月にグアナファトで開催
今回のイベント情報では、国際交流基金推薦の日本伝統音楽のコンサートを紹介します。
三味線奏者の大野敬正さんと和太鼓奏者の古立ケンジさんによる、伝統音楽を現代風のスタイルに進化させたライブパフォーマンス。「伝統音楽を守りながら伝統音楽を壊す」が大野さんのモットー。
大野さんが演奏する津軽三味線は津軽地方(現在の青森県西部)で成立した三味線音楽で、古立さん演奏の和太鼓は一般的に残響が非常によく響き、余韻が残る音を特徴としています。
この二人のライブイベントは、10月24日午後11時より、グアナファト市のサン・ガブリエル・デ・バレラ庭園で開催されます。
今回が初めてのメキシコツアーで、10月22日から27日にかけて、イラプアト市、グアナファト市、サン・クリストバル・デ・ラス・カサス、そしてメキシコシティの四カ所を回ります。本来の伝統的なスタイルとは別に、進化系の邦楽パフォーマンスを披露します。