メキシコ産チアシードは主にレモン水やサラダに加えられる
アメリカ大陸植民地化(1492年)以前には、チアシードはメキシコ文明にとって基本の食物であり、トウモロコシと豆に次いで重要な経済価値を占めていました。
そこでプレヒスパニック期においてチアシードは「物品貨幣」とみなされていました。
柔らかい食感のチアシードは、今でもメキシコ国内で少数ですが見受けることができます。
レモン水にチアシードを加える食べ方が最も一般的で、オメガ3脂肪酸、タンパク質や食物繊維が豊富なため、ダイエットサポート食品としても注目されています。
メキシコでは年間7千トンのチアシードが生産されています。
最も生産量が多いのはハリスコ州アカティックで、日本、アメリカ、ヨーロッパなどに輸出しています。
先日東京で開催されたアジア最大級の食品・飲料専門展示会、フーデックス2018のメキシコブースでは、チアシードも紹介されました。
メキシコの食卓でレモン水に黒色の種が入っているのを見かけても、健康に良いチアシードですので安心して試してみてください。
マヤ語
チアはマヤの言葉で
「力(ちから)」を意味する。マヤはメキシコの古代文明の一つ。
- エネルギーの源になる
- 血糖値改善
- 便秘予防・改善
- コレステロール減少
- カルシウムが豊富
ヒント
サラダ、フルーツジュース、果汁水、スープ、パンなどに加える
チアシードを買うには?
健康食品店やスーパーで購入できる