グアナファトで開催される産業技術展「ハノーバーメッセ」に、自動車関連企業大手の日系企業5社が出展します。
ミツトヨ、日本精工、三菱、富士通、そしてキタガワの5社は精密測定機器、自動車用自動変速機、IT関連、鋳造部品などの分野で突出している企業で、他の外国企業と共にメキシコでは初の開催となるこの世界最大規模の産業見本市へ参加ます。
ハノーバーメッセはレオンのポリフォルムにて10月9日から11日まで開催され、インダストリー4.0をメインテーマに、ソフトウェア、ロボット、そしてドローンなど最先端のテクノロジーや自動化技術の進展に関する世界中の企業の取り組みが紹介されます。
ディエゴ・シヌエ州知事はプレスカンファレンスで、ハノーバーメッセが今回だけでなく毎年同州で開催されるよう、「グアナファト州はインダストリー4.0に賭けており、この産業見本市がグアナファトで開催されることは州の経済活動にとってもプラスになるだけでなく、今後の投資誘致にも繋がるでしょう。」と述べました。
メキシコ人実業家にとってドイツまで赴くことなく最先端技術に触れることができるこの産業技術展では、グアナファト州にある企業の自動化技術促進に役立つ講演が、医療、自動車産業、革産業、農業食品など様々な分野で行われます。