フォルクスワーゲンのウルリッヒ・ロイター最高経営責任者(CEO)はシラオ工場の拡張を発表した。エンジン部品製造のために1億1800万ドルが投資され、新たに150の新規雇用がシラオ市にもたらされる。
トニョ・トレホ・シラオ市長は工場を訪問の際、市政府が地元企業そして海外企業を共にサポートする意向を示し、シラオ市の更なる雇用増加のために各企業の事業計画を分析を進めていくと述べた。
ボッシュ(Bosh)スマートファクトリー建設
ボッシュ(Bosch)がグアナファト州アパセオ・エル・グランデに建設中の新工場が、北アメリカで最も先進的なスマートファクトリーであることをディエゴ・シヌエグアナファト州知事に報告した。
アパセオ・エル・グランデ工場では工場内の機械とインターネットを接続して可視化・最適化を目指すインダストリー4.0を具現化し、ラテン・アメリカ最大規模のグアナファト自動車産業クラスターにも拍車がかかる。
ボッシュは自動車産業向け電子部品製造の大手で、フェラーリ、ランボルギーニ、メルセデス・ベンツ、BMWそしてAudiなどの自動車ブランド向けにコネクテッドモビリティの重要部品であるECUを生産する。
バヒオ銀行に初の託児所が開設
メキシコでは企業が独自の託児所を開設することは一般的ではなく、今回がグアナファト州内の企業で初めてのケースとなった。
託児所は生後43日の乳児から4歳の幼児まで、銀行職員の子どもたち約160人を対象に運営される。
トヨタ年末に操業開始
トヨタ自動車はアパセオ・エル・グランデ工場での操業を今年末に開始し、タコマモデルを生産することをトヨタ北米事業のボブ・カ−タ−副社長が言明した。
現在、メキシコ・米国・カナダ協定(T-MEC)の承認待ちであり、原産地規則など自動車産業にも影響を及ぼすとみられている。