シナロア州マサトラン市は、近年ラテンアメリカで最も成長が期待される10都市の一つとして位置づけられており、最近ではアジア市場への物流拠点として注目されている。
メキシコでは港湾での物流、産業活動が活発化しており、国内の他の港での飽和状態を改善し、アジア、メキシコ、米国間の貿易にかかる費用と時間を削減するための選択肢となることが期待されています。
●アメリカとの国境から14時間
●バヒオ地域、国の中心部から10時間
この需要に応えるため、グルーポ・アルヘは、物流と軽工業に特化した80ヘクタールの物流パーク、マサトラン・ロジスティクス・センターMLCを開発しました。この物流パークには保税倉庫があり、分譲、賃貸、混合使用のため、66区画に戦略的に分割されているほか、展示を希望する企業のために道路側に面した800メートルのスペースも用意されています。
●産業用倉庫55万5000平方メートル
●保税倉庫、コンテナ—ヤード6万7000平方メートル
この大型開発事業は1月15日に建設工事に着手し、2022年7月には第1期工事が完了し、運用を開始する予定です。
現在メキシコにおける配送業者のリーダーの一つである「パケテエクスプレス社」は、物流業界のパイオニアであるMLC社より3万3000平方メートルの区画を取得しました。
MLCは、すでに2500平方メートル以上の倉庫やテナントを必要としている現在の工業用スペースの需要を満たすことを保証しており、マサトランがメキシコや世界と繋がることにより、貿易活動の増加に大きく寄与することが望まれます。