4年前のマツダ・サラマンカ工場稼働以来、「Mazda2」と「Mazda3」を合わせて81万8千65台が生産された。
サラマンカ工場で生産される車の91%が37か国に輸出されています。グアナファトの労働者により製造された「Mazda2」「Mazda3」はアメリカ、カナダ、そしてヨーロッパの一部でも販売されています。
マツダ・サラマンカ工場では、常に従業員の知識・スキル向上を目指したトレーニングプログラムが実践されており、あらゆるエリアで日本人スタッフとのマンツーマン指導も行われています。
最近では、マツダ・広島工場で製造・メンテナンス・改善などに関する1年間の研修を終えたメキシコ人従業員が日本から帰国しました。
マツダ・メキシコ社で働く労働者の大半はグアナファト州出身で、特にサラマンカ、イラプアト、バジェ・デ・サンティアゴなどの町から通勤しています。
サラマンカ工場の全従業員数は約5千200名で、26%は女性従業員です。
マツダの従業員にはConalep(前期中等職業訓練プログラム)、CBTis(工業高校)、Cetis(職業訓練校)などの公立校の卒業生が多く、更にグアナファト大学、セラヤ工科大学、メキシコ国立工科大学グアナファト校などを卒業した専門知識を有するスタッフも勤務しています。
このようにマツダ・メキシコ社で生産し、世界に輸出されている自動車はグアナファトの公立校で学んだ人々の手によって作られており、彼らの努力の結晶である、とマツダ社役員の方々が語ってくださいました。