メキシコのマツダ・サラマンカ工場、5車種を生産へ
マツダCX-3がメキシコ産となります。このモデルはこれまで広島で生産されていましたが、今後はグアナファト州サラマンカ工場で生産されることになります。
「CX-3はこれからメキシコ産になります。マツダの拡張計画の一環として、当社のサラマンカ工場でこのSUVが生産されます。」と、ミゲル・バルベルト・メキシコマツダ社長は自身のツイッターに投稿しました。
ツイートでは、マツダはこれからもメキシコに賭けていくと述べており、「メキシコの労働力が指標となり、マツダがメキシコを最重要地域の一つと位置付け、投資を続けていることを誇りに思います。」と語りました。
SUVのCX-3は、今年後半にサラマンカ工場で生産が開始される予定です。
マツダ日本では、CX-3の約4万8000台の生産を終了し、タイ工場とメキシコ・サラマンカ工場で同モデルが生産されることになります。
世界で大ヒットしているCX-3モデルは、サラマンカ工場の調査によると、2021年だけで日本では8400台販売され、世界全体では計5万7700台の販売台数を記録しました。
マツダCX-3は2015年7月にメキシコに初上陸し、それ以降広島から輸出されていました。
マツダ・サラマンカ工場では、現在「マツダ2セダン」、「マツダ2ハッチバック」、「マツダCX-30」が生産されており、さらに「マツダCX-3」を加えた5車種が生産されることになります。