メキシコの「国旗の日」にちなんで、日墨両国の国旗の由来について紹介。
日本国旗
正式には「日章旗」として知られており、「太陽を象った旗」という意味です。日本では一般的に「日の丸」と呼ばれています。
日本の国旗は白地で中央に赤丸が施されています。
このデザインの明確な理由は不明ですが、1999年に「国旗及び国歌に関する法律」が公布されて以来正式に日本の国旗として定められました。
国旗中央の赤丸は、太陽神・天照大御神を象徴しているとされており、天照大御神は日本人の総氏神であり、皇祖神でもありました。実際、日本の初代天皇神武天皇は「太陽の神の子孫」とされています。
国旗の白色部分は、日本国民の実直で誠実な純潔さを象徴しています。
メキシコ国旗
メキシコでは1821年2月24日に独立宣言が行われたのを由来として、その日はメキシコ国旗の日と定められています。
それ以来メキシコ国旗は国歌や軍旗を抜いてメキシコの象徴とされています。
緑は希望、白は団結、そして赤は国民的英雄の血を表しています。
中央の紋章はアステカ王国の首都テノチティトランの伝説で、「蛇をくわえた鷲がサボテンにとまっている地に新しい都を築け」というウィツィロポチトリ神による神託を象徴しています。