自然の植物の葉や種子は風邪や咳の症状、胃の不快感などを和らげるのに効果がある。パンデミックの状況下で再びその効用が見直されている。
ハーブティーは薬草茶としてメキシコでも人気があります。またメキシコの家庭では様々な薬草を痛み止めとして使用しています。
メキシコ人は何世紀も前から植物の治癒特性を利用して、風邪や胃痛などの治療に、又はただリラックスするために薬用茶の文化を実践してきました。
作り方は簡単で、どこでも手に入る材料ばかりです。今回はメキシコ人に人気がある健康ハーブティーを紹介します:
カモミールティー
- カモミールには消化器系、神経系、呼吸器系の症状を緩和する特性がある。精神を落ち着かせるリラックス効果のほかにも、胃の不快感や消化不良、また胃潰瘍やのどの痛みにも効用がある。
- 作り方は、カモミール4束、はちみつ大さじ2杯、水2カップ。水にカモ ミールを加えて沸騰させる。5分間おいたのち、カモミールを取り除いて好 みではちみをいれて熱いうちに飲む。
ペパーミントティー
- ペパーミントは神経性胃炎の症状を緩和する特性がある。この植物には鎮痛作用と抗炎症作用があり、生理痛、大腸炎、胃痛、吐き気などを和らげ、腸内ガスを排出する効果がある。また、ストレスを落ち着かせる働きもある。
- 作り方はペパーミントの葉10枚と水1リットルを用意する。水を火にかけ、沸騰する前に洗ったペパーミントを入れ、2分おく。
- 出来上がったら葉を取り除き、コップに注ぐ。熱いままで飲んでも冷やして飲んでも良い。不快感を和らげると同時に、すっきりした爽やかな香りが楽しめる。
ルーティー
- ルーは頭痛や筋肉痛、激しい片頭痛などを緩和する特性がある。腸内ガスを排出し、生理痛を和らげる。
- 作り方は乾燥したルーの葉大さじ1杯と水1カップを10分間火にかけたのち、葉を濾す。出来るだけ熱いうちに飲む方が良い。
- 熱いお茶の香りは不安感やストレスを和らげるのに役立つ。
オススメ:
ここで紹介した薬用植物は手ごろな価格で植物園で購入できる。また、ハーブは市場やスーパーマーケットでもパッケージで販売されている。