過去72時間で、27回の弱い地震がレオンとグアナファトの首都で観測されました。
地震国家センター(国立地震システム)は、週末に観測された地震が震度3.4~4.6度の強度を記録したと報告しました。
地震は、シエラ・デ・ロボス山脈、レオンの北に位置する地域のサンフェリペ地区で発生しました。
グアナファトの活断層震帯では、住民の間から驚きと不安の声があがっています。
セロ・デル・ギガンテ(レオン南部)の近くの農村コミュニティの住民は、早朝に体感できるほどの地震を感じました。
UNAM(メキシコ国立自治大学)の地質学・火山学の専門家は、これらの地震活動は火山の誕生を示している可能性が非常に高いと指摘しています。
グアナファト州とミチョアカン州は「群発地震」と呼ばれる地表を共有しているためここには、地下に約120の活断層があります。これらの地震は活断層の1つが地表に出現している可能性があるとのことです。