ここグアナファト州の肥沃な大地が極上のメキシコワインを育てる。さあワイン街道へ。味へのこだわりを持つグアナファト州の人々をうならせるワインにきっと出会えるはず。さぁグラスを手にとって乾杯しましょう
Por Violeta Bermúdez
はじめてグアナファトにぶどうの木が植えられたのは 80年代2005年からその土地で収穫されたぶどうからワインの生産がはじまった。2010年にはグアナファトのワイン製造でその名を広めた。ワイン産業は観光業界やレストラン街でも多くの注目をあびている。
1600年から1800年までグアナファトでは小規模でワインの製造を行って時期があった。
現在は年間10万本 23種類のワインを製造している。州内には350ヘクターレスのぶどう畑が広がる。2020年には700ヘクターレスに広げる計画がある。19ヶ所あるぶどう畑のうち14ヶ所で24種類のぶどうを栽培している。グアナファト州、サンミゲルデアジェンデ州ドローレスイダルゴ州では毎年7月の終わりに収穫祭が行われている。
去年イダルゴ州では観光庁がワイン博物館を開館した。展示会場にはクーナ・デ・インデペンデンシア市のぶどう畑の歴史やメキシコで生産されているぶどうの種類、ワインの製造過程などが展示されている。
サンホセラビスタ
サンホセ・デ・ラビスタ農園は3万5千平方メートルの敷地にぶどう畑が広がる。
2016年8月ここでアシエンダ・サンホセ・ラビスタのワインの製造が始まった。只今
熟成期間中で美味しいワインを醸造中。14部屋を備えたホテルでワイン畑の絶景を楽しむことができる。
• 所在地はサンミゲルデアジェンデのリブラミエントKm 10.2
電話番号:01(415)1559108。01(415)1558502。01(415)1558503
トジャン
ワイン製造のトジャンハウスでは100%オーガニック栽培のぶどうを使用している。
チーズやオーガニック野菜の栽培もしており環境に配慮した地球にやさしい農業を目指す。
ワインは4種類の株から収穫されたぶどうを使って白ワインはサビグロンブランクとシャルドナで。赤ワインはメルロットとキャベルネットサビグロンで醸造される。
トジャンハウスでは3種類のワイン試飲見学コースが用意されている。料金は500ペソから900ペソまで。チーズと一緒にワインを試飲できたり、夕食や昼食付のコースもある。
食事は豚、羊、鶏、兎からメインを選べる。
• 所在地はサンミゲルのセントロから10分のサンミゲルーケレタロ街道Km8.5
電話番号:01(415)152 7400
サンルーカス ぶどう園
サンルーカス農園ではワインはもちろん オリーブやラベンダーを栽培し
オリーブの実、エキストラバージンオリーブオイル、ラベンダーエッセンスの生産もしている。ここのワインのサンティシマ・トゥリニダは香り高い絶品。
園内ではワインの試飲ができ 14客室のある併設されているホテルでゆったりとした時間を楽しめる。ホテル内は禁煙でスパやプール、子供の保育サービスもある。
• 所在地はサンミゲルーケレタロ街道Km4.5
電話番号:01(415)1495393または01(415)1495383
サンミゲルのぶどう園
ここは未来のぶどう園。敷地の20%を住宅地に80%をぶどう畑にする計画だ。またワインの製造は始まっていないが すでにぶどうの株は植えられており数年後には収穫がはじまる。
• サンミゲルの市街地から9分。サンミゲルーセラヤ街道にある
クーナ・デ ティエラ
ここでは6種類の赤ワインと1種類の白ワインを製造している。
様々なコンクールで金メダルをはじめ銀メダルや銅メダルを獲得したワインもある。
1990年代にぶどうの栽培が始まり2005年に収穫できるようになった。
ワインは2008年から販売されるようになり2010年にはワイン“クーナ・デ・ティエラ・ビセンテナリオ”が誕生した。メキシコが誇る絶品のワインだ。
現在は30ヘクタールで様々な種類のぶどうを栽培している。
この地の寒さがぶどうを柔らかくさせ繊細な香りを凝縮させて味わい深いワインを造る。ワインの醸造過程や樽の管理には細心の注意を払って極上のワインが出来上がる。
• 所在地はドローレスイダルゴーサンルイス・デ・ラ・パス街道Km.11ロシージョランチョ
カミノディビノ
メキシコで最も標高の高い位置にあるぶどう園は海抜2400メートル、
バヒオの最も重要な鉱山地域の郊外サングレ・デ・クリストのファルダス・デ・セーロ・デ・クリストにある。
ぶどう園は重要な環境拠点にもなっていてヘスス・マリア農園の中にある。
• 生産は開始されたばかりで一本600ペソで販売されている。貯蔵庫や醸造施設の見学の予約をすればできる。見学ツアーは90分350ペソ。ワインを2杯試飲できチーズも楽しめる。興味のある方は電話で予約を。01(473)7358140まで
ドス・ブオ
サンミゲルから6キロの場所にワインの貯蔵庫がある。3ヘクタールのぶどう畑に10種類のぶどうの木がある。2005年にぶどうの株が植えられて、現在はワインの醸造をしている。フランス製の樽でワインを醸造させ、保存料など一切使わない。
ドス・ブオでは3種類の見学ツアーが用意されている。250ペソから650ペソ。
電話予約は01(55)53515060所在地はサンミゲルーケレタロ街道Km.6
よく使うフレーズ
Viñedo ぶどう畑 (budoubatake)
Botella ボトル (botoru)
Vino tinto 赤ワイン (aka wain)
Vino blanco ワイン (siro wain)
Copa ワイングラス (wain gurasu)
Cava 酒蔵 (sakagura)
Maridar 開削 (saifu)
Aroma 香り (saifu)
¿Cuanto cuesta? いくらですか (ikura desuka)
¿Me das más por favor? もうすこし下さい (mou sukosi kudasai)
¡Me gusta! 気にいった (kini itta)
¡Salud! 乾杯 (kanpai)