太平洋と日本海に挟まれた日本列島は6852の島で成り立っている島国です。広大な海に囲まれているこの国では、海の懐の深さ、同時に怖さをを認識しながら人と海が共生していく必要があります。
「海の日」は海の恩恵に感謝するとともに、海洋国家日本の繁栄を願う日です。数年前までは、明治天皇がはじめて船に乗船され東北地方を巡幸された後、横浜に到着された7月20日に祝日が制定されていましたが、現在では7月の第3月曜日に変更されました。この日多くの人々は家族で海水浴を楽しんだり、水族館や海沿いで行われるイベントへ出かけます。また、夜には海辺で花火大会も催されます。
日本は海から多大な恵みを受けてきた国で、その数々の港はこれまでの対外関係において防壁の役割を担ってきました。現在「海の日」は国民の祝日として親しまれており、日が長くなる夏の訪れを家族で楽しむ一日です。