流体制御において世界水準の技術を誇る日本企業が米州で初めての拠点 “NPK Fluid Control Systems México S.A. de C.V.” をハリスコ州ラゴス・デ・モレノ市の「コリナス・デ・ラゴス工業団地」に構えた。
日本ピラー工業株式会社は、流体の漏れを止める工業用シール材などを製造する世界水準の技術を持ち、先月9月ラゴス・デ・モレノ市でも生産を開始した。
日本ピラー工業は創立から90年以上を数える歴史ある企業であり、バヒオ地域に広がる所謂“自動車産業の回廊”での需要に応えるため米州初の生産拠点を コリナス・デ・ラゴス工場団地(ラゴス・デ・モレノ市)に開いた。
工場の竣工開所式には、日本本社の岩波社長を初め、日米墨拠点の幹部が工場に駆けつけた。
出席者は、自社開発の設備を備えた新工場の製造工程の視察を行い メキシコNPKの成長に期待を寄せた。