グアナファト出身アスリートが東京オリンピック2020+1、そしてパラリンピックに出場し、メキシコを代表して自転車競技、陸上、飛び込み、パラ水泳に参加する。
陸上競技
東京オリンピックへの切符を最初に手にしたのは「ラ・ガセラ」の愛称で知られている陸上選手、ラウラ・ガルバン。アメリカで行われた陸上競技会、ゴールデン・ゲームズ・アンド・ディスタンス・オープンに出場し、5000mの種目で15分02秒48を記録し、オリンピック出場権を手にした。ラウラ・ガルバンはグアナファト州都の農村部の出身。
自転車競技(マウンテンバイク)
2番目に東京オリンピック出場が内定したのは、マウンテンバイク競技で国を代表するヘラルド・ウジョア・アレバロ。チェコ共和国で開かれた大会では金メダルを獲得するなど、数々の国際大会で成功をおさめ、国際自転車競技連合(UCI)が発表するランキングでは552台中28位にランクインし、オリンピックへの出場権を得た。昨年はグアナファト州スポーツ優秀選手賞を受賞している。
飛び込み競技
メキシコ飛び込みチームの強化選手に指定されているアランサ・チャベス・ムニョスは、飛び込みメキシコ選手権板飛び込みの種目で1位を獲得し、オリンピック出場を決めた。5回の試技で合計325.90点をマークした。
パラリンピック
グアナファトの歴史上初めて、3人のパラリンピック選手を派遣する:フアン・ホセ、そしてラウル・グティエレス・ベルムデス兄弟に加えて、ヘスス・エルナンデスも出場。パラ水泳に参加する3名は、先日キンタナ・ルー州カンクンで行われた第9回パラ水泳オープンでオリンピック出場が確定した。