国際交流基金と国際セルバンテス祭の主催で、沖縄の伝統音楽とメキシコのパーカッションを組み合わせた初のコンサートが開催された
日本の音楽家、平安隆とメキシコ人パーカッショニストのアルマンド・モンティエルがそれぞれの才能を発揮し、華やかな音楽コンサートを繰り広げました。互いの言語は話せないながらも、舞台上での積極的なパフォーマンスで、日本とメキシコの音楽は自然に融合され、限界がありませんでした。
「音楽に国境はありません」とアルマンドさん。
「自分の気持ちを込めて即興で演奏しました」と平安さん。
両者は国際交流基金の主催で、国際セルバンテス祭で演奏しました。
二人が直接対面したのは、メキシコシティでの初コンサートの数日前でした。リハーサルを通して親しくなり、コンサートでは観衆から大きな拍手と賞賛を得ることができました。
沖縄民謡の代表である三線の音色と、アルマンドのパーカッションが、独創的な雰囲気を醸し出していました。リズム、ダンス、喜びが相まって、沖縄とメキシコのフュージョンは大成功に終わりました。
平安隆
- 沖縄民謡の父として知られる日本の音楽家
- ミュージシャンとして50年のキャリアを持ち、40枚以上のアルバムを収録
- メキシコを知ったのは「ラ・バンバ」を演奏したロス・ロボスのメンバーによる
- ギター、ハープ、太鼓、三線を演奏
「このコラボレーションは感情と即興がベースになっています。アルマンド・モンティエルと日本でも一緒に演奏したいです。」
アルマンド・モンティエル
- 40年の経験を持つメキシコ人音楽家
- メキシコで活躍中のパーカッショニスト
- メキシコ人著名アーティストとも多数共演
- アルマンド・マンサネロのバンドメンバーとして、日本でのコンサートにも出演
「音楽に言語はなく、リズムは自然に融合します。これはユニークで自発的なコンサートです。」