Por Larissa Torres
今回の新型コロナウイルスの感染拡大で、自動車業界も世界的に打撃を受けています。
グアナファトを拠点とする日本自動車メーカー3社(ホンダ、マツダ、トヨタ)も例外ではなく、稼働停止で何千台もの減産拡大に直面している状況です。
メキシコ全体の年間自動車輸出額は約1500億ドルで、うちグアナファト州は18~20%を占めています。
このようにグアナファトはメキシコ自動車産業界でも重要なポストを占めており、今回の操業停止による損失は約150億ドルにも上ると言われています。
また外出自粛により11万人が自宅待機となり、その損失は約10万台に達します。
グアナファト州自動車産業クラスター協会のローランド・アラニス・ロサレス代表は、コロナ終息後に自動車業界が完全に回復するまでには4年程かかる可能性があると述べました。