レオン市民アイデンティティ博物館(MIL)は、1920年に撮影された白黒ののポストカードに写る景色を統合させ、過去を垣間見ることができるバーチャル展示会を開催。同時に100年後の現代写真も展示されており、過去と現在を比較することができる。
「レオンの景観:1920-2020」はレオン市創立444年を記念してレオン市が出版したものです。
バーチャル展示会では、100年前に撮影された町の記念碑や象徴的な建物の景観をポストカードに収めて製本された出版物から、レオンの過去を振り返ることができます。この本は、20世紀にレオンで著名だったジャーナリストであり「赤鉛筆」という印刷・文具屋のオーナーだったヘスス・ロドリゲス氏により出版されました。
1920年の白黒ポストカードは16枚のコレクションで、マヌエル・ドブラド劇場、レオン市庁、レオン凱旋門、プリンシパル広場、そして現在ではレオン市民アイデンティティ博物館として使用されている旧レオン市刑務所などが収められています。
ルイス・アレグレ・ベガ記者は、100年前のコレクションを振り返りながら今回同じ場所でカラー写真を撮ることで、町が近代化し大きく変化したことを表現しています。
白黒写真とカラー写真を比較すると、100年前の写真では私たちが普段通っている市内の通りや場所がかろうじて認識でき、現代化へと進み始めた頃だと伺えます。
バーチャル展示会は2020年8月27日から11月29日まで開催されており、レオン市民アイデンティティ博物館、そしてレオン文化協会のSNSから詳細を見ることができます。
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