BMWグループ新工場がサン・ルイス・ポトシ州に建設された。この最新デジタル工場には10億ドルが投資され、敷地面積は3000ヘクタール。
北米においてBMWグループはすでにアメリカに生産拠点があるものの、需要に対して生産が追いつかないため、2014年にメキシコ工場建設を発表した。BMWブランドの需要は増加する一方で、2020年には40か国に向けて出荷する予定。
G20「海洋プラゴミ」削減へ
G20サミット議長国の安倍晋三首相は、海洋プラスチックごみの削減対策、生分解性プラスチックやその他の技術開発において日本がリーダーシップを発揮したいとの決意を語った。G20サミットは大阪で6月28日・29日に開催され、中国、ブラジル、フランス、アメリカを始めとする主要20カ国・地域が参加。2017年ドイツサミットで問題提起された海洋プラスチック汚染問題解決への対策が議論される。
ペプシコ、グアナファトへ進出
ペプシコ・メキシコ社(清涼飲料業界)は、今後2年間でグアナファト州に建設予定の新工場を含む40億ドルの出資を発表した。また、農業モデルやインフラストラクチャーの強化、更に持続可能な取り組みや社会開発プログラムにも力を入れ、3000人の新規雇用が見込まれる。関連会社Geppグループも別途に雇用拡大する予定。
ジェトロ、日系企業のメキシコ 進出拡張を示唆
近年の日系自動車関連企業のメキシコ進出状況に関して、ジェトロ(日本貿易振興機構)・メキシコ事務所長・稲葉公彦氏はメキシコを日系企業の生産拠点とする利点について、「メキシコでの生産は専門化されており、日系自動車関連企業が必要とする高レベルの競争力を兼ね備えている。」と述べた。