ガスなしの暮らし: ポンティチェリ・タ ワーの新たな挑戦

レオンにおいて、不動産開発会社イノバ・グループ (Grupo Innova)が手がける「トーレ・ポンティチェ リ(Torre Ponticelli)」は、建物全体の稼働を太陽 光パネルで賄う、持続可能性に配慮した100%オール電化の住宅モデルを開発しました。 ラ・カンピーニャ・デル・ボスケに位置する本プ ロジェクトでは、より安全で効率的な生活環境を 追求し、ガスの使用を全面的に取りやめる決定を下しました。 このコンセプトにより、タワー内への燃料供給が排除され、ガス漏れや火災のリスクが低減され ます。さらに、室内の空気質の向上やカーボンフッ トプリントの削減にも寄与し、よりクリーンなエネ ルギー源への移行を促進します。 このオール電化への取り組みを支えるた め、299枚の太陽光発電パネル(共用部に135 枚、各住戸用に164枚)が設置されており、LED照 明、遮熱ガラス窓、駐車場照明、ドリップ散水シス テムに電力を供給しています。また、各住戸には 将来的な電気自動車(EV)用充電ステーションの 設置に対応した配管・配線設備があらかじめ用意 されています。 ポンティチェリは、家具付き住戸をはじめ、断 熱性・遮音性に優れた独立壁を採用しているほ か、住戸の枠を超えた快適な暮らしを提供する共 用施設を備えています。具体的には、スカイジム、 サウナ・スチームバス・ジャグジーを完備したスカ イスパ、コワーキングエリア、ミーティングルーム、 ペットパークなどが用意されています。 本プロジェクトの背景にある思想は、「持続可 能な住宅を選ぶことが、快適さやプライバシー、利 便性を犠牲にすることを意味してはならない」とい う点であり、ポンティチェリはそれらを一つのライ フスタイルとして融合させることに成功しました。

アルコ・スールとビセンテナリオ:レオン の柔軟な産業団地

近年、レオン市では産業活動が拡大してお り、企業のオペレーション、物流、セキュリテ ィ上のニーズに対応できるスペースへの需 要が高まっています。 こうした需要に応えるため、ウルサ・グループは、レオンの戦略的エリアに位置し、 多様な企業のプロファイルに応じた柔軟な インフラを備える2つの産業クラスター「ア ルコ・スール(Arco Sur)」と「ビセンテナリオ(Bicentenario)」を展開しています。 アルコ・スール:最も安全な産業団地 5年間の操業実績を持つ「アルコ・スール」は、最も安全な産業団地として評価さ れています。24時間365日の監視体制、出 入管理、警察監視システム(C4)に連動し た監視カメラ、そして高セキュリティ施設で 採用される、破損や不正侵入を防ぐ強固な コンクリート(PC板)の境界壁を備えていま す。現在、27社以上の企業がアルコ・スー ルで事業を展開しており、最大50社まで受 け入れ可能なキャパシティを有しています。 アルコ・スールは、レオン〜アグアスカリ エンテス高速道路、レオン〜ラゴス道路、 北環状道路などの主要幹線道路に直結し ているほか、中央卸売市場にも近く、物流、 保管、物品移動を伴う事業を展開する企業 のオペレーションをスムーズにします。 当開発地区は、小規模企業向けの貸倉 庫から大型プロジェクト用の産業工場棟や 敷地まで、さまざまな規模のスペースを用 意しています。さらに、大型貨物車両を利用 する企業に使い勝手の良い「複線搬入口」や「複数トラックバース」を備えた施設も整備 されています。 ビセンテナリオ:レオン北部エリアの産業 団地 保管エリア、オフィス、車両操車場を完備し た倉庫を統合した施設です。さらに、売買お よび賃貸が可能な、サービス業者やコンビ ニエンスストア向けの商業スペースも併設 されています。 本産業団地は、レオン市北部の市街地 内(ラゴス・デ・モレノ方面の出口近く)に位…

「サン・ミゲル・モ デル」とは何か?

長期的な計画、継続性、経済発展、そして生 活の質。これらは、マウリシオ・トレホ市長率 いる市当局が、サン・ミゲル・デ・アジェンデを 今後数十年間に向けて準備の整った都市、そ してグアナフアト州にとっても欠かせない重 要な拠点として確立するためのビジョンであ る。 今日のグアナフアト州は、 世界とつながる州となっていま す。国際的な投資、産業の発 展、そして日系企業の進出は同 州の経済に変革をもたらし、ビ ジネスの枠を超えた強固な関 係を築き上げました。 海外から 訪れた何千人もの人々が、ここ で働き、投資し、家族を育み、 新たな人生の歩みを進めてい ます。こうした現状は、都市に 対して「治安、行政サービス、イ ンフラ、モビリティ、機会、そし て高い生活の質」を提供すると いう新たな課題を突きつけてい ます。 このような状況下におい て、サン・ミゲル・デ・アジェンデ は特別な役割を果たしていま す。 国際的な評価、文化遺産、 文化、食文化、そして観光とい う本来の強みにより、同市は世 界に向けたグアナフアト州の代 表的な顔の一つとなりました。 こうした背景から誕生したのが 「サン・ミゲル・モデル」です。 これは、計画性、継続性、行政 能力、経済発展、独自のアイデ ンティティ、そして生活の質を 統合することを目指す施策のあ り方です。トレホ市長が民間企…

ニデック・モビリティ・メキシコが「椅 子 法」を自動化

バレリア・バラハス グアナフアト州に位置する日系企業「ニデック・モビ リティ・メキシコ」の工場において、ある技術的挑戦 が始動しました。それは、最近施行された「椅子法 (Ley Silla)」の要求事項に応えるシステムを開発 し、24時間連続稼働する生産ラインを止めることな く運用するというものです。  運用するというものです。 2025年6月17日に労働法の改正が施行され、企 業は立位で作業を行う労働者に対し、1時間あたり 10分間の着席による休憩を提供することが義務付 けられました。この休憩時間は、業務の性質に応じ て積算することも認められています。  グアナフアト州自動車クラスター(CLAUGTO)が 主催した視察の際、ニデックのゼネラルディレクター であるフアン・ホセ・ロドリゲス氏は、各エリアの生産 計画に組み込まれたこのメカニズムを公開しまし た。各エリアには休憩を取得するためのスケジュー ルが設定されており、一度に約120名を受け入れら れるキャパシティを備えています。  このシステムは、立ち作業が行われるエリア内に 配置された背もたれ付きのベンチシートで構成され ています。座席の上部の壁にはライトが設置されて おり、作業員が着席するとセンサーが感知して作動 し、規定の休憩時間が満了するとライトの色が緑色 に変化する仕組みです。  同社はその高い技術的背景から、自動化コンセ プトの構想、設備の開発、そしてオーダーメイドによ るプロジェクトの導入を自社単独で推進する能力を 備えているため、このシステムの運用においても、 すべての構成パーツの設計・製造・設置を自社内で 行いました。  「椅子法」はメキシコに進出している日系企業に とって考慮すべき重要なテーマです。法律の規定は すべて全面的に履行義務があり、労働社会保障省は 2026年の立ち入り検査を通じてその遵守状況を確 認することを計画しています。

モ ジ ュー ラ 社 、自 動 車 サ プ ライチェーンフォーラムにて自動垂直倉庫を披露

イタリア企業のモジューラ(Modula)社は「自動車サ プライチェーンフォーラム」に参加し、自動車産業向 けの保管ソリューションを出展します。作業の信頼性 向上、ピッキング時間の削減、そして限られたスペー スの最大限の活用を目指し、工場内における資材管 理の新たなアプローチを提案します。  1987年に設立されたモジューラ社は、VLM( 自動垂直倉庫システム)と呼ばれる保管装置を開 発しています。建物の天井高を最大限に活用し、 「Goods-to-Person(物品から作業者へ)」の原則 に基づいて稼働するこのシステムは、必要な資材を 作業者の元へ直接搬送するため、移動時間を大幅 に減らし、在庫管理とトレーサビリティを容易にしま す。  同社のロボットストレージシステムには、高さ 21メートルに達し最大9万キログラムまで保管可 能な「Modula Lift」や、奥行き1.6メートルと狭小ス ペース向けに設計された「Modula Slim」などがあ ります。さらに、各種基幹システムと連携して在庫 管理やパフォーマンス分析を行う専用ソフトウェア 「Modula WMS」も提供しています。  世界中で約4万台の導入実績を持ち、メキシコに も直営拠点を持つモジューラ社。今回のフォーラム への参加を通じて、省スペース化、プロセスの迅速 化、そして必要な部品を最適なタイミングで手配す ることが日々の操業に大きな差を生む自動車産業に 向け、先進テクノロジーをアピールします。 

ア ル テ ファクトス・デ・ウレ 社 、自 動 車 産 業を支える中核サプライヤー

バヒオ地域における自動車産業の成長は、地元企業に新たな機会をもたらしています。その代表例 がアルテファクトス・デ・ウレ社です。同社は50年以 上の実績と高度な技術的知見、柔軟性、そして幅 広い素材・加工技術を武器に、同産業に特化した 主要サプライヤーへと成長を遂げました。 同社は「自動車サプライヤーフォーラムの公 式スポンサーを3度務めており、顧客との直接的 な接点を通じて課題を把握し、最適なソリューシ ョンを提案・伴走支援することを目指しています。 これらの取り組みは、ISO 9001:2015認証を 取得した品質マネジメントシステムに準拠した製 造プロセスと、継続的な改善を追求する企業文化 によって支えられています。 グローバル企業が同社を評価する大きな要因 は、その機動力、直接的なコミュニケーション、高 い適応力、そして顧客との密接な距離感にありま す。 「私たちはメキシコ企業ならではの柔軟性を 持ちながらも、グローバルサプライチェーンにお いて求められる遵守事項、トレーサビリティ、一貫 性、ドキュメント管理、フォローアップといった厳し い要求を深く理解しています。そして何より重要 なのは、私たちが『課題解決のためのソリューショ ンを開発する』という点です」と、アルテファクトス・ デ・ウレ のディレクターであるブルーノ・ディアス 氏は語ります。 レオン市で設立された同社は、当初の自動車 用ゴム製品の販売を中心とした事業形態から、多 様な産業プロセス向けの専門部品やソリューショ ンを自社開発できる企業へと進化を遂 ました。 現在、同社は自動車、産業一般、ラック(保管・ 輸送用ラック)などの分野と取引を行っており、加 硫ゴム、ゴム押出成形、プラスチック射出・押出成 形、エンジニアリング・プラスチックなど、多様な材 料や加工技術を活用してカスタム部品を開発する 能力を有してい す。

LRインダストリアルソリューションズ:自車産業のサプライヤーとして14年の実績

レオン発の企業である「LRインダストリア ルソリューションズ」は、自動車産業とともに歩んできました。14年にわたる歩みの 中で、国際企業との提携を通じて得たノ ウハウは、あらゆる側面において同社の 強みとなっています。 産業用安全用品の販売を手がける同社は、「自動車サプライヤーチェーンフォーラム」に出展し、作業者の安全を確保 し続けるための市場における最新のイノ ベーションを展示します。 創業者兼ディレクターのラウラ・ロドリ ゲス氏は、「お客様にとって弊社は頼れ るパートナーです。私たちはクライアント の生産性とパフォーマンス向上に貢献す るために存在して ます」と強調します。 国際企業からも、信頼できる地元の 正式なパートナーとして高い評価を得て います。 「お客様のもとへ直接足を運び、要望 に応じた最適な製品を提案するためのア ドバイスを行っています。コストと時間の 双方で削減をサポートし、生産性の向上 に貢献します。」 このレオン企業の使命は、人々を守 り、あらゆる事故を未然に防ぐことです。 「優れたサービスを通じて予防を追 求すること、そして迅速な納品によりお 客様の緊急のニーズに対応すること。こ れが当社の掲げる非常に重要なミッショ ンです。」

地域企業、自動車産業の要に

地 元の企業が「自動車サプライチェーンフォーラム」を機軸に、国内外の大手にアプローチ 地元の卓越した技術が、メキシコで発展を続ける自動車産業の躍進を支えています。自動車産業の駆動源は、大手完成車メーカーにとどまりません。1台の車両がつくられる背景には、部品や加工、各種サービス、 技術、さらには高度な専門ソリューションを手がける数多くのサプライヤーの存在があ ります。グアナフアト州では、こうしたサプラ イチェーンへ参入を図る地元企業が着実に 増えています。 ポリフォルム・レオンで開催された今年の「自動車サプライチェーンフォーラム」に は150社以上の企業が出展し、自社が誇る 高い競争力をアピールしました。 本記事では、この分野で優れた実績と 品質を誇り、すでに自動車サプライチェー ンの一角 担う注目すべき地元企業を紹 介します。 国際企業からも、信頼できる地元の 正式なパートナーとして高い評価を得て います。 レオン発の企業である「LRインダストリア ルソリューションズ」は、自動車産業ととも に歩んできました。14年にわたる歩みの 中で、国際企業との提携を通じて得たノ ウハウは、あらゆる側面において同社の 強みとなっています。 バヒオ地域における自動車産業の成長は、地元企 業に新たな機会をもたらしています。その代表例 がアルテファクトス・デ・ウレ社です。同社は50年以 上の実績と高度な技術的知見、柔軟性、そして幅 広い素材・加工技術を武器に、同産業に特化した 主要サプライヤーへと成長を遂げました。 現在、同社は自動車、産業一般、ラック(保管・ 輸送用ラック)などの分野と取引を行っており、加 硫ゴム、ゴム押出成形、プラスチック射出・押出成 形、エンジニアリング・プラスチックなど、多様な材 料や加工技術を活用してカスタム部品を開発する 能力を有しています。 1987年に設立されたモジューラ社は、VLM( 自動垂直倉庫システム)と呼ばれる保管装置を開 発しています。建物の天井高を最大限に活用し、 「Goods-to-Person(物品から作業者へ)」の原則…

マルカ・グアナファトが国際ブランドへ

バレリア・バラハス 「マルカ・グアナフアト・インテルナシオナル(Marca Guanajuato Internacional)」は、すでに州の品質認定(マルカ・グアナフアト)を取 得し、輸出事業を行っている企業を対象とした新たな拡張プログラムで す。立ち上げ式典では100社がこの新たなバッジを授与され、国際モー ドにおける本ブランドの最初の代表企業となりました。 輸出が大企業だけのものであるという固定観念を払拭するため、グアナフアト州貿易振興調整機関(COFOCE)は、「マルカ・グアナフ アト」認定企業に対してトレーニング、プロモーション、そしてビジネス マッチングによる伴走支援を行います。これにより、新規顧客の開拓、 初となる輸出の 約、あるいは他国での市場シェア拡大を目指します。 「マルカ・グアナフアト」としての最初の10年間で築かれた強固な 基盤のもと、これまでに州内46全自治体の9,130社におよぶ企業への 支援が行われてきました。

「グアナファト・スマ」とは?

グアナフアト州政府が打ち出した新 しい経済戦略プロジェクト「グアナフア ト・ス(Guanajuato SUMA)」は、経 済発展を州内のより多くの地域へ波及 させ、地元企業の強化、より付加価値の 高い産業の誘致、人材育成を進めると ともに、投資を家族のより良い雇用や 収入へと結びつけることを目指す施策 です。 リビア・デニセ・ガルシア州知事は、 合計25億5,800万ドル規模の投資とな る17件の新規プロジェクトを発表しま した。これにより、グアナフアト州内に 3,567件の新たな雇用が創出さ ます。 「グアナフアト・スマ」は、新規投資 の誘致、人材育成、地元企業の強化を 推進し、州内全域へより多くの機会をも たらします。 マルカ・グアナファトが国際ブランドへ 「マルカ・グアナフアト・インテルナシオナル(Marca Guanajuato Internacional)」は、すでに州の品質認定(マルカ・グアナフアト)を取 得し、輸出事業を行っている企業を対象とした新たな拡張プログラムで す。立ち上げ式典では100社がこの新たなバッジを授与され、国際モードにおける本ブランドの最初の代表企業となりました。 輸出が大企業だけのものであるという固定観念を払拭するため、 グアナフアト州貿易振興 整機関(COFOCE)は、「マルカ・グアナフ アト」認定企業に対してトレーニング、プロモー ョン、そしてビジネス マッチングによる伴走支援を行います。これにより、新規顧客の開拓、 初となる輸出の成約、あるいは他国での市場シェア拡大を目指します。 「マルカ・グアナフアト」としての最初の10年間で築かれた強固な 基盤のもと、これまでに州内46全自治体の9,130社におよぶ企業への 支援が行われてきました。