Editor Koko
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すべての道は日本へと続く

先日、サッカーチーム「クラブ・レオン」の本拠地ノウ・キャ ンプ・スタジアムで、新たなファンに出会いました。K.E. 矢 野さんという日本人ですが、今や彼は「パンサ・ベルデ(レ オン市民の愛称)」の一員です。これは新しい「種」の誕生 と言えるかもしれません。彼はレオンに住み、プエルト・イ ンテリオール工業団地にある企業で働いています。そし て休日は私たちと同じ場所で過ごし、レオンの試合は一 戦たりとも見逃しません。 一昨日、朝食をとるためにレストラン「チリス」へ行く と、すぐ隣で日本人が朝食をとりながら、企業の財務諸表 をチェックしていました。 昨日、打ち合わせの指定場所に向かうと、 そこはアドルフォ・ロペス・マテオス通りにあ る日本総領事館近くのホテルでした。ま た、レオンで初めて「メキシコ全国日系 人大会」が開催されるというニュースも 目にしました。 日本の文化は、いまや私たちの生活 の一部となっています。 探さずとも、至る所で日本的なものに 出会う時代です。驚くべきことに、2026年ワ ールドカップでの日本代表の初戦は、ここメキシ コのモンテレイで行われます。 先週、アカンバロ出身の若者に出会いました。大学を 卒業したばかりの彼は、セラヤのホンダに採用されたそう です。彼はパフォーマンス向上のための研修を受けるべ く、米国への渡航準備に余念がありませんでした。 また先日、「ロス・ニポネス(Los Nipones)」というサッ カーチームにも出会いました。グアナファト州に拠点を置 く企業で働く日本人たちで結成されたチームで、彼らもま た、2026年ワールドカップで日本代表にエールを送るた め、モンテレイへの遠征準備を進めています。 日本の方々は、私たちの社会にすっかり溶け込んでい ます。それは単に異文化と共に暮らすということだけでは ありません。新しい労働習慣を知り、高い品質基準のもと で働くためのトレーニングを受け、高精度で秩序ある生産 プロセスを学ぶことでもあります。日本のコミュニティは、 私たちに多くの素晴らしい教えを残してくれています。

レオンにて第17回メキシ コ全国日系人大会開催

5月29日から31日にかけて、第17回 メキシコ 全国日系人大会(CONANI)が、バヒオ日系 人会の主催により、グアナフアト州で初めて 開催されます。 本大会の目的の一つは、日本文化に親しむ 機会を提供することです。期間中、ブンカフ ォーラム内のビセンテナリオ劇場にて、一般 公開(無料)の3つの大きなイベントが開催さ れます。 ※チケットはチケットマスターにて 入手可能です。 Taichi & Komaki コンサ ート 5月29日(金)17:00~ 日本の若き2人の才能が、 打楽器と伝統楽器 でる三味線を駆使 し、エネルギーに 満ちた現代的な 楽曲を演奏。 演劇「絆-Kizuna 」-プ レ ミア 上 映 5月30日(土)18:00~  ポルフィリオ・ディアス 政権時代における「榎 本植民」の知られざる 歴史から、両国を繋ぐ 多様なメキシコ日系社 会の確立までを辿る。 驚 き、勇 気、愛…

サン・ルイス・ポトシの 日本庭園で桜が開花

メキシコ最大の日本庭園は、サン・ルイス・ポトシの タンガマンガ公園内にあります。3ヘクタール以上の 広さを誇り、東京農業大学の造園専門家によって設 計されました。 サン・ルイス・ポトシ州政府、地域の日系コミュニ ティ、そしてメキシコ日本人協会の強力により、国内 で最も美しい日本庭園が実現しました。 「サクラ」として知られる桜の木々が、日本と同 じように咲き始めています。鳥居のアーチ、木製の 橋、池、石灯籠、竹林などが、伝統的な日本の景観 の美しさと調和をメキシコの地で表現しています。 「この庭園を訪れると、日本にいるような気持 ちになります」と、サン・ルイス・ポトシ州政府の在日 代 表、ロドルフォ・ゴンサレス・オノ氏は語りました。 この日本庭園は、2023年9月、サン・ルイス・ポト シへの日本人移住100周年を記念して開園しまし た。単なる日本庭園にとどまらず、メキシコと日本の 友情と文化的な絆を象徴する場所となっています。

在レオン日本国総領事館、開設10周年

ユニス・メンドーサ 在レオン日本国総領事館が開設されてから、10年 が経ちました。当時、その開設がもたらした大きな 喜びと期待を今でも鮮明に覚えています。それは単 なる外交事務所の設置ではなく、この地域が日本 人コミュニティ、そして両国間の経済・文化交流にお いて戦略的な拠点となったことを公式に認めるもの でした。 10年前、日本人移住者の主な渡航先はメキシコ のバヒオ地域でした。特にグアナフアト州 には、日本の主要自動車メーカーであ るマツダとホンダの2社が進出し、 その後トヨタも進出しました。こ れらの企業とともに数百人の 日本人が移り住み、グアナフ アト州および地域全体に大 きな変化をもたらしました。 それ以来、在レオン日本 国総領事館は、日墨間の投 資拡大や学術・文化交流の 発展を見守ってきました。 また、総領事館の存在によ り、ハリスコ州、ケレタロ州、ア グアスカリエンテス州、サン・ルイ ス・ポトシ州、サカテカス州、そしても ちろんグアナフアト州に至るバヒオ地域 において、私たちはこれまで以上に日本文化を 身近に感じることができるようになりました。 ココ・メキシコとして、私たちはこれからもメキシ コと日本の歩みを伝え続けていきます。両国が交流 し、お互いを理解し合い、共に喜びを分かち合える 場であり続けたいと思っています。 地域とともに歩むさらなる年月を願って。 青山健郎総領事、おめでとうございます。 エウニセ・メンドサ ココ・メキシコ ディレクター

日本へ目を向けよう

パブロ・セサル・ カリージョ アメリカとの貿易戦争により、私たちは新たな活路 を探さなければならなくなった。では、どこに可能性 があるのか。その答えの一つが日本である。 グアナフアト州は、20年前から日本との関係づく りに取り組んできた。 2000年代初め、メキシコの代表団が日本を訪れ、自 動車メーカーの工場を視察した。その後、2005年以 降、州政府は継続的に日本を訪問し、グアナフアト の魅力を積極的にアピールしてきた。2009年にはト ヨタが初めて進出の意向を示したが、実際の進出 までには時間がかかった。 2011年にはマツダが最初の日本企業 として進出。続いてホンダが工場を設 立し、2019年にはトヨタが操業を開 始した。 現在、グアナフアト州は日本の 自動車産業による投資が最も集 中している地域である。これほど 多くの日系企業が集積している 国や地域は他にない。 マツダはサラマンカで年間15万 台、ホンダはセラヤで年間13万台 を生産している。トヨタはアパセオ・エ ル・グランデの工場でで年間27万台を製 造している。 日本はグアナフアト州にとって重要な貿易相手国 であり、同州には自動車関連を中心に220社以上の 日本企業が進出している。関税をめぐる不透明な 状況が続く中、企業に安心感を与え、さらなる日本 からの投資を呼び込むために、リビア・デニセ・ガル シア州知事が日本との関係強化に取り組むことは大 きな意味を持つ。 貿易戦争が始まる前から、グアナフアトは日本を 戦略的なパートナーと位置づけてきた。そして日本 もまた、トランプ政権下で通商環境が揺らぐ前か ら、グアナフアトを有力な選択肢として着目していた のである。

サ ン・ル イス・ポトシ 州 、日 本 に 公 式 代 表 事 務 所 を 開 設

サ ン・ル イス・ポトシ 州 のリカルド・ガジャルド・ カルドナ知事による経済政策は、日本との戦 略的な関係強化を推進しており、その一環と して東京に代表事務所を開設することを決 定しました。 経済開発長官ヘスス・サルバドール・ゴン サレス・マルティネス氏は、現在およそ80社 の日本企業が同州に進出していることを強 調しました。 今回の会合では、日本における代表とし てロドルフォ・ゴンサレス・オノ氏が紹介され、 初の活動報告が提出されました。 ゴンサレス・オノ氏は、日本国内で約30社 が参加した初のプロモーションセミナーの開 催、日本貿易振興機構(JETRO)や各都市 の商工会議所との会合、さらに新たな協力 枠組みを推進するための金融機関との連携 など、具体的な戦略的取り組みが実現したこ とを報告しました。 サン・ルイス・ポトシ州は、日本に公式か つ常設の代表事務所を持つメキシコ唯一の 州です。

サマンサ・スミス市長が天皇 誕生日を祝う式典に参加

グアナフアト市のサマンサ・スミス市長は、天皇陛下の 誕生日を記念して開催された日本の祝賀行事に参加し ました。 レオンの日本総領事館が主催したこのイベントにサ マンサ・スミス市長が出席したことにより、グアナフアト 市と日本との戦略的な連携、友好関係、そして協力関 係が改めて確認されました。 市長は、グアナフアト市と日本の関係を維持するこ との重要性を強調し、文化交流、国際観光、そして世 界遺産都市である州都グアナフアトへの経済投資を強 化していくことの大切さを述べました。

レオンで天皇誕生日の祝賀行事

毎年レオンで開催される天皇 陛下の伝統的な誕生日祝賀会 において、青山総領事はメキシ コと日本の友好関係を強調し ました。また、グアナフアト州と 日本との関係強化に尽力して いるグアナフアト州知事リビア・ デ ニッセ・ガルシア・ムニョス・レ ド氏の取り組みを称えました。 天皇陛下のご誕生日を心よ りお祝い申し上げます。

日系の世界:完全な日本人でも完全なメ キシコ人でもない

メキシコの日系コミュニティは、日本か メキシコかのどちらかを選ぼうとはし ていません。両方の文化を大切にし ながら融合させ、新しい価値を生み出 そうとしています。 現在、メキシコには7万人以上の 日系人が暮らしているといわれていま す。「日系」とは、日本にルーツを持つ 移民とその子孫を指す言葉です。 セイビさんは、日本人の祖父とメキ シコ人の祖母を持ち、自らを「ハイブリ ッド(複合的)なアイデンティティ」を持 つ存在だと語ります。 彼女によると、祖父母はもともとア メリカのサンフランシスコを目指して いましたが、途中でクリアカンに定住 しました。そこが、現在セイビさんが 暮らす町です。 「日本の血を引いていることには 高い期待が伴います。十分な心の準 備や知識がなければ、自分自身を見 失ってしまうこともあると思います。だ からこそ、メキシコ人であることと日本 人であることのバランスを取ることが 大切です」と、セイビさんは語ります。 彼女は、企業コンサルタントでありク リアカン日系協会のメンバーでもあり ます。 「自分が二つの文化や考え方を持 っていると理解できれば、社会に大き く貢献することができます。」 「私たちは完全な日本人でも完全 なメキシコ人でもありません。しかし、 そのどちらでもある大きなコミュニテ ィの一員です。そのような自分 を受け入れることが、自分ら しい人生を選ぶための一番 よい方法です。」 「私にとって、メキシコ 人であり日本人であること…

アルマ・ケサダ氏の成功の鍵: リーダーシップ、規律、そして信頼

ケサダ・トレス コンサルティング&ビジネス-の創業者であるケサダ氏は、顧客との密接な関係を基盤に、現在 では国内外160社以上に助言する企業へと成長させた。 多くの大企業は、勇気ある決断と、家 庭から生まれた夢から始まります。ア ルマ・ケサダ氏の物語もまた、そうし た一歩から始まりました。彼女はグア ナフアト州レオンを拠点に、「ケサダ・ トレス コンサルティング&ビジネス」 の創業者兼代表として、信頼、規律、そ して顧客に寄り添う姿勢を大切にする 企業を築き上げてきました。 公認会計士としての教育を受けた アルマは、25年前、自宅の玄関先で顧 客を迎えることから仕事をスタートし ました。夫の支えを受けながら、第一 子を身ごもっていた彼女は、やがて堅 実な経営コンサルティング会社へと 成長する事業の基盤を少しずつ築い ていったのです。 彼女にとって、本当に大切なのは 数字だけではありません。企業の背後 にいる「人」との信頼関係こそが、最 大の原動力です。企業が直面する課 題を理解し、意思決定を支え、成長を 後押しすることが、彼女の仕事の使命 となりました。 戦略的な支払い計画の立案や企 業分析、さらに業務面や税務面でのリ スク予防といった取り組みを通じて、 アルマは多くの企業が財務を整え、 新たな成長の機会を見出す手助けを してきました。彼女にとって、金融・投 資・資産に関するアドバイスは、企業 がより安全に発展していくための重 要な手段なのです。 また、質の高いサービスを提供す るためには継続的な学びが不可欠で あるという信念のもと、税務および経…