バヒオ地域の成長に伴い、日系企業である三菱電機は、同地域の学術機関に向けて50万ドルのロボット機器投資を検討している。
日本の企業である三菱電機は、バヒオ地域の産業界に技術提供し、グアナファト州に認定トレーニングセンターを開設する取り決めを行いました。
来年4月には、メキシコ国立工科大学を始めとしたグアナファト州、そして他のバヒオ地域にある、専門技術学校に向けて、約50万ドルのロボット機器が提供されます。
「このようなパンデミックの時期ですが、50万ドル近くの寄付と、さらなる50万ドルの投資で、学術機関の設備を整える計画です。」と、三菱電機メキシコ・ラテンアメリカ担当のフェリペ・リベラ ゼネラルディレクターは述べました。
「メキシコの人材育成を支援し、技術開発に欠かせないプロセスや技術を向上させたいと考えています。」
三菱電機は、ケレタロの物流センター、さらにモンテレイとメキシコシティの事業所も拡張を予定しています。
ハノーバーメッセで展示されているロボットや特殊機械を前に、ラテンアメリカ ゼネラルディレクターがココ・メキシコのインタビューに応じてくれた。
どのようなロボットを作っているのですか?
三菱電機は、品質を重視し、完成度を高めることに注力している企業です。
わが社はマーケットで最速のロボットを有しており、これは三菱電機が誇る技術です。しかし最近では、現場で人と共に作業ができる協働ロボットを開発しました。
このロボットは、作業、過程、生産に合わせて特別に設計されており、仕事をより早く、効果的に、そして安全に行うために、人々の力になる機械です。今まさにこのような傾向が協働ロボット業界で必要とされているのです。
また、障がい者の方が、ロボットを使って、積む、運ぶ、動かすといった動作を実行できるようにする機会にも立ち会ってきました。これこそが、テクノロジーが人々に与えることができる支援であり、自信を与えることへと繋がります。
グアナファト州における頭脳労働を強化する活動に賛同しますか?
はい、もちろんです。ディエゴ・シヌエ知事との会談では、製造業から技術開発へと産業を発展させるための戦略や州政府のビジョンを明確に示してくれました。
三菱電機は、メキシコの産業界にコミットし、技術を提供することでその発展に貢献します。
ハノーバーメッセにはどのようなロボットを出展したのですか?
パンデミック以降、明らかなトレンドとなっている協働ロボットを展示しました。協働ロボットは、業務効率の向上に役立つだけでなく、人と人との接触を減らして公衆衛生上のリスクを軽減することができます。
ハノーバーメッセでの実績は?
私たちの技術を用いたソリューションの販売、商品化、開発を希望する企業やビジネスパートナーと接する機会がありました。
州政府がこのような投資設備を求め、私たちサプライヤー、消費者、そしてこの連携を促進するグアナファト州が利益を得られるような条件を整えようと試みていることに、寛大さを感じています。