お米は日本では主食とされ、メキシコではトウモロコシに続いて2番目に多く消費される穀物である。双方でお米を使って様々な料理や飲み物、お菓子などが作られる。
Por Larissa Torres
お米を使った日本料理と言えば寿司、焼き飯そしておにぎりなどですが、米酢や酒、みりんなどの調味料やせんべいなどもお米から作られます。
日本米は短く少し甘みがあり、炊き上げるともっちりしているためお箸で食べやすくなります。一方メキシコ米は日本米に比べると長めで、調理後も固くパサパサしている食感です。
メキシコ料理ではお米はメインディッシュではなく、あくまでもモレなど肉料理の添え物です。一般的によく食されるのは赤いメキシカンライスです。
また、「アロスコンレチェ(米と牛乳)」と呼ばれるスペイン由来のデザートも人気があります。
その他「オルチャタ」という飲み物は、水に浸したお米をミキサーにかけシナモンを加えたもので、メキシコでは人気の飲み物です。 メキシコの結婚式では新郎新婦に向かってお米を投げるライスシャワーの習慣があり、これはこれからの人生で食べるものに困らないようにという意味がこもった、豊かさの象徴でもあります。
御田植祭り
日本では田植えの前に豊作を祈願する伝統的な田植えの儀式が6月中旬に各地で行われる。大阪と千葉の御田植祭が有名で、歌や踊りで田植えの一連の作業を表現する儀式が行われる。
メキシカンライスの作り方
メキシコ米2カップ(10分間お湯に浸しておく)
油 大さじ3
トマト2個 角切り
玉ねぎ(中)4/1個
にんにく 1片(お好みで)
チキンブイヨン(又は水)2.5カップ
作り方
米の水をきる。
鍋に油を熱し、米を加えて色があめ色に変わるまで炒める(焦げないようにまぜ続ける)。
トマト、玉ねぎ、にんにくをチキンブイヨンと共にミキサーにかける。水の場合はコンソメ(固形1つ又は粉大さじ1)を加える。
炒めた米にトマトベースを加える。
ここでお好みでニンジンの角切りやグリーンピースを加えても良い。
鍋に蓋をして弱火で20分調理し、水分が完全になくなってから火を消す。